(TxT)<戯れ言ですよ

とみーのにっき&おえかきちょう

フラクタル EPISODE09 追いつめられて

2011年03月30日 | 視聴済アニメごった煮
なんか展開早いな。

 そんな今回のお話は…
 地下施設からなんとか生還したクレインとフリュネはグラニッツのメンバーと合流する。
 フリュネとネッサの秘密……そして「鍵」の秘密をを知るクレイン。フリュネもネッサも自分にとって大切な人だとクレインは二人を守る決意を固める。
 そんな中ロスミレ派の村が僧院により次々に攻撃されグラニッツの村も襲撃されてしまう。ロスミレ派はこれを機に僧院に総攻撃をかける事に。
 スンダはフリュネとネッサを守るようにとクレインに言うが……。
 以上公式のあらすじ。

 前科の予想通り、爆発からあっさり帰還したことから始まり、冒頭に書いたように展開としてはあれよあれよとロスミレ一派が僧院に総攻撃を仕掛ける所まで来た。
 クレインとフリュネ、ネッサはグラニッツの村に戻るが、フリュネは祭司長とバローを説得できる可能性があるとしたら「鍵」の半分である自分だとし、夜一人で出て行ってしまう。そんな彼女をクレイン・ネッサが追っかける所で今回は引っぱった。
 基本的にはロスミレとクレイン達を取り巻く状況が刻一刻と変わっていく様子を割と急いでみせながら、クレイン達三人や決戦に臨むグラニッツ一家などの交流を見せ、最初フラクタルが当たり前と思っていたクレインが、これまで自ら体感しフラクタルの庇護の元では出来なかったことや、人との触れ合いを通し変わっていた彼の心の有り様やそれに弾かれるフリュネなどを見せている。
 印象的なのはグラニッツが決戦に赴く中、クレインたちが穏やかな時間を過ごしながらも夜にフリュネが出て行ってしまう一連の流れで、朝にクレインはなんにも変わってないなどと怒っていたけれど、第1話とは随分と違っていて、ただ「鍵」であることが嫌で逃げていた時の彼女とは違い、今度は祭司長やバローと立ち向かう為に出て行ったのだ。そして自分の想いを手紙にしたため、これまであった色々を経て彼女の中で何かが変化した様子が読み取れる。
 またクレインも上記したように、フラクタルを当たり前に利用し庇護を受けて生きていた彼が、フリュネやネッサ、グラニッツ一家に出会い、触れ合い、体験体感し、人が人らしく生きることと僧院のやり方は違うと感じ、手と手を取り合って感じ合えることの素晴らしさに気付く。
 フラクタルから見放され難民となる人達もこれまでに紹介されたが、グラニッツ一家と行動を友に下クレインも、フラクタルの管理の元を離れたことは同じで、それでも彼はそれに不自由する事無く、逆に新しく何かを感じ取り、もうフラクタル無しでは人は生きていけないとされる中での希望となっている。他の人々も彼のようになることも出来るはずなのだ。

 その崩壊しつつあるフラクタルや鍵についてはだいぶ分かってきたこともあり、鍵とは僧院が神と崇める一人の少女の精神がネッサで肉体がフリュネだと言う。そのふたつが融合するとひとつの鍵となりシステムの再起動が出来るわけですが、結果としてフラクタルが完全に機能を取り戻すことは分かるけれども、フリュネやネッサがどうなるとかは分からないな。
 バローは要はその神となった少女のクローンの生成法を発見し、多くのフリュネ達を作り出したのですが、今ひとつの訴訟女とフラクタルの関連性もよく分からなくて、なんで僧院はその少女を神と崇め、フラクタルの礎としたんだろうなぁ。劇中の説明からフラクタルは内包する全ての人の願い、欲望をかなえることとあって、案外フラクタルはその神となった少女の希望を叶えるためだけに作られたのかもしれないなぁ。
 ネッサの好きが好きで嫌いが嫌いというのは、人々が争う事無く平穏無事に暮らせる、そういったことを神となった少女の想いなのかもしれない。

 しかし、フラクタルが完全に崩壊しなくなったとして、とするとネッサはいなくなっちゃうよなぁ。しかしネッサはフラクタルの圏外でもちゃんと見えていたりするのでその辺はなんともですが、今回、皆で写真を撮った際、ファインダーからのぞくネッサの姿は映っていなかったけど、オチとしては案外最後にいなくなってしまったネッサであったが、何故か写真には写っていて、皆がその存在をちゃんと認識するみたいな感じだったりしてな。まぁ私の予想は大概当たりませんが(苦笑)。

 なんにせよ、物語はもうクライマックスで、最後にどう締めるのかが楽しみ。ではあるんだけど、なんかここへ来て随分と展開が早く、ポンポンと進んでいってしまうのが気になるおところ。消化不良で終わらないことを祈るばかりです。

