Tesyuke‘s diary

行く川の流は絶えずして・・・
日々忘れ去っていくことどもを書き留めて思い出といたしましょう。

《法然》展 と 《誕生!中国文明》展

2011-05-05 09:46:53 | 美術館・博物館など
アメリカから帰国して、10日。まだしゃきっとしないなかゴールデンウイークに突入。
いまいち盛り上がりにかけるなか、したことといえば博物館めぐり。

4月29日は京都国立博物館《法然展》へ。
今年は法然さんの800年遠忌にあたっての特別展。国宝の法然上人絵巻が目玉。実はNHKの番組を見ていてこれは早く見に行かないと・・と、飛び出してきたのだった。
法然上人絵巻が圧巻。とは言えこんなに沢山国宝を見せてもらうなんて・・めったにないことだ。

5月2日は奈良国立博物館《誕生!中国文明》展へ。
歴史でまず習う世界の四大文明・・・メソポタミア文明・エジプト文明・インダス文明・黄河文明。
パンフレットによれば、
ーーー黄河流域に位置する河南省は、中国王朝発祥の地です。かって幻の王朝とされた夏が紀元前2000年頃に興隆して以降、河南省には多くの王朝の都が置かれ、12世紀ごろまで中国の政治・経済・文化の中心地として栄えました。この地に花開いた文化が古代日本にも大きな影響をおよぼした・・・

4000年の歴史かぁ・・。4000年前に野山を駆け回ってたわけでないんだ
ぁ・・。これを見よとばかりにお宝の数々。日本の歴史も長いけれど、ここまで長いと疲れます!
で、一番の目玉は、座高2.5メートルに及ぶ唐代石仏の名作・宝冠如来坐像!大きい・・
それでも日本人には近しい感じのするものが多々あって、ルーツだなと再確認。