外食

2014-08-08 | ビジネス業界
食の仕事に携わってはおりますが、正直実際の消費者からはかなり遠いところでの仕事をしています。
残念ながら自分が作った商品が実際に消費者の口に入る瞬間を見られることは、滅多にありません。逆に、消費者の声直接聞こえるとしたらクレーム=ネガティブな話しのときだけで、それも流通業者さんたちによってデフォルメされた話しが多いのではないかな、と、感じています。
常々ブログでも書いていますが、「消費者が」という話しを聞くときには、「消費者ではなく、お店や流通業者さんの都合のいいように」歪曲解釈された話しが届いているのだろうな、と、思いながら日々仕事をしている訳です。

昨日、とある外食チェーンのオーナーさんと会食しました。オーナーさんと知り合う前から噂は聞いていた人気店で、早く行かないと入れない、と友人も言ってました。
昨日もあっという間に席は埋まってしまう盛況ぶり。噂どおりの人気でした。

食材へのこだわり、質はしっかりとしていて価格はお手頃。なるほど人気な訳です。
ただ、それにもまして驚いたのは、スタッフさんの対応。誰を見ても笑顔で、てきぱきと、自分の役割を果たしています。しかもみんなが楽しそうに働いている。。さらには商品についての知識もしっかりと持って接客されています。 一言で言って、「安心」します。
スタッフが楽しそうだと、お客様も楽しくなります。
食材の仕入のみならず、スタッフの教育というのは、かなり手間のかかる大変な仕事ではないか、と、思うわけです。そしてその日々の努力、積み上げてきた結果が、この賑わいにつながっているのでしょう。

外食というのは本来こうあるべきなんでしょうね。 食材の仕事をしている以上、実際に食される場面を想定するのは当然のこと。恥ずかしながら最近そういった視点がなくなっていたことに気づきました。(浮かんでくるのは中間の業者さんばかり。。ww)




この盛りで、たしか800円しなかったと思います。。


最新の画像もっと見る