11/03/29

2011年03月29日 | 日記?
■今日の一枚 夢原のぞみさん
 (web拍手を送る)
 またプリキュアぴあを参考に、制服姿を描いてみました。下書きですが。
 やっぱ特別好きなキャラだと描くのが楽なような気がしないでもない。というかやっぱ書いていて楽しいやね。
 
■拍手送って下さった方
 ありがとうございました。


 データカードダスのDVDが届いたんで見てみたんですが……やっぱ随分と子供っぽいな。ポリゴンもちゃちいし。(ちゃっちいは方言ですかね?)
 ちょっと思っていたようなのじゃなくて残念。っていうか、オールスターズDX2の特典映像を見ている身としてはすげー物足りないな。
 まぁ安いからいいんだけど。

スイートプリキュア♪ 第7話  テッテケテ~!音吉さんの秘密に迫るニャ♪

2011年03月28日 | 視聴済アニメごった煮
相変わらず戦闘のおまけ感はすごかったが日常パートはなかなかおもしろかった。

 そんな今回のお話は…
 しらべの館でピアノの練習をしている響と奏。2人で1つの曲をピアノでひけば、ハーモニーパワーがアップして、プリキュアとして強くなれるはず!
 しらべの館には、調辺音吉(しらべおときち)さんという、不思議なおじいさんがいるの。今日はいつのまにか、帰ってしまったみたい。
 ふと、見ると「ワシのたんじょうびにくれたんじゃ~」とよろこんでいた、おまごさん手づくりの音吉にんぎょうが落ちていたの。忘れていったんだ!
 「とどけてあげなきゃ!」2人の音吉さんさがしの旅がはじまる!でも、よくかんがえたら、音吉さんの家もしらないし…。
 なかなか見つからず、お腹がすいた響は、「明日でよくない?」とあきらめモード。でも「やると決めたらさいごまでやる」という奏。
 町をさがしていると、ハーモニカをふくミュージシャンが…。音吉さんだ!やっと見つけた!これでにんぎょうをわたせる!!
 ・・・アレ!?持っていたはずの音吉にんぎょうがないっ!!どこかでおとしちゃったかも~!!
 そのころ・・・音吉にんぎょうは、トリオ・ザ・マイナーたちの手によりたいへんなことに…!!
 以上公式のあらすじ。

 お話は響と奏が音吉さんの忘れ物を届けるというイベントを遂行しつつ、ケンカしたり仲直りしたりする話。
 と書くといつもと同じようではあるが、今回はその同じような話ではあるものの、不意に訪れたふたりきりの時間をもったことで、お高いの良い所を再認識し、そして自分の悪い所を改めるといった内容で、より響と奏の仲が進展する様子を描いていると共に、彼女らの個性が出ていて派手さのない話ではあったものの見ていて楽しかった。
 つまらないことでケンカしてしまうのはいつも通りであるが、なんだか含みのあるキャラクター音吉さんの計らいによってふたりきりになってしまった響と奏は、孫の手作りの音吉さん人形の忘れ物を届けるというイベントを遂行しながらお互いの良い所悪い所を見つつ思い出の場所へ辿り着く。
 幼かった頃に一緒に遊んだことがフラッシュバックする奏に「久しぶりに一緒にやろう!」と同じ遊びを誘う響。そうする中、頑固であるが故に素直な奏が「あの頃見たく何でも言い合おう」と提案する。
 奏は響と今のままでいたくないのだ。一番の親友であったあの頃、何をするにも一緒だったあの時、またその頃と同じような関係に戻りたい、同じような関係になりたいのである。
 思えばこれまで、響き曰く「上から目線」な物言いは、響にこうあってほしいという願望の現れだったように思える。前回判明した姉という立場からしっかりしていなくてはならない奏は、一人っ子で自由奔放な響に案外あこがれる部分があったのかもしれない。そういった中で、響にはもうちょっと規律であったり、こうと決めたら諦めない姿勢を持ってくれればもっと良いのにと思う所があってのいつものお説教だとするとうなずける話ではないだろうか。
 一方、響の方も頑固で融通の利かない堅物と奏のことを思いつつも、それ故の素直で真っ直ぐな彼女に心地良さを感じている節がある。
 上記した「何でも言い合おう」とか、戦闘での「言いたいことがあるならいって」という直球を渕当ててくる奏は、ちゃらんぽらんな所がある響にとって、真っ直ぐ真剣に食い込んでくる彼女の姿勢は分かりやすく心に伝わるのであろう。ケーキの話でもそうだったように、響は語彙が少ないので、奏くらいのストレートさが彼女にとってちょうどいいのだろう。
 あんまり緩衝剤としての機能も果たせていないハミィという横槍がない分、気持ちが素直に伝わって、やんわりと進展していくふたりの仲が見ていて気持ちよかった。
 まぁ話の展開としては、上記思い出の公園の部分は最後に持ってきてほしかった所で、せっかくすごく仲が回復したと思ったら、またつまらんことで言い争ったりするのでなんだかなーと思ってしまったが、よくよく考えてみると、公園にたどり着く以前と以降ではちょっと感じが違って、以降の方は響き曰くの上から目線の説教的な所はあまりない。
 そういった所も鑑みて、仲の進展をドラマチックに熱くというのではないが、割としっとりした感じでやんわりと第1話からの関係が変わっていく様子が見ていて気持ちよい。また、上記公園の出来事と同じく、ラストの寝る前に懐中電灯をチカチカと合図を送るのも、きっと子供の頃にやったことなのだろうが、その一番仲が良かった頃の思い出を今またやるというのがだいぶふたりの気持ちが近づいてきている感がよく表れていて印象的であった。

