フリーアナウンサー 松原敬生の『今日のエッセイ』

思っている事、感じている事などを自由に綴ります。

暑中見舞い

2017-07-13 23:24:16 | Weblog
天気予報で気象予報士から真夏日(最高気温が30度以上)や猛暑日(35度以上)という言葉が盛んに聞かれるようになりました。つまり盛夏です。手紙にも時候の挨拶として「盛夏の候」と書き始めます。
盛夏といえば、暑さから考えると8月が盛夏のようですが、8月には立秋を迎えることから、今や7月が一番当てはまるような気がします。一般的には小暑から立秋までの間を暑中と言います。この時期に「暑中見舞い」を出します。一年で最も暑い夏の盛りに手紙やはがきを出して相手の安否を気遣う習慣です。今年のように集中豪雨が多いとそのお見舞い状も必要となります。そうそう、立秋が過ぎると「残暑見舞い」に変わります。ご注意をいただきたいのはこの6月からはがき代が10円値上がりしていますよ。
ところで、最近の異常気象はどうしたものでしょう。今、しみじみ「文明が進めば進むほど天然の猛威よる災害がその劇烈の度を増す」という事実を味わっています。