おごじょの気まぐれ日記

人生いろいろあるけど、
すべてを楽しもうっていうのがモットー。

THE MUSICAL CONCERT at IMPERIAL THEATRE

2020年08月24日 | ミュージカル・舞台
ついに、生舞台!
数か月ぶりの帝劇!

なんとか取れたチケットは「THE MUSICAL CONCERT at IMPERIAL THEATRE」のProgram C。
2階席の下手端。
左右前後の席は空いていて、密を避ける配席となっており、劇場内のスタッフからのいつもの注意事項もパネルで表示。
退席するときも案内によって順番に、といった工夫がなされていた。入場のチケットのもぎりもセルフ。

MCの井上君が舞台に現れた瞬間の高揚ったら、久しぶりの感覚。
オーケストラの生音、照明、スポットライトの熱、演者のさっそうとした姿に「あ~エンタメが戻ってきた!」とうるっとしてしまいました。
劇場ならではの空気感はやはりオンラインでは味わえないもの。
やっぱりナマはいい。

この「THE MUSICAL CONCERT at IMPERIAL THEATRE」は、東宝ミュージカルの70年の歴史をたどるといったもので、
江利チエミさんや森繁久彌さんなどのかつてのミュージカルスターの映像とともに、朝夏まなとさん、石井一孝さん、一路真輝さん、佐藤隆紀さん、島田歌穂さん、瀬奈じゅんさん、ソニンさん、田代万里生君、平野綾さん、ゲストとしての大地真央さんらが東宝ミュージカルの数々の名曲を歌うというコンサート。

「レ・ミゼラブル」「ルドルフ ザ・ラスト・キス」「モーツァルト!」「エリザベート」などのほか、「風と共に去りぬ」「ローマの休日」といったミュージカルのそうそうたる?ナンバーが披露された。
井上君は「屋根の上のバイオリン弾き」「見果てぬ夢」「明日への道(階段ではなかった)」「私が踊るとき」「塵と灰」などを歌い上げてくれた。井上君の歌声はやはり格別!
一路エリザの時にルドルフだった井上君がトートとして一路さんと「私が踊るとき」を歌う時が来るなんてと感慨無量。

また、こうした時間は東宝が夢と希望を与えてくれるエンタメの世界を作ってくれたからでこそ。
これからも頑張ってこの世界を守っていこうというエンタメ業界の主張でもあるだろう。

井上君は美声を響かせて名曲を歌っていたかと思うと、スムーズな切り替えでMCのトークを挟むという技をも披露してくれた。
そのうえ、時間をきちんと守るということもやればできるじゃん。

不要不急のエンタメですが、生きる上には必要と実感した2時間だった。