 さて、上記したように今回は響と奏の個性という所もよく出ていて見ていて興味深い。
 ビジュアル的に好みだからなのか、個人的には奏の方が印象的で、とにもかくにも奏は頑固である。それと同時に彼女はこうと決めたら徹底的で全く融通が利かないのだ。
 海で転んで水浸しになった件で、響の「もう明日にしよう」は至極真っ当な意見で、行方がようとしてしれない人物をその日の内に捜し出し、落とし物を届けなくても良いだろう。
 そもそも調べの館にいるらしいのだから、今度あった時でも特に問題はあるまい。しかし奏は今日中に届けると言ったら届けるのだ。それは何故か。後日渡すよりも今日渡した方が良いに決まっているからだ。
 彼女の頑固さはその素直で真っ直ぐな性格の表れで、その真っ直ぐさはどんなに叩いても曲がらない。とにかく素直に真っ直ぐ、それが奏であるのだが、外国の方に話しかけられた件で、自分で喋れば良いのにわざわざ響きに耳打ちしたりする所を見ると、彼女はどうも積極的というわけではないようだ。
 調書は短所とはよく言ったモノで、奏の素直で真っ直ぐは頑固で融通が利かないのである。前回にアコが「アンタ、モテないでしょ」と言ったのは見ていてかなり当たっているんじゃないかと思う(笑)。
 真面目過ぎて頑固だし、あーだこーだ言うし、融通利かないので、きっと学校の野郎どもは「南野は可愛いけど性格がなぁ……」とか絶対言われているに違いない(笑)。
 響の方はと言うと、自由奔放で主言ったったら考え無しにすぐ行動な主役っぽい個性な割に、ちょっとの障害などですぐに「もういいよ」とか言って諦めてしまったりする。
 それは奔放であるが故で、劇中奏が言っていたように思い通りにいかないと投げ出してしまう。「こうならないならやーめた」っていう子供っぽい所があるのだ。
 そんな子供っぽい彼女だからなのか、あんまり難しい物言いをすると伝わらないらしく(例としては3話の父親の言葉みたいな)、上記したように、奏くらいに真っ直ぐドーンと行かないと理解できないようで、それ故に奏の素直さを響は気に入っているようだ。
 そんなふたりの個性という所で個人的におもしろいシーンがあって、外国方に話しかけられた後で、奏が響の英語を茶化したシーン。
 個人的にその奏はイヤミに見えたのだけど、響はそんな奏にアハハと笑うのだ。見ていて響は怒ってもいいんじゃないかと思ったのだが、よくよく考えてみと、奏のそれは茶化したのではなく彼女のお茶目だったのであろう。響は頑固で堅物な彼女がそんなお茶目をしたことに笑ったのだ。
 これまで見ていてあんまり無二の親友という感じがしていなかったのだけど、上記したことを見て「あぁなるほど」と思ったのでした。

 第1話からふたりの関係はだいぶ変わってきてはいるけれど、正直もうちょっとドラマチックにジーンとくるようなイベントがあってもいいと思うが、もしかして今回がそんなイベントであったのだろうか?話数的に。
 そうだったらちょっと寂しすぎるんじゃないのかなぁ。もっとでかいイベントがこの後にあることを期待したい。

今週のまたみてね
 今回のまたみてねは「セイレーンと世を忍ぶ仮の姿エレン」でした。
 次回はセイレーンの世を忍ぶ仮の姿が変装するようだが……なんだかすごく可愛いんですけど。エレンよりもそっちの姿でいてくれた方が個人的には良いかな、とかちょっと思ってしまったよ。

フラクタル EPISODE08 地下の秘密

2011年03月27日 | 視聴済アニメごった煮
むぅ、「鍵」とはなんだ?

