名古屋市名東区 赤帽タケフジ運送の「ふ箱」

赤帽タケフジの車窓から見える光景

名古屋市名東区の赤帽運送はタケフジへご用命下さい
052-772-5880

手数料なしの仕事

2024年09月09日 | 私のなりわい・運送のこと
 今日は絵画を三か所でひろい県美までの運送。これは元赤帽さんからの仕事です。彼の車は軽の箱車ですので大型絵画は積載できぬので、こちらに回ってきます。通常仲間仕事には手数料を回してくれた者に納めますが、この仕事にはそれがありません。彼が赤帽の時に、私も絵画運送を彼に依頼してました。自分は現金収受仕事には手数料はいただいていません。その流れにてこの度も手数料ナシとなっておりありがたい仕事でした。
この仲間間の手数料は大した儲けにはなりません。それよりも、常連の顧客の運送依頼を自分ができぬということで断ることはできません。なによりもその依頼を担保することが大切。

お客さんからいただいたもの・・・イロイロ

2024年09月04日 | 私のなりわい・運送のこと
 今日読めない漢字を辞典で調べた。終えて何となく奥付を見ると、N鉄筋廃業、社長より…平成24年・・・とあった。思い出した。よく当タケフジを利用していただいた会社です。会社廃業整理の当日、仕事にて事務所を訪れた。その時社長がテーブルに乗ってるものはなんでも持っていていいよ・・・と。目にとまった漢和辞典を頂戴した。以後二十年以上愛用してる。
あらためてお客さんからいただいたものを思う。
あるはあるは・・・です。今自分が寝ている木製のベッド、毎日のように使う大きめの白磁の皿、しっかりした木製の棚、いまはこわれてしまったが、腕時計もありました。モノではなく金銭もありました。ある家族経営の会社でした。12月分請求運送賃に上乗せの金額が入金してあり、即入金間違いですよと連絡すると、本年はよく働いてくれたからボーナスですよ・・・とのこと。まるで正社員の扱いに恐縮しきりでした。
なかには「困ったモノ」もありました。三河の幸田までの引っ越しでした。もう30年も前のことですが、娘さんが里へ帰る荷でした。一汗かいて荷物を下ろし終える。清算の時、母親が娘になんか冷たいものを・・・と。娘さんから冷たいオロナミンC大のオレンジの小瓶。かえりの道中にグイっと・・・うまい!グェ・・アルコールが入ってる!娘さんもまさかアルコール入りと思ってなないし、自分もまさかでした。幸田の田んぼのなかで冷めるまで春を倦むまでながめてた・・・あのころは若かったなぁ~・・・イロイロいただきました。ありがとうございました。

三つの記事より

2024年08月31日 | 世間のこと
 三つの記事が目にとまる。
そのひとつは・・・園遊会「〇〇夫人」「〇〇夫君」やめます・・・
宮内庁は秋の園遊会から招待資格者の配偶者の名札に「〇〇夫人」「〇〇夫君」と記載してたが、これからは名札に名前を記載することとなった・・・というものです。
夫婦別姓が国会で議論される時代です。〇〇夫人・夫君・・・ではあきませんのでこうなったか。
二つには・・・真宗の「同朋新聞」の記事・・・法名の取り扱いが変わる・・・
法名というは、「帰敬式」にて釈尊のお弟子となる儀式です。そこで男なら「釈〇〇」女は「釈尼〇〇」という法名をいただいて信心のくらしがはじまる。
来年からこの「釈」「釈尼」を選択できるようにした。自分は男で「釈智晴」の法名をいただいてますが、「釈尼智晴」を選択も可ということです。
三には・・・アフガニスタンのタリバン政権の記事・・・
タリバン政権はイスラムの伝統を守るといって、女性の外出は全身を隠し、話を控えタクシーに乗るのも禁止。親族以外の男性との接触を減らすのが狙いという。タリバンは男が外で働き、女は家庭で家事育児を担うという意識です。教育も必要ないと。江戸時代の儒教意識よりもひどいものです。
以上三つの記事には通底することがあるようです。男女の性差からくる理不尽な社会的の差別への対応ということか。さまざまな意見思いがあるだろう。自分はどうかをあらためて思う良い機会となりました。




