当三流商社でも早速今朝から、中国加工品の在庫&管理チェックが始まりました。今回の事故については、なんといっても中国冷食では超大手のJTさん(+加ト吉さん)の事象です。多分通常の管理なんかは他社よりもはるかにしっかりしていたはずですので、偶然の事故ではなく、人為的なものだったんでしょう。
入れた方も「無差別殺人」なんて大それたことを考えたんじゃなく、単に上長への腹癒せや、会社への不満の表れだったのでしょう。
工員さんたちの意識なんて、我々が考えているより低いもんです。まさか日本中が大騒ぎすような話しになるとは思っていなかったでしょうね。
従順だった地方出身の工員さんたちが、労働争議やら権利主張やらできるようになってきました。その制度がどのくらい機能しているかはわかりませんが、要求が通らなければ何らかのアクションを起こしたくなるのが人間です。
しかし、ここまでくると、どのように管理したらよいのか、本当に悩みます。「絶対安心」なんてあり得ないですしね。
昨夜、複数のテレビ局のコメントを聞いておりましたが、現場の状況が良くわかっているなと感じたものがありました。
日本は「とにかく」安いものを欲しがる
↓
どうしても手抜きが起こる。或いは現場への負担が重くなる
↓
商品に問題が起こる
品質に影響があるような手抜きはもってのほかですが、事実は事実。
作った会社が悪いのか? 輸入した会社が悪いのか? 販売者か?? 行政か?・・・・
私はそれだけじゃないと思いますがね。。。。。