ヒッキーはつむじ風!!

ヒッキーが観て気に入った映画を、ブログで紹介します。

「グラディエーター」

2009-06-06 06:49:26 | Weblog
                        「グラディエーター」

劇場で上映されている頃は、仕事などにかまけて観に行けなかった作品です。

古代ローマ帝国を部隊にしたスペクタクル活劇であります。

このような、世界をまたに架ける様な作品には必ず付き物の、
「なんでローマ帝国の人間が英語を喋っているんだ!?」などという批判は、本作品が娯楽活劇である事から鑑みても、あまり的を得ていないと思います。

たしかに出演者が当時のローマの言葉で演じたら、それは凄い事だと思います。

しかし、ハリウッド映画で、興行収入も上げねばならず、それにオスカー等の賞レースもからんでくると、ある程度英語が使われていないと・・。<外国語映画>扱いにされてしまっては具合が悪いのでしょうね。
(「ブラック・レイン」のような映画はまた別である。アメリカ人と日本人の意思の疎通の難しさ自体が映画の1つのテーマになっているからである)


コンモドゥス(マルクス・アウレリウス・コンモドゥス・アントニウス)在位180~192年
ローマ帝国史上最低の皇帝の一人と言われ、「暴虐帝」とも呼ばれる・・。

ゲルマニアに勝利した将軍マキシマス(ラッセル・クロウ)でありましたが・・。

皇帝(コンモドゥスの父)(リチャード・ハリス)にマキシマスは言われます「私の死後のローマ皇帝は君だ・・。息子のコンモドゥス(ホアキン・フェニックス)はその器にない」

コンモドゥスは父に呼び出され言われます「私の死後の皇帝はマキシマスとする。お前はマキシマスのよき理解者となれ」

コンモドゥスは激昂します。野心家である彼はどうしても納得がいきません。
そして、その場で年老いた父を殺してしまいます・・。

マキシマスにも魔の手が・・。反逆者として処刑されることになってしまいました。
辛くも処刑の場から逃げ出したマキシマスでしたが・・。

故郷の家はもうコンモドゥスの手が周っていました。愛する妻も、息子も、殺されていたのです!

マキシマスは倒れているところを旅回りの一団に助けてもらい、心ならずも“剣闘士(グラディエーター)”となります。

いつの日かコモンドゥスを殺す・・・それだけを胸に秘めて・・。


リドリー・スコット作品ではいつも触れるのですが、この作品も映像が美しいです。
ローマのコロセアムは圧巻でした!まさに「ベン・ハー」を彷彿とさせるような騎馬戦(マキシマス側は馬に乗っていませんでしたが)の迫力!

コモンドゥスの姉ルッシラを演じたコニー・ニールセンも、弟への恐怖とマキシマスへの愛をよく表現していたと思います。

この作品は、第73回アカデミー賞作品賞、主演男優賞他3部門でオスカーを獲っています。



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