米騒動・・・におもう

2024年08月29日 | いにしえから学ぶ
  かみさん曰く、いつものスーパーに高いコメしか売ってないと。
そういえば農林大臣が、コメ不足に言及し、9月の新米がまもなく出回るので、買いだめはしないよう・・・と会見してた。
やむなくいつもの5キロ梱包のコメを高値で2袋購入してきた。我が家の1.5か月分だろうか。
「米騒動」で思い出すこと二つ。高知県のいの町から引き取って名古屋までの運送でした。引き取りまで時間があったのでブラリ町歩き。ある神社の碑に大正時代の米騒動のものがありました。富山県の魚津・滑川からおきた女一揆です。コメの急騰でひと夏に一升が2.5倍の価格となる。カミさんが今日購入した5キロ袋が、6200円を超えるという値です。各地に暴動が勃発し、時の寺内内閣は総辞職した。その時にこの「いのまち」の資産家の田中某が金持ちを説得して基金をなし米価を下げて民の暴動を抑えた功を讃えての碑でした。
 それと富山の滑川への運送時にも町の役所?に「米騒動」の資料館があり、納品後に見に行ったこともある。覚えているのは米価の急騰への滑川の女たちの怒り。当時ロシア革命が起き、それをつぶそうと英・日がロシアに出兵侵攻した。ために兵糧として港から外地に米を積み出すという風聞があり、それを阻止せんと女一揆がおきた。それが全国に飛び火し大騒動となった。
日本人はコメがなくては話にならない・・・がある。
このところの諸色高騰はウクライナ戦争やコロナなどの影響が因とされている。戦争はどうも諸悪の根源といえるか。

熱暑・・雑観

2024年08月22日 | 朝な夕なのこと
 未曾有の熱暑です。屋外での作業はまるでいくさです。防暑対策の完全装備でないと敗北の熱中症です。
赤帽の作業はいろいろありまして、屋外の長時間作業もときにはあるが、おおむね長くても半時間ほど(自分の仕事のモノサシですが・・・)です。引っ越しなどを常にしてる赤帽さんはこんなものではありませんが。
それにしても、炎天下の交通整理のガードマンに高齢者の多いこと。自分が後期高齢者ですので、ガードマンの歳をついついみてしまいます。
最近「すきまバイト」というアプリにて仕事を求める人が増加している・・・の記事をみた。老若男女を問わずです。高齢者も年金だけでは生活がいかず・・・ということですきまバイトです。人口減の日本では人材不足が年々ひどくなっている。あらゆる方法で人手を確保しようとするは流れです。労働者保護のない個人就業はブラックもある。求職の際は用心が肝要か。



お彼岸も地球沸騰

2024年08月13日 | 朝な夕なのこと
 驚異の熱暑の日々が続く。休みでもあり「夏籠り」を決め込んでいる・・・が、障害のある娘は終日座りっぱなしの不健康な時間です。日ごろには散歩を日課にしておるんですがこれもかなわぬ。
一念発起して?明日照りのない朝のうちに墓参に行くこととする。近くの八事です。・・・・・・
ということで翌日です。10時には墓参を済ます。ながれで東別院の彼岸法要へ。大勢の参拝人あり。法話も一席だけ聴聞して帰る。あとは「おこもり」となる。