 そんな今回のお話は…
 バローに捕らわれてしまったクレインとフリュネ。重傷を負ったクレインを人質に取られ、フリュネはバローの仕打ちに耐えるしかない状況に。
  一方クレインはネッサと同じ容姿の女の子に出会う。フリュネの居場所を尋ねるが、彼女は自分の名前もフリュネだと言いなんだか会話がかみ合わない。
 そんな中クレインは自分が捕らわれた施設の全貌を知ることになる。
 以上公式のあらすじ。

 お話は僧院の地下施設に収容され、フリュネの秘密の一部を知る、という内容。
 3話あたりに出てきたネッサと同じ容姿の女の子は、どうやらフリュネのクローンだったようだ。まぁ要するに「鍵」を複製しようというのがバローの腹のようだ。
 しかし、使い物にならないそのクローンフリュネは消され、何をどうもって「鍵」となるのかがよく分からない。
 バローがフリュネがまだ鍵足り得ているかどうかを調べると言ってさせようとしていた所を見ると、どうも処女であるかないかが重要なようだが、それとシステムに何の関係があるというんですかね。全然関係ないような気がするんですが。
 そう言ったことを考えて、案外「鍵」とか言っているけれど、時間が経ち過ぎて本来の鍵と別の形で伝わってしまっていて、オチとしてシステムの再起動とは関係無いとかだったりするんじゃないのかなー。
 とまぁ物語的な所は随分と核心に近づいてきた感じですが、全てを知るにはまだ遠いと言った様相。もう1、2話進めば分かる所も多いだろう。もう終盤だし。

 お話の方としては、大量生産されるクローンに替わりはいくらでもいるとするところに、誰かと関わればそれだけでもう替わりのいる誰かではなく特別なんだということをドラマチックに描いている。
 命令でクレインを見張っていたクローンフリュネは、クレインと行動を共にし、彼の中で特別なクローンフリュネとなった。
 いくらでもいる中のひとつではなく、唯一の存在。自分がいくらでも作られ、同じものがたくさんある中のひとつと自分を認識していた彼女は、自分に意味を見いだせなかったのだろう。しかし、クレインという他人と触れ合い共有する部分が出来て、たくさんあるなかのひとつではなくひとつの存在として成り立った。そういう意識が彼女を変え、またただ鍵であることがいやで逃げ出した本物のフリュネをも変える。
 鍵だとかクローンだとか、同じものがたくさんあるとかの見える部分が大事なのではなく、誰かと少しでも何かを共有し積み重なった部分があるならば、それはその人にとってもう特別な存在なのであるということを、地下施設からの脱出というイベントの中に盛り込んであり、物語が核心に近づきつつある盛り上がりと共に、そういうことを上手く見せていると思う。
 特にはクレインを助けてくれたクローンフリュネが逃げるクレインたちに道を指し示し、一緒に行こうと言うクレインに、彼が傷に撒いてくれたハンカチを胸に当てるシーンが印象的で、たくさんの中のひとつではなく「特別」な存在にしてくれた、私にはそれだけで十分だと言っているように見え、そうしてくれたクレインが助かるならそれでいいとする彼女が物悲しいが、クレインのした特に何か特別なことをしたわけでもない普通のことが何かを変える一因になった。
 特別なことがなくても特別になる。自分で感じ体験する。それを誰かと分かち合う。日々の色々なことのひとつひとつが特別になるという事を語っている、ような気がします。

 さて、ちょと気になったことなんですが、前回撃たれて重傷を負ったクレインですが、特に生死を彷徨うこともなく劇中の進んだ医療であっさりと直ってしまっていたましたが、今回の引きとしても、地下施設の大爆発で引っぱりましたけど、たぶん次回の冒頭であっさりクレイン達が生還しているんでしょうね(笑)。
 いやまぁそういう引きは別にいーんだけど、その後があっさり過ぎて拍子抜けしちゃうよ。なんかガンダム00の2ndシーズンもそんなんようけあったなぁなどと思い出してしまいましたよ。

GOSICK-ゴシック- 第10話 風邪ひきは頑固な友人の夢を見る

2011年03月24日 | 視聴済アニメごった煮
解決編としてそれなりの高揚感みたいなものはある。

 そんな今回のお話は…
 ジャンタンの地下で、マネキンにまぎれて本物の少女がいるのを見つけた一弥は、 何か事件が起こっていると考えて、ブロワたち警察に相談を持ちかける。
 しかし、 証拠が見つからない。そこで、一弥は電話でヴィクトリカに助けを求め、街で出 会ったルイジという少年とともに手がかりを追う…!?
 以上公式のあらすじ。

