武田じゅうめい 心は孤独な狩人

色即是空とは、すべての存在は虚無であると知る。
旗印は日本愛、 日本人にはニッポンが足りない

鳩山由紀夫の人間失格。 岡本行夫の汚濁。 中国の日本乗っ取り。

2010年05月30日 | 人生の意味

★福島みずほ。
あっぱれ、小沢・鳩山ドクロ城に一人斬り込んで憤死。
党首が罷免されたというのに、連立を存続させるかどうかなどという甘い議論をしている暇はあるまい。頭を取られたら、ケツをまくって、小沢ドクロ城に反旗を翻す。これ戦いの常道であり、一本道だ。
さて、まもなく各社の世論調査が出る。

★鳩山由紀夫。
本ページは麻生太郎を「薄らバカ」と批判したが「人間失格」と言ったことはなかった。8・30総選挙前は、自民党を「敗残に追い込む」と批判したが「壊滅させる」」と言ったことはなかった。
対して鳩山由紀夫、この輩(やから)は「人間失格」であり、民主党は「壊滅」させなければならぬ。

★岡本行夫と沖縄。
鳩山のブレーンで、外交・防衛・日米安保のエキスパートとして名高い。
日本の第一人者といわれる人物であるから、この人の論文と過去の映像をチェックしてみた。結論から言って、「とんでもない野郎」だということが分かった。

まず岡本は、沖縄に海兵隊が抑止力として必要だと語る。
「ヘリ部隊とマリンはセットであり、周辺国に対する抑止力として沖縄に駐留しなければならない。それは周辺国にとって心理的な歯止めとなって、日本を挑発しテストしようと思わせない役割がある。
現実的には沖縄の米軍基地を存続させながら、本土(日本)が沖縄の信頼を勝ち取り、沖縄の基地を軽減する為に、何十年か経った後に、沖縄の基地を本土へ移す。
今回の普天間問題の本質は、日本の安全保障の問題ではなく、沖縄の住民対策である」。

岡本の意見に対する本ページの見解、戦後65年経って、いまだ米国の占領地であるかのような沖縄の実態を、見て見ぬ振りをするかのごとく安保を語るのは、誰の為の安全保障論議なのか。沖縄の人たちにとって戦争はまだ終わっていない。抑止力としての米軍部隊は嘉手納空軍基地で充分だ。最新鋭戦闘機F15やステルス戦闘機など200機以上を擁する、アジア最大の空軍基地が嘉手納なのだ。
上陸作戦と地上戦闘訓練が必要な海兵隊とヘリ部隊は、硫黄島へ移転して、24時間思う存分訓練をやればいい。今の兵站作戦とスピードは、海兵隊戦闘員、武装ヘリ、戦闘装甲車、大型重戦車さえも、米軍の大型輸送機グローブマスターが硫黄島から沖縄まで2時間で運ぶことが出来る。何かこれで問題があるのか。
しかも岡本行夫は、これからさらに数十年先まで沖縄は、現状の米軍基地を甘受せよと言い切っているのだ。それが日米安保の本質であり、国防の意義なのだと力説する。本ページは日米軍事同盟支持だが、沖縄の人々を無視し、多大な犠牲を強いる日米同盟など犬にでも食われろ。今こそ、我々は沖縄の長年の痛みを知り、土下座するほどの呵責の念にかられる。

★中国とホンダ。
予想されていた中国の恐ろしいやり方が、これを契機に進行するだろう。結論からいえば、中国政府による日本企業乗っ取りだ。今までも中小企業はあったが、これから10〜20年かけて、日本の大企業メーカー、つまり優秀な技術を持った日本企業の乗っ取りが合法的に行われていく。日本の企業よ、覚悟し戦略を打ちたてよ。
さて、単なる賃上げストなら問題は単純だが、ホンダ部品工場の中国人労働者は賃金の倍額を要求しているという。このストライキの為に、ホンダ車を生産する中国の4工場が全面操業停止に追い込まれている。ストが起きているのは広東省仏山市にあるホンダの部品メーカー「本田自動車部品製造」。労働者は月1万数千円の賃金を一気に2万6千円に引き上げることを要求している。中国人労働者は賃金が倍になるまで、仕事に復帰しないと強気だ。経営側は4700円の賃上げを提示したものの、中国人労働者は拒否。
中国でのホンダの生産は前年同月比を28・7%上回り、過去最高だった。それでも、好調な販売に追いつかず、ホンダは中国での増産を発表したばかりだった。ホンダは中国でアコードを年65万台生産している。
一方、中国政府は2010年中にも「同一労働同一賃金」を柱とする「賃金法」の成立を予定している。だから、賃金が安いからと中国に移る企業にとっては魅力がない。中国人労働者の給料大幅アップは経営の緊張をもたらすが、本質的な問題は、その背後には中国共産党指導部の明確な戦略と意志が働いているということだ。
冒頭に述べたように、日本の大企業乗っ取りに焦点が当てられている。別の視点からいえば、例えば、表向きは日本企業の経営であっても、実態は中国政府のコントロールに統制されるということ。これ即ち、乗っ取り。
中国の政治形態は民主主義ではない。民主主義選挙はない。あるのは共産党の独裁政治であり、少数の共産党エリートの政治指導によって回されて行く。

★郵政改革法案。
民主党というのは、とんでもない。
手続きを踏むという民主主義も、見た目の民主主義も、全く尊重しない、気にしない、まさに山賊集団のやり方だ。
5月28日、衆院総務委員会で、郵政法案が何とたった1日の審議で強行採決された。たった1日の審議で、なぜ強行採決までして急ぐ必要があるのか理解不能。つまり小沢が約束した法案と引き換えに、特定郵便局長会の30万票を頂戴するという仕組みだろうが、これは独裁政治だ。
★辻恵。
民主党の副幹事長の辻恵が、大阪のビル会社「永和実業」から1億9000万円の支払いを求める裁判を東京地裁に起こされたという。
永和は、「衆院議員で弁護士の辻恵を信用したが、結局だまされた」として裁判に訴えた。民主党の副幹事長が「騙された。カネ払え」と、裁判で訴えられるというのは、みっともない。しかも辻恵は法務委員会所属だから、また民主党の漫画が始まった。

★イルカを戦場に送る米国人 日本人を非難する資格があるのか。
米国海軍はイルカを軍事利用していることは、知る人ぞ知る。1950年代からイルカを使って機雷除去、基地周辺のパトロールを行い、ベトナムや湾岸戦争にも従軍した実績を持つ。1987年にはペンタゴンがペルシャ湾に派遣したイルカ5頭のうち1頭が戦死と発表したこともある。イルカは米海軍によって海の兵器のように訓練され、使われている。基地で生まれたイルカは死んだ魚が餌で、生きた魚を怖がり食べないという。映画「コーブ」の監督R・オバリーは海軍出身だからイルカの軍事利用を知っていたはず。日本のある地域はイルカを食べるが、年に一度の慰霊祭を行う風習を持っている。米国人は、日本人の海に感謝する気持ちを理解しようとしないだろう。

(ムラマサ、鋭く斬る)


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