トラフ地震

2024年08月09日 | 世間のこと
 南海トラフ巨大地震の注意がでた。
長らく予測されていたトラフ地震です。本日ホームセンターへ水・燃料・保存食の補充買いにでかけた。いつもと違う混雑でした。客はほとんど水・電池・家具固定などをカート一杯に詰めた姿でした。目当ての長期保存の水はナシ。やむなく一般の水一箱・コンロ用ガスボンベ・電池を購入。災害備蓄は常にある程度してあるので少々の補充です。
もし・・・来たらどうなるかはわかりません。混乱の極みでしょうが、何の役に立つかわからんが「備えよ常に」です・・・これボーイスカウトの標語でしたっけ。
トラフ地震は160年ほど前の安政地震,富士山が爆発した320年ほど前・・・と必ずあるものです。その後も日本は存続しましたから、この度ありてもなんとか…と思うが、現代は昔と異なり膨大な「もの」を持ちすぎてます。相当危険なものもある。昔にくらべて巨大地震災害による「もの」の喪失によるダメージは過去の比ではない。一千4百兆円の被害との試算もある。
個人として微々たる備えかもしれぬがそれしかない。


ことしのお盆休みは

2024年08月06日 | 私のなりわい・運送のこと
 このところ忙しい。当タケフジは日ごろビジーなことはあまりない。往時の若かりしころは仕事を追う日々ですから「ヒマ」は天敵であり、「負の権化」でもありました。今では連日地球沸騰の時、許されるならば夏籠りしていたいのが本音です。
しかしここのところアレコレと珍しく仕事。お盆前ということでもない。なぜならば去年の今頃は「普通」に過ごしていましたから。
本日は小型エレクトンの移動でした。階段があり本体と脚を分離して運ぶ。この解体と運び先での組み立てが玉の汗でした。
昨日は掛川からのスポーツ競技の荷物の引き取りでした。その前日は絵画運搬。その前が先のスポーツ関連の荷物を掛川まで納めと続いてました。明日からは定期仕事を除き空きです。9日からは定期も休みで盆休みとなるか。
去年の盆休みは、まるまる「コロナ」で一家討ち死に状態でした。今年は普通に過ごせますように。




昭和も遠くなりにけり・・・

2024年07月26日 | 朝な夕なのこと
 愛知県東部の豊橋美術館まで絵画の運搬でした。
朝9時過ぎに終了。
昼の仕事までには多少時間があるので・・・と道草とする。
実はこの地 豊橋には若かりしころ数年暮らしたことがある。ある商店で働いていました。その地が美術館の近くでしたので寄り道です。
昔をたどっていきましたが・・・その地はコインパーキングとなっていました。
50年以上も経過してますからそれも当然なんですが・・・しばらくはそこにたたずむ。諸行無常を痛感。
あと二年もたてば昭和100年の年回りです。そのど真ん中の青春時代でしたので変化はいうに及ばずです。
   蝉しぐれ 昭和も遠くなりにけり

今度は19年来の顧客

2024年07月23日 | 私のなりわい・運送のこと
「先回は30年来の顧客」でしたが、本日は「19年来の顧客」です。
2005年(H17)の夏の頃から携わった仕事となります。
その時以前は組合の顧客でしたが、自分に名指しで以後やってくれないか・・・ということでした。組合だと毎回来る人が異なるので・・・ということでした。組合の仕事として2回ほどその仕事をしていました。自分を指名してくれたのを嬉しく思ったことを思い出します。
運送内容は全く変わりません。2~3台口で百貨店への催事ものの運搬と回収です。年に4~5回くらいです。
本日は1台で積める量でした。37度の猛暑の中、無事完了しました。ネクスト月曜日の引き取りです。

30年来の顧客

2024年07月19日 | 私のなりわい・運送のこと
 本日金曜日に催事物の荷を積み込む。留め置いて日曜日に会場納め。その夕に引き上げて翌月曜日にお客さんへ持ち帰るという4日間にわたる仕事です。
この仕事はかれこれ30年以上になります。タケフジ運送のとっては最古の顧客です。
当時赤帽を初めて4~5年の頃、先輩のSさんが赤帽をやめるので仕事を受け継いでくれないか・・・からはじまりました。
当時この催事は富山・金沢・福井と連続でキャラバンしたり、広島や東京の遠方もありの各地回りは7~8年続きました。地方回りでは朝荷を下ろし、夕方まではフリーですので、映画を見たり観光したりでとても「有効」な時間を楽しみました。
今は遠回りもなく、ロートルに見合った仕事になりありがたいです。
とても長いお付き合いとなり、先輩Sさんがこの仕事を私に任せてくれたように、いづれはまたどなたかに託すこととなるでしょう。