 お話としては冒頭書いたように解決編で、有名デパートぐるみの犯罪に証拠を示せない久城が、ヴィクトリカとその他の力を得て事件を解決に導く。
 原作の方とは流れが少し違っていて、たしかグレビールと久城の演技というのはなかったように記憶している。しかしこのアニメの方が流れとしては良く、相手を出し抜いた「してやったり」感はこちらの方が見ていて気持ちよかった。
 また事件解決後の首都から久城が汽車で去るまでは、首都で事件に巻き込まれ、そこで出会った人々との出会い、事件を解決し境遇の変わった人たちと別れることで、大団円を迎えたのも気持ちの良い流れであった。
 今回はそう言ったデパートぐるみの犯罪の牙城を崩す仕掛けを段階的に見せ、最終的にはこれまで出せなかった証拠を高らかと見つけ出し、おぞましい人身売買をする者達をやり込めるという、前回はデパートという巨大な組織にやり込められていた久城がやり返すという大逆転の高揚感があり見ていておもしろかった。
 
 とはいえ、手放しで褒めることばかりではなく、残念に思う所もあって、それはヴィクトリカが特に役に立ったように見えないことだ。
 まぁ実際の所、彼女は久城の側にいるわけでもないし、犯人と直接やり合ったわけでもないので、今回の話としての役所はあまり大きくはないのではあるが、事件解決の為に彼女の知恵を借りたのであらば、それなりの何かがあっても良いだろうと思う。
 2話でまとめてしまった分、事件の前でのヴィクトリカとの会話であったはずのフラグがないのがその一因で、その事件前の色々が後々生きてくることがこの話でのヴィクトリカの存在感なのだけど、そう言った部分はこのアニメでは端折られたため、ヴィクトリカの印象が薄くなってしまった。まぁ、ヴィクトリカはいわゆるアームチェア・ディティクティブなので、彼女としては状況が知れればそれで良いのだけど。
 
 と、いわけで、個人的には今回は流れの中で高揚感を作っており、その点で楽しめたのだけど、まぁ印象としてはあんまりいつもと変わらない感じではある。
 オチのパイプ置きも、本来ならば事件編で久城が買うのを見せるべきで、今回のラストに出てくる唐突に出てくるそれは一体なんなのかがよく分からなかったりする。そんなダイジェスト感は相変わらずだ。
 どうせ2クールやるのであらば、全体的にもうちょっとひとつひとつのエピソードに尺とってもいーんじゃないですかねー。
 色々なことが積み重なって解決の決め手となる感じがしないんだよなー。淡々と進んでいる感じがなんとも。
 それでも今回はひとつの話として抑揚があって良かったですけどね。

11/03/23

2011年03月24日 | 日記?
■今日の一枚 第48話のキュアマリンさん
 (web拍手を送る)
 大きいのはこちら(別窓)
 やっと出来ました。他の溜まっているヤツも塗らないとなー。
 どーでもいーけど、背景どんなだったかなーと48話を見返してみたんですけど、やっぱこの回の戦闘燃えるなぁ。
 カッコいいわぁ~。

■観に行ってきたよDX3
 そんなわけで、映画プリキュアオールスターズDX3を観に行ってきました。
 地震の影響で津波のシーンが削られているという話でしたので、まぁ仕方なかろうとおもっていたんだけど、やっぱぶつ切り感はあったわな。ああ、ここで切りましたねと分かる感じ。
 それがあったからかどうかは分かりませんが、どうも今ひとつ印象としては薄いなぁ。物語としてちょっとパンチに欠けたような気がします。
 話としては戦闘よりもドラマの方に重点が置かれており、アクションという部分で派手な所はないが、離ればなれになってもお互いのパートナーと繋がっているんだという部分で熱く語ってくれるのはこのアニメらしくて良い。
 お話としてちょっと残念なのは、妖精たちと離ればなれになってしまうということで泣かせにきていてちょっとホロリとくるんだけど、今スイートプリキュア♪やっているわけで、まぁそんなことにはならないよなぁーなどと思ってしまえるのはオレが汚れた大人になってしまったからなんだろうかね。ああ、よごれちまったかなしみに。
 チーム分けについては、いつもと逆のパターンになっているハートキャッチプリキュア!のつぼみとえりか、特にはえりかがいつも通りの異彩を放っていて、彼女を愛して止まない自分としては満足。それとホワイトことほのかさんがカッコいいです。個人的にはシリアスな赤・青組よりもコミカルな黄組が見ていて楽しかった(笑)。こいつらのはもうちょっと長い尺で見て笑いたかったかな。
 そういえば、私の前の席の女の子がミラクルライトをつける際に、大きく手を振ってライトを灯していた。プリキュア、間違ってないぜ!メインターゲットはちゃんとついてきているぜ!10年、20年とシリーズが続いてくれるといいなぁ。
 あ、そういえばついでに、やっぱ秋にスイートプリキュア♪の映画がやるそうです。まぁそれは分かっていることなんでいーんですけど、今回のDX3は「最後!?」と銘打っているんですけど、来春の映画はどーするんですかねー。
 どうせならもう映画は「○○プリキュア」の映画じゃなくて「プリキュア」の映画にして、春はMaxHeart、GOGO、ハートキャッチと新しいプリキュア。秋はS☆S、フレッシュ、スイートと新しいプリキュアとか分けちゃえばいいと思うんですけど、どーですかね。それでも多い?ですよねー。


