43マイクロワールド

1/43スケールのカーモデルキットの製作を中心に、模型の話・レースの話・クルマの話・なぜかサッカーや映画の話題など。

出来上がらない

2015-10-29 | Porsche 928

最近はすっかり日が短くなってきまして、早く仕事が終わって夕方のジョギングに出掛けてもすぐに真っ暗になってしまいますね・・・。

私が走っているコースは山頂に天守閣がある城山公園で、最近は「天空の城」などと称してちょっと有名になっているところなんですが、実際は天空などではなく盆地の底にある小高い山に建つ、いわゆる「平山城」です。
霧が出た朝に盆地を囲む山の上から町を見ると、ほかに高い建物もないので城郭だけが雲の中に浮かんでいるように見えるわけです。

天守閣は日没から夜10時まではライトアップされていまして、天守閣に至る遊歩道にも街灯がありますので夜でもランニング出来るんです。
ただ、登り口にある神社には街灯はあるものの数が少なく、ほぼ周囲は見えなくなります。
ニャンコたちがいっぱいいるはずですが、人間の目ではなかなか見つけられません。
まあ気づかずに横を通り過ぎようとすると「ニャー」と声を掛けてくれるので分かるのですが・・・。

これはちょっと以前に写した一枚。

この頃でもすでに日が短くなっていて、大口径レンズ開放でやっと写せる暗さでした。クロの瞳が「夜のはじまり」の大きさですね。

クロは5匹兄弟のなかで一番警戒心が強くて臆病で、今まで2メートル以内に近付く事さえ出来ませんでしたが、今日は初めて触れ合うことが出来ました。たぶん空腹で何かもらえると思って近づいて来たんですが・・・(ちなみに、私は野良猫にエサはあげてません。)
エサがもらえないので私の指を舐めて噛んで、あとはひたすら猫パンチしてましたw
この子の猫パンチは容赦なくて、ツメをしっかり立てて来るので相当痛いです・・・。でもまあ、少しは警戒心を解いてくれて良かった。このあと、エサをいつもあげる人が来たら一目散にその人のところへ駆けて行きましたw

 

さて、ポルシェ928ですが、いよいよ組み上げて完成へ・・・という段階で、急ブレーキ。

上下合体する前にやっておかないといけないことが結構めんどうで・・・さぼってました。

バックミラーはフロントガラスに直接接着なんですが、接着する部分をあらかじめ黒く塗っておかないと見苦しくなる・・・というのは、以前ガヤルドを作った時に得たノウハウ。模型のノウハウって覚えてから次に役立つまで時間が長いと忘れてしまいそうですね。こうゆうのをちゃんと覚えていられる人が、作るのもうまくなるんだろうな・・・
私は、色々と忘れていそうなのでダメです。

で、黒く塗ったところに自作したミラーを接着するのですが、どの接着剤を使うか?小さいパーツなので強度よりもなるべくキレイに貼れるので・・・ってことで、クレオスの「美透明接着剤」を使うことに。

瞬着と違って接着剤の硬化に時間が掛かるので、どうやって位置を固定しておくかで悩みました。で色々考えた結果、「ひっつき虫」という文房具(ポスターを壁に貼る時にピンなどで穴を開けなくても貼れる素材)を使ってみることにしました。

こうやって、ガラスに貼り付けてミラーを支えておけばズレません。「ひっつき虫」の接着力は大したことは無いので、外す時にトラブルもありません。ただ透明ガラスには多少跡が残るので、キレイに拭いておく必要があります。

車高はキットのままで良しと思っていたんですが、いざ組んでみるとちょっと腰高過ぎるので、かなり苦労してタイヤホイールの取り付け位置を修正しました。
現実的には落とし過ぎで、これじゃハンドル切れないしロールやバンプでタイヤがフェンダーに当たりまくりなんですが、模型的エフェクトです。スポーツカーですしね。

