違い 2

2012-09-20 | ビジネス業界
ベトナム工場と中国工場の違いについて

まず、一番最初にお話しするのが、温度のことですね。
ベトナムは一年中暑い国です。外気は下手すると、40度にもなります。
室内温度も高いのがあたりまえなわけです。

よくこの話しをすると、
中国だって夏場は気温が高い・・
とおっしゃる方がいらっしゃいます。

お答えするのは、
「ベトナム人は、 寒い気温を知らない・・」
ということです。
頭ではわかっていても、実際にそういう体験をしたことがなければ、いかに低い温度が大事か、ということを身を持って知る機会が無いわけです。もちろん、温度を下げるということの重要性が、頭でわかっても、気持ちでは理解できないでしょう。

物理的に温度が下がるか否か、というのはまた別の問題です。
特にベトナムの工場は、前浜など、地の原料を使っての製品作りをしてきたところばかり。冷凍貨物を持ち込み、温度の管理をし、そして、製品を作って輸出する・・のと、前浜の原料を「氷」を使って冷やしこみ、加工をしていくのとは、根本的に流れが異なります。
お気づきの方も多いはずですが、ベトナムでは氷をとにかく使おうとします。
氷を使って商品を冷やしておけばよい、というのは、前浜原料の加工に由来するものではないでしょうか。
氷を使う→その水は衛生的に問題ないだろうか?
    →部屋中湿気が充満して、べたべたする
    →溶けた水がそこらじゅうに溜まり、汚染の元となる

などなど、氷を使って管理していくと、問題も当然増えるわけです。






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