 どーでもいーけど、「データカードダス プリキュアオールスターズ キラキラ☆おしゃれDVD」 を注文するのを忘れていてあわてて発注かけた。
 くっそー本来ならばもう見ているはずだったのに。とりあえず発送のメールが来ていたので明日には届くようだが。
 しかし、ハートキャッチの映画のBDはいつオレの手元に届くんだろうなぁ……。

スイートプリキュア♪ 第6話  ガミガミ!お説教が生んだミラクルベルティエニャ♪

2011年03月23日 | 視聴済アニメごった煮
成田良美、さすがだなぁ。

 そんな今回のお話は…
 今日はホワイトデー!バレンタインデーに想いをこめて、あこがれの王子せんぱいにチョコをわたした奏も、王子先輩からどんなプレゼントをもらえるかドキドキ!
 奏が家に帰ると、お店のキッチンで弟の奏太(そうた)がコソコソなにかしてる!ヤンチャでいたずらっこな奏太は、いつも奏におせっきょうされてばかり。
 「またつまみ食いして!いいかげんにしなさい!」そんなふうに奏太は、奏にしかられるのになれっこなはず。それなのに…
 「ねえちゃんなんか、だいきらいだ!」と言って、店をとびだしてしまったの!
 そのとき、奏は、キッチンに手作りのカップケーキをみつけるの。
 かざりの板チョコには「ねえちゃんへ」と書かれている…もしかして…
 奏は、カップケーキがはいった箱を持って奏太をおいかけたわ!でもそのカップケーキには、伝説の楽譜の音符がかくれていたの!!
 音符をねらって、セイレーンも近づいてきた…!奏と奏太は、仲直りできるの?伝説の楽譜の音符を守ることはできるの?
 以上公式のあらすじ。

 お話はいつもの通りのケンカして仲直りではあるんですけど、なにがさすがってプリキュアが闘う理由がちゃんとあるし、ネガトーンのネガティブ音波にもしっかりとした役所があったし、ミラクルベルティエが出現する際にも、しっかりとした響の想いがあるので無理がない。
 常々言っておりますが、フィクションはウソをウソと思わせたり内容に疑問を持たせたら負けである。しかし今回は「なんでだよ」と思う部分がなかった。やっぱりさすがは成田良美である。
 前半の問題提起の部分としては結構かったるくはあるんだけど、問題が起こってからはとても楽しんで見ました。弟のいる奏と一人っ子の響と、弟の奏太と姉の奏を上手くミックスしていてさすがこういう話は上手いはと感じた。
 特にはいつもおまけ感が凄まじい戦闘が良く出来ていて、上記したように、まずプリキュアとなる所でも、奏太が作ってくれたカップケーキをネガトーンにされることで、ふたりが変身して立ち向かう理由になっている。
 そして心が弱っているとしてリズムの力が発揮できないという部分も良い。まずメロディの攻撃というか、いつも攻撃がヒットする際に「キィン!」と音が鳴っていたんだけど、今回のリズムにはそれが無く、「力が発揮できていない」感がありありと分かるのが良いし、それでも立ち向かっていくリズムとそれをなじるセイレーンも良い。
 悪役はその悪さがキモなので、力が出ないからといって弟を見捨てるマネは出来ないとそれでも立ち向かっていくリズムの勇気と愛をなじる事は重要である。そしてネガトーンが傷心の奏太にネガティブ音波を聞かせ、彼の心を弱らせる悪どさ、それがあってこそリズムの「力が出ないくらいで、大切な弟を見捨てる事なんて出来ないのよ!」が効いてくる。
 また、そんなリズムを見てメロディが思う所があるようを描いているのも良くて、それだからこそのその後の口上があって気持ちの高ぶりからのミラクルベルティエ出現に無理がない。
 それまでそういった細かい描写に欠けていた分、今回は戦闘からの綺麗な流れがとても良く、プリキュアらしさが見ていてとても気持ちよかった。毎回こうだと良いんだけどなぁ。
 それとちょっと細かい部分ですが、ハミィとセイレーンで音符の取った取られたがあったのは、コイツらの目的が伝説の音符を集める事で、特にセイレーンがここ数回響と奏を仲違いさせるのが目的のように見えてしまっていたので、やっぱり目的としてある以上、ほんのちょっとでもこういった部分はあった方が良いだろう。
 もうひとつ。これまで戦闘後にハミィが「ニャプニャプ~」と手を打っているのはなんの意味があるのだろうと思っていたけど、今回音符を浄化する描写があり、ああそういう事でしたかと納得できました。ってゆーか、それは第1話でやっておけよ!