熱中症で倒れる

2024年07月07日 | 朝な夕なのこと
 本日も猛暑日。せめて朝の気温の低いうちにと、運動不足の障害のある娘を香流川緑道に連れ出す。しかし熱い。木陰を選んで歩く。
そんなときに、人道橋をおじいさんを抱えてわたる青年と老女の三人。
どうも熱中症にて倒れた人を運んでいるようだ。駆けつけて若者と2人で近くの家まで運ぶ。老夫婦で散歩中に倒れこんだようです。熱中症アラートが連日でてます。自分は大丈夫がきけんです。
以前自分も引っ越し中に頭痛がおき気分がわるくなったことがありました。その時には熱中症の入り口で対処したので、大過なくすみました。炎天下にて作業せねばならない時がある赤帽です。重々注意してやりましょう。


最低賃金

2024年06月26日 | 私のなりわい・運送のこと
 年に3~4回の投げ込み仕事があります。今回は44件で廻れば4~5時間余で終わる(いつも回るところです・新規だと手間が大変)。赤帽料金では「宅配」の運賃は規定されてません。各赤帽が依頼先と任意に料金を決めます。郵便料金・諸色高騰の時です。この仕事の料金は長らく改正もしてない。今回は料金改正をします。・・といってもこの度はこの金額です・・と提示するだけですが。
その上げ幅は「総合的」に判断・・・よく政治家が使う紋切用語です。ちょうど昨日から厚生労働省・最低賃金の審議が始まる。去年やっと平均1千円を超えたようです。2030年代半ばまでに1500円を目標としてるという。個人的にはもっと早くしろよ・・・というところです。
この度の赤帽の最賃はなんぼになるのか?原価計算などできませんから・・・配達物の形状・回るおおよその距離・時間・日時制限・宅配・郵便料金の相場・・・等での「総合判断」です。

娘を救急車で送った朝

2024年06月24日 | 仏法
 お釈迦さんの言葉をときに読みます。
「愛するものから憂いが生じ、愛するものから恐れが生ずる。愛するものを離れたならば憂いは存在しない・・・それ故に、憂いのない境地を求めるなら・・・愛するものをつくるな。」
・・・そうだなぁ~と思いはするがそれができぬのがこの娑婆のわれらです。
愛するものすなわち執着するものです・・・イロイロあります。妻子・健康・仕事・財…社会関係・・・これらを失うことを憂い恐れるわけです。お釈迦さんはそれだから愛するものをつくるな・・・と。
それはできないことです。逆に執着煩悩の強くしてウロウロするばかりだ。
真宗では朝夕「正信偈」をお勤めする。その中に「能発一念喜愛心 不断煩悩得涅槃(のうほついちねん きあいしん ふうだんぼんのうとくねはん)」とある。如来の救うとの誓願が私にはたらき、喜愛の一念の信が起きたなら、執著だらけの身のままにての煩悩の炎が消え去る・・・とある。
誓願の不思議のはたらきです。
一喜一憂の身でいい。ただ念仏申す。


うらやましい朋

2024年06月20日 | 私のなりわい・運送のこと
 本日の運送は「高サ住宅」(高齢者サービス付住宅)までのものでした。
積み地の家へ行くとすでに荷物が玄関に出てました。さらに手伝いの男性3人がワイワイと運びこんで即 出発となる。施設までは20分ほどにて到着。ここでもさっきの3人がサッサかと運び込んで終了。話してみると彼らは電話一本で集う50年来の朋という。うらやましい関係です。歳は私と同年でありました。人生の後半に竹馬の友が大勢いるというのは実にリッチな人なんです。
今回は運転しただけのラクラク運送でありがたいことでした。皆さんありがとうございました。