ということで上下合体していよいよ・・・ってとこなんですが・・・

実はこの段階で、モチベーション落ちまくってます・・・

すでに一週間以上放置中・・・

詳しく書くのも気分悪いんですが・・・

簡単に書くと、塗装のクラックと、透明パーツ(ライト類)の使え無さにガックリと言うことです・・・。

 

まあここまで来たら、やり直しも出来ないので、ごまかしごまかしで完成まで持ち込みたいです。

ロードカーの場合、仕上げがキレイじゃないとダイキャストミニカーにも負けてしまいますから、仕上げ段階でのトラブルは残念です。とりあえず、ネットで晒しても分からない程度までどうにかしましょう。

しかし、うーん、、、ヤル気が起きないね・・・・・・。

 

 

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タイヤを仕上げる

2015-10-12 | Porsche 928

以前に、近所の神社の猫のことを記事に書きましたが、この春に子猫が生まれて一気に猫の数が増えてます。

左からシロサバ、キジトラ、真ん中のお母さんはサビトラ、キジサバの向こうがチャトラ、クロ。
家族なのに全部違う色w

性格もそれぞれ違っていて、基本的に用心深くて人に懐かないお母さんの血を引いているんだけど、半年もすると人にすり寄ってくる子もいれば好奇心旺盛な子、2メートル以内に近付けない子と色々です。
同じように育ってるはずなのに、不思議なもんですねえ。

 

さて、ポルシェ928のタイヤですが、エレール標準の左右貼り合わせモナカ方式のプラ製です。当然、トレッドパターンのモールドはありません。

そこで今回、トレッドパターンを自作デカールで再現してみようかと思いつきました。

デカールと言ってもアルプスプリンターなど持っていませんので、タトゥーシールで代用します。

私は特にドローソフトなどはありませんから、フリーの画像処理ソフトにてパターンの画像を作ってプリントしてみました。
画像作りもそれなりに苦労しましたが、まあそれは模型とはちょっと違う技術ですので割愛。

ブロックを黒くするのか、溝を黒くするのか迷ったので、とりあえず反転して両方プリント。

ジャンクパーツに濃いグレーを塗って貼ってみました。曲面に貼るのはけっこう難しいのが判明・・・。ちょっとボロボロになってしまったり。

本来、溝のほうが黒いのが当たり前なんですけど、そうすると透明の部分が透けて見えるはずのグレーの部分がかなり曇って見えてしまいます。普通のデカールの水溶性糊と違って粘着性の接着剤で貼り付けてる状態なので、接着剤がシルバリングのような現象を起こすんですかね。

そんなわけで、今回はブロックの部分を黒、溝がグレーになるようにすることに。

トレッド面を自家調色の濃いグレー、サイド部分は黒ですがこれも調色したグレーっぽい黒で塗りわけ。

タトゥーシールが曲面に貼りにくいのは、こんな貼り方だからです。印刷面にフィルムシールを貼ってはがすと接着剤だけが残ります。その面を貼り付けるので、台紙が堅くて巻きつけにくいんです。

台紙をあらかじめ一皮はがして薄くしておくと、かなり貼りやすくなります。

あとは、台紙を水で濡らせば台紙だけスルッとはがれます。

こんな感じ。インクジェットは透明シールの向こう側に印刷されている状態なので、水にも溶けませんし触ってもラッカークリアーを塗っても問題ないです。

本来、ショルダー部分までパターンが回りこんでいたほうがいい感じなんですけど、ショルダーの丸みに馴染ませる時にヨレてしまって汚くなるので、見えやすい外側は回りこまないようにします。

あと、印刷してあるところをカットするとそこからインクが水に溶け出すので、透明部分を残してカットしたほうが良いみたいです。

このあたりのノウハウは、まだまだ検討の余地ありです。

自作なので何度でもやり直し出来ますけど、今回は実験的にやっているだけなのでこんな感じで良しとして、次に進みます。

ハブを取り付け、ブレーキディスク、キャリパーを接着。キャリパーは以前Studio_Rossoさんから譲っていただいたレジンパーツを薄く削って使います。911GT1用ですけど、同じポルシェだから良いでしょう?
タメオのデカールから「brembo」を取ってきて貼っておきました。

