Tesyuke‘s diary

行く川の流は絶えずして・・・
日々忘れ去っていくことどもを書き留めて思い出といたしましょう。

なれないところでパン作り 番外 パンでなく・・

2010-02-02 22:10:41 | Weblog
ボストンでカレーパンを作ったことを思い出し・・ついでにと言うか、我が家でカレーを作った青年を思い出した!昔むかしの話。

例の不法滞在の英国青年と前後して、インド人青年も我が家に顔を出した。移民として渡英した両親のもとにロンドンで生まれたので、彼はイギリス人。hus.とはセクションが違うので、車に乗せていけない。
で、彼は電車で会社に行った。早く帰ってこられると通訳のいない状態でtesyukeはヒエー-お手上げ状態。通訳が帰ってくるまで、しょうがないから、ヒンドゥー語を教えてもらったりしたものだ。≪ハロー≫は≪ナマステ≫といったたぐい・・

記憶のかなたの話だが・・彼の家族名の意味するところは≪剣≫。で、カーストの二番目クシャトリア(王族とか武士とか)の家柄なのだと・・ちょっと誇らしげだった。とにかく黒髪のどっしりした体格の正真正銘のインド青年で、メイドインインディアの原色のシャツがとってもよく似合っていた。・・それで・・何度か泣かされたんだ・・・。一緒に洗濯したばっかりに白い衣服が薄ピンク・・薄いブルー・・に・・・

日本の夏が大変だったのか・・生まれつきなのか・・とっても水を飲む人だった。思わず笑ったことは、日本語がしゃべれないのにこれだけ言えた。 ≪水くださーい≫。必要にせまられると覚えるんやなーー! レストランに行っても、必ず一番にこれを言う。

そんな彼が、‘正真正銘のインドカレー’を作ってくれた。
まずは、彼のリストアップしたスパイスを調達しないといけない。これが大変。2010年ならたいていのものが手に入る。が、当時はなかなか。あっちこっち探したがどうしても1点手に入らなかった。
では、お昼にインドカレー頂かせてもらいましょ・・とて、休日の午前手に入らなかったものは無しのまま、調理スタート。
tesyukeの出る幕無し。(彼もレシピを書いてくれたが・・いまだ出番なし。)
ちゃんとできるかナーー?と、心配しながら作っていたかもしれないーーと、今は思いやることができるが・・。まだ?まだ?まだ?と、ちらっちらっと、のぞきに行ったものだ。

えん・えん・えん。えん・えん・・・と、時間はたち・・・
おやつですよーーーと、言う頃に出来上がり。待ちくたびれて、空腹のきわみ。欠食児童並みの家族に給せられた・・・
う・うまーーー(お腹すいてるとは言え)おいしかったよぉぉぉぉぉぉーー   
あっというまに完食!(いかんせん量が少なかった・・あれだけ待ってこんだけ?)
彼いわく『いつも作るのは彼女と二人分。ちょっと作る量間違えた----!』 なんと!

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