唐川さんの整理学では、ポールとジョージマーティンによるエンタメ3部作、
ツナ、パイプ、ブロードストリート。
世間的には(そしてポール的には)ツナは名盤、パイプは駄盤、ブロード
ストリートは無かったことになっていますが、近年はパイプも好きだ、いや
パイプがツナより好きだとカミングアウトする方も出てきて、実は私もパイプの
ターンテーブル率が急上昇中。
ブロードストリートは、どうでしょう?(笑)
そんななか、いろいろブロードストリート企画が水面下で動いているようです。
さて、パイプに戻ると当時のUK盤の実力、特にマト3Uまでは先日のカラー盤と
比較にならないほど音がいいです。パイプは世界各国盤を集めましたが、
アナログはUK、CDは日本のソニー工場プレスのUSコロムビア盤がもう感動!
ブロードストリートは、どうでしょう?(笑)
完全に触角を失い、方向感覚が無かったポールをジョージマーティンが導いた
ツナ。その残り物を調理したパイプ、そして新鮮味を失ったセルフカバーの
ブロードストリート、そして新鮮すぎちゃったプレストゥプレイ。こんな低迷期の
80年代のポールが最高なんです。
ということで、パイプの1U/1Uを聴きながら、歯医者にこれから行ってきます。