これにホイール面のパーツを取り付けて、とりあえずタイヤホイール完成であります。

チラリ見えるブレンボのキャリパーがなかなかいい感じになりました。

 

 

黒いタイヤの画像ばかりでむさくるしいので、ニャンコ画像で締めましょうw

このチャトラちゃんが一番人懐っこくて、唯一人に触られるのが大好きな子。
最近は膝の上に乗ってきて丸まって寝ようとします。萌えます。

良かったら今後ほかの子たちも紹介しますが、いかがでしょうかw 

うーむ、ニャンコに頼るようになったらブロガーもお終いだと言われるかも・・・www

 

 

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F-16 XL 完成

2015-10-05 | 1/144飛行機模型

パーツ問題も解決して、F-16 XLとりあえず完成しました。

キット付属のMk82爆弾と、別売パーツではずいぶんカタチも大きさも違いますが、まあ気にしないでおきましょう。むしろ、キットのパーツの取り付け用の深いえぐれが気になりますが・・・パイロンのでっぱりに合わせて取り付けやすくなってるんですが、ピン穴のほうが良かったな。
別売パーツのほうも同様に掘ってみましたが、うまく掘れなくてグダグダになりました。行き当たりばったりで作ってるからこんなことになります。パイロンのでっぱりを削って直付けのほうが良かったけど、もう気にしないことに。

ネットで資料を漁っていたら、こんなの見つけました。

16箇所のパイロンがあるけど、Mk82は翼下に最大12発しか付けられませんね。
あと、3Aと15Aのポイントには適合する武装がなく、使われてなかったのかな。ここのパイロンはもぎ取りました。

2と16のポイントはマーべリックのみ取り付け可能ということになっているので、ほかの武装と併用できるかどうか分かりませんがマーべリック付けましょう。

翼下にマーベリックのみ6発という画像はあったんですけどね。

これ以外にマーベリックを装備した画像は見つからず、具体的にどんなふうに付けられていたのか分かりませんが、ほかの機種を参考にしてみると標準的なパイロンにLAU-117というランチャーを介して取り付けられているようなので・・・

ランチャーをプラ板でそれらしく作って、Mk82用パイロンに取り付けてみました。
マーベリックは別売パーツのものですがもっさりしてるしピン跡はあるしアップで見ると残念ですが、ランチャーも大概な出来なので、バランス取れていいかもw

んなわけで、希望通り兵装満載できました。

マーベリックはなかなか良いアクセントになったと思います。サイドワインダーは白一色で味気ないので、適当に色帯を塗っておきました。色の意味は知らないw

中距離ミサイルはスパローではなく、後継のアムラームでした。似てますがミサイル胴体の真ん中あたりに付く羽根の大きさが違いますね、勉強になりました。

キャノピーの貼り付けはちょっと苦労しました。位置決めが難しく、少し隙間もできるので、例によって木工ボンドを水で薄めて流し込みしてみたんですが、機体のほうにツヤ消し塗装を施してあったので、はみ出したのを剥がすのが難しかった。カリカリやってたら塗装まで剝がれてしまった。グロス塗装と違って、ツヤ消し塗装面だと薄めた木工ボンドは剥がしにくいということが分かりました。日々、勉強です。

結局、青を筆塗りでタッチアップして、これもツヤが違ったのでさらにツヤ消しクリアーを筆塗りしてごまかし。やっぱりキャノピーは難しい・・・。

忘れていたけど、実機のキャノピーは褐色の色付きですね。あとでクリアーイエローを薄めに塗っておけばいいかな。これはさすがに筆塗りというわけには行かないので、マスキング塗装ですね。

 

さてさて、もうずっと前からカタチになってるので新鮮味はありませんが、それでも完成