43マイクロワールド

1/43スケールのカーモデルキットの製作を中心に、模型の話・レースの話・クルマの話・なぜかサッカーや映画の話題など。

完成~! …ってミグかい!

2012-02-21 | LANCIA RALLY 037~S4

            (エデュアルド 1/144 MIG-21 MF NVA, Preschen Airbase )

037の製作がピタリと止まってしまって、何やってたかというとミグ完成させたりしてました(コラ

ミグ21って、どんな飛行機かすら良く知らないで作り始めたど素人飛行機モデラーでありますが、いつものようにキット作り始めてから色々調べてようやく知識を得るという、ある意味正しい模型ファンの姿勢だったりします。

さほど深い知識を得たわけではありませんが、単に「敵国の戦闘機」程度の認識しかなかったミグ21、実はなかなかの名機だったらしいですね。
小さくて、航続距離は短いし武装も貧弱だし欠点だらけかと思いきや、その格闘性能は素晴らしかったらしく、ベトナム戦で米国にドッグファイトの重要性を再認識させたのも、このミグ21の存在だったらしい。
なにしろ、ベトナム戦のころのF4ファントムには機関砲が装備されておらず、身軽なミグにミサイルを全てかわされると後は逃げ回るしかなかったのだ!

小さくて軽快でドッグファイトに強い…そんな戦闘機ってすっごく魅力的ですな。「敵」でありながら、零戦みたいだーなんて思えてきて、好きな飛行機になっちゃいました!(単純)

塗装とマーキングは、東ドイツを選択しました。
Mr.カラーの番号による塗装指示がありましたが、あいにく指定の色を持ってなくて別の色で間に合わせてます。実機と違うかも知れませんけど、あしからず。

迷彩は、マスキングテープを切り貼りしてチマチマと。
インストの見本に準じてますが、かなりいい加減です。

キャノピーのフィットが素晴らしい!2分割されてるんですが、所定の位置に置いて流し込み接着剤を流すだけで吸い付くように接着完了!いつもカーモデルで窓貼りに苦労してる身としては感涙モノであります…!
(でも、この画像撮影して初めて気づいたんだけど、後ろ側に少し段差できてますね…肉眼だと分かりませんでしたw)

ミサイル2発に増槽2発。これだけでも結構重そう…。ガンバレ!チビ戦闘機www

このキット、パーツ精度は素晴らしいけど、組み立てはそれなりに難しいとこもありました。脚まわり関係のパーツの位置決めが曖昧だったり、取り付けピンが短過ぎたり。でも、素組みですごい完成度に出来ますから、噂に違わぬ良いキットだと思います。

本当に小さい。全長10cm足らずです。43モデルカーと同じぐらいの長さ、体積はもっと小さいですよね。
私は本当にミニスケール好きだわ。私の趣向からすると、トムキャットやイーグルはデカ過ぎますw
このぐらいのサイズが、一番好き。

何はともあれ、今年2つ目の完成は、またしても飛行機でした。
近ごろ、間違いなく飛行機のほうに気持ちのベクトルが向いています。

もう一機作る~ 今度はソ連機でw

 

 

037ですが、黒くなってます。
黒は、色ムラも気にならないし、多少のホコリも見えないので気楽ですねー。
ただし、研ぎ出すとスリキズとか目立つんだけどね。幸い、デカール貼りまくるのでそうゆう心配も少ないかと。
しかし、真っ黒というのはなんだか凶悪な雰囲気が漂いますな…。

このあと、マスキングして金色を塗り分ける予定。金色はデカールもあるんだけど、レーシング43のデカールはトラブル報告が相次いでいるので怖い…。

 

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ランチア・デルタS4/エレール

2012-02-09 | LANCIA RALLY 037~S4

そう言えば、前回書き忘れてたけど、「山本五十六」観てきました。
結論から言えば、観に行くほどの映画じゃなかったかな…。
戦場場面はあっさりしたものでした。零戦や百式司偵は雰囲気出てましたけど、フェティッシュな見せ方でもなく、マニアが喜ぶほどのものではありませんでした。
映画としても、山本五十六が良い人過ぎる描き方で特に波乱もなく、戦史を知ってる人にはお決まりのエピソードをなぞるだけの展開でドラマを見た気分にはなれませんでした。