 と、ここまで良い所ばかり言ってきましたが、まぁ不満点もありまして、それは奏太の同級生「アコ」のことである。
 それなりにインパクトのある登場と性格付けがなされていたので、話に絡むんだろうなぁと思っていたら、特に今回は彼女に何もなかった。
 とても単なるモブには見えないデザインだし、時々一人で寂しそうにしているなどとフラグらしき物を立てていたので、まぁ後々何かしら役所があるんだろうとは思うんだけど、もうちょっとなんかあっても良いような気がしますなぁ。
 案外この子がOPの覆面プリキュアだったりしてなー。ハートキャッチで初の高校生プリキュアが出たんだから、初の小学生プリキュアがいても良いだろう。いや別に私の趣味というわけではありませんよ?
 けどアコってEDのクレジット見ると名字がないんだよね。やっぱただのゲストキャラなのかな?

 と、いうわけで、お話全体としてはいつも通りなんですが、そのいつも通りを楽しく見れた。先にも述べましたが、毎回これくらいはやっていただきたい所。
 あとこの序盤戦でやっぱり大きなイベントが欲しい。このままで中盤で出るであろう三人目までは保たないだろうよ。それに期待したい。

今週のまたみてね
 今回のまたみてねは「次回のゲストキャラ音吉さん、響と奏、ハミィとセイレーン」でした。
 音吉さんはやっぱキーパーソン、なんですかねぇ。まぁでも王子先輩よりかは役所ありそうな感じではある(笑)。

フラクタル EPISODE07 虚飾の街

2011年03月23日 | 視聴済アニメごった煮
前回から一転、今度はフラクタルが完全に生きている街へ。
つか、なんか作画が……。

 そんな今回のお話は…
 水探しの途中ではぐれてしまったクレインとネッサ。ミーガンというドッペルに助けられたクレインは完全都市「ザナドゥ」へとやってくる。
 ザナドゥはフラクタルシステムがまだ完全に機能している街。そこでクレインは何者かから妨害を受け高熱にうなされるネッサを発見する。
 エンリ達はゲイルという人物に出会いクレイン達を探してもらうが……。
 以上公式のあらすじ。

 まぁ作画はともかく(じゃあ言うなという話だが)、お話の方は割と急転した感じではある。
 今回はフラクタルが完全に機能している街での出来事で、それを通してネッサの気持ちをクレインが知るというのが本懐であろう。それと共に、フラクタルにつかり生きる人やそこでしか生きられない人を描いており、フラクタルは果たして滅びていいものなのかを問うている。ような気がする。
 そんな中興味を引いたのは本懐の部分で、クレインが連れられた完全都市ザナドゥで、きらびやかな街ではあるものの全てが虚構で触る事が出来ないものに対して、暖かみを感じられない、実感を得られないことがどんなに寂しく冷たいのかを知る事で、はじめてネッサのおかれている環境と気持ちを知るわけですが、ダナンにおいてもクレインとフリュネ以外はバイザーをつけなければネッサを見る事も、その声すら聞く事が出来ないわけで、その寂しさたるやという話である。
 認識されてこその存在なので、例えば自分が全ての人に気付かれることがなかったり、目に見えているのに触れなかったり触られる事がなかったのなら、それは想像するだけでも結構つらいだろう。
 常に明るく笑顔を振りまいているネッサが、ただ単にそうであるのではなく、そのさみしさを押し込めていて、それが分かったクレインにないて抱きつく彼女が印象的であった。

 さて、お話としてはひとつの話の中で二重構成になっており、フラクタルというネット上の虚構の街にいるクレイン達と現実世界で彼らを捜すエンリとフリュネ達を上手く組み上げてあり、お話として結構おもしろく出来ている。
 それでも虚構の世界と言えど現実世界の上に成り立っており、重なる部分と重ならない部分、虚構と現実の二重構造で成り立っている劇中世界のおかしさに、僧院から手配されているクレイン達を上手く乗っけて話が作られている。そういった中で物語としてのネッサの役割である所の片鱗や謎を見せて興味を引っぱっているのも良い。
 興味を引くと言えばやはりネッサの事で、世界を滅ぼす事も救う事も出来る鍵、らしいのだが、今回ネッサがザナドゥをその秘めたる力で消してしまった所を見ると、案外ネッサは自分がどういうものなのかを自覚しているのかもしれない。
 しかし「鍵」と比喩されるのはネッサだけではなくフリュネもそう言われているのだけど、ではフリュネにはどんな役割があるというのだろうね。データでない生身のフリュネはどういった部分で「鍵」だというのだろうか。謎は尽きないがその謎が分かる時がこの物語の終わる時なんだろうなぁ。

 物語としては、今回クレインが撃たれてそこへ僧院の船がやってきた所で引っぱり、続きが気になるところ。
 これからどうなっていくのか楽しみだなぁ。

インフィニット・ストラトス 第9話「海に着いたら十一時!(オーシャンズ・イレブン)」

2011年03月23日 | 視聴済アニメごった煮
水着回につき、肌色面積多めでお送りしております。

 そんな今回のお話は…
 臨海学校を直前にして、水着を買いにショッピングモールへと来た一夏とシャル。
 まるでデートのような状況にときめくシャルの後ろを、鋭い目つきで尾行する鈴・セシリア・ラウラの姿があった。
 一方で、箒は自分も専用ISを手にしたい思いが募り、因縁深きとある人物へと電話を掛ける。
 それぞれの想いが交錯する中、水着だらけの臨海学校が幕を開ける!
 以上公式のあらすじ。

 冒頭書いたように水着回であり、まぁ得てして水着回なんぞの内容はあってないようなものである。
 そんなわけで、半裸だったり全裸だったりの女の子が朴念仁にして唐変木な野郎となんやかんやするエロコメな様子を楽しめば良いわけですが、相変わらずの「なにそれ?』っぷりが凄まじい(笑)。
 もうアバンから全裸のラウラが布団に入っていたり、その朝に全裸であったラウラは何故か水着で恥ずかしがったり(ラウラは全裸は別に恥ずかしくないのだろうか)、鈴が足つったイベントを起こし、てっきり野郎のマウストゥマウス云々のコメディに移行するのかと思いきやそうでもなかったり、極めつけはラウラを隊長とするドイツ本国の「黒ウサギ部隊」ですよ。
 俗世に疎いラウラがどんな水着を購入して良いか分からず部隊に連絡し選択基準を乞うのだが、そこで部隊のマンガ・アニメオタクの副隊長が「秘策があります!」などといってAパートを引っぱったので、いったいどんな恥ずかしい格好をさせられるのかと期待しておったのですが、満を持して登場(?)したラウラの水着はごく普通のものであり、このがっかり感となにそれ感はなかなかの凄まじさであった(笑)。

 さて、このアニメの女の子に、何かしら思う所のない自分としてはメインキャラその他の水着を見た所で特に何もなかったりするんですが、ただ一人気になった女の子がおりまして、おそらくはEDクレジットで役名「のほほんさん」と書かれているキャラクターであろう女の子が何故かキツネかピカチュウの様な着ぐるみなのである。
 セシリアのおっぱいとおしりよりも、鈴の貧乳よりも、シャルルの生着替えよりも、ラウラの全裸よりも、むしろのほほんさんの方が気になるよ!!
 それ水着なの?それを脱いだら全裸なの?ただ単に着ているだけなの?ってゆーか暑くね?それ。つか劇中の誰かはそれに突っ込めよ!!なんでスルー?
 ああくそっ!のほほんさんめ。このアニメのどんな女の子よりもアンタが気になって仕方ねぇよ。友達になってください(笑)。

 一応本編としてはアバンと最後でフラグも立てておりまして、行方不明の箒の姉でありIS開発者が出てきたんだけど、どんな科学者かと思っていたら、頭のいかれたマッドサイエンティストであった(笑)。
 まぁ彼女については次回に出てくるそうなのでそっちが詳しいだろう。しかしだ、上記しましたが、彼女は「行方不明」なんじゃなかったっけ?なんかフツーに箒と野郎の姉が連絡取ったとか言っておりましたが……。いいのか?それで。
 どうせ荒事に巻き込まれるといけないから身を隠しているという事なんでしょうけどねー。

 しかし、今回は本当に内容は……ないな(笑)。好きなキャラがいる人は水着に悶えると良いよ。まぁオレ的にはのほほんさんが気になって仕方なかったです(笑)。
 ああ、どーでもいーけど、セシリアにサンオイルを塗る件。鈴は少なくともセシリアのア○ルくらいは触っちゃってるよねー。そりゃ「ひゃぁん!」とか言うわ。どーでもいーついでに言うと私は中の人ゆかなさんの声が好きなのでちょっと嬉しかったです(笑)。

11/03/21

2011年03月21日 | 日記?
■今日の一枚 キュアマリンさん作成中
 忙しくて色塗るどころの騒ぎじゃなかったよ。感想も書けてねぇどころか見れてもいねぇ。
 ……つーか、録れてるんだろうか?


 ハートキャッチプリキュア!の映画のBDの発送が遅れている。まぁそれは仕方ない事だなぁ。でもあんまり地震と関係無いような気がしないでもないんだが……。
 ま、それはともかく、先週忙しくて休みを潰したので火曜に振り替えた。よぅ~し!プリキュアオールスターズDX3観に行くぜぇ!!
 平日の朝なら羞恥プレイされる事無く観れる!はず。たぶん。
 と、その前に溜まっているであろう録画したアニメ見よっと。