たまたま、その後スカパーで映画「トラ!トラ!トラ!」をやってたんで観てたんですが、こっちのほうが遥かにすごいわ…。
40年も前に作られた映画ですが、真珠湾攻撃の場面はもうどうやって撮影したんだと思うくらい迫力あるし、時間もたっぷり使っておなかいっぱいになるまで見せてくれます。CGなんてない時代でも、これだけのもの作れるんだよねえ。
夜明けの発艦シーン、映画史に残る名場面です。
真珠湾攻撃に的を絞ることで、ドラマにも緊張感が生まれるし、各エピソードも丁寧に描かれてて知っている史実ながら、面白く見れます。

ついでに言わせてもらうと、本格的なCGによる戦争映画(?)の走りとも言える「パールハーバー」は史上最低の真珠湾映画でしょう。

 

さて、エレールのデルタS4ですが…

色々、問題ありそうなキットです。

 

って、作るんかい…

037のついでに作るんなら、もう色塗りまで行ってますから、そこまで追いつかなきゃ意味ないですね。

ディティール・アップとか無しで、素組みなら一日で色塗る前まで行けるぞ。

幸い、S4は037ほどエンジン丸見えじゃないので、作りこむ必要もないしね。

コクピット後方に、モヤッとしたモールドでエンジンが再現されてるだけ。その後ろにあるインタークーラーには巨大なダクトが被さってるので見えませんし。
しかし…さすがエレール1/43って感じのアッサリ感ですな…。

ディティールは全てモールド。ワイパーもメッシュもモールド。
さて、どこまで我慢するか…。

確か以前、北澤氏のサイトで、コレの作例があったんだけどなあー。探したけどもう無くなったのか、見つけられなかった。
とにかく、そのまま作ったらやはりかなり苦しい出来になるらしかった。
エレールなんてそうゆう模型ですから、それでもいいんですけどねー。


つまんない浮気してないで、037ちゃんと作ろう…。

 

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停滞中・・・

2012-02-06 | LANCIA RALLY 037~S4

雪・雪・雪 …

全国的に今年は雪が多いようで、皆様ごくろう様です。

私のところでも積雪は1.2mを超え、毎日除雪作業が大変です。とはいえ、ここらあたりでは雪の量は「平年並み」ですので、毎年のことなんですけど。
我が家は比較的堅牢な構造で屋根雪にはかなり耐えられるのですが、さすがにこれだけ降り続けると下ろさないわけにも行かず、日曜は半日がかりで屋根雪下ろしでした。

チカラ仕事をすると、腕の筋肉が痛くなって細かい作業できなくなりますね。
そんなわけで、ここんとこ模型作りも停滞中なわけです。

まあ停滞の理由のホントのところは別にあって、いろいろ迷ったり試してみたりしていたから。

こうゆうものを実験的に作ってみた。
ステンレス線を並べてハンダ付けして、それを割り箸に丸めて被せたものです。スキマはパテで埋めてあります。

何をしたいかと言うと、前回のログに書いたヘッドライトですが、studio_rossoさんのアドバイスを受けてポンチで抜いたらキレイな円形に抜けて良い感じの反射鏡になったんですけどね、じゃあレンズはどうしようかと思いまして、透明素材を丸く抜くのはやはりポンチでうまく出来そうなんですが、上のようなものを作ってヒートプレスしてみたら、レンズカットのモールドが出来るんじゃないかと思いまして。

えー、結論から申しますと、ヒートプレスではこうゆう繊細なモールドを写し取ることは困難でして、あえなくボツでした。

なんか別の方法考えなきゃねえー…。
なんて思ってるうちに日々は過ぎていきましたw

 


037作るついでに、コレ作ろうかな?

エレールのランチアS4です。

レーシング43の037と同じカラーリングなんですわ。ドライバーも同じです。

ついでってことで、あまり手を掛けず、ササッと組んじゃったらいいと思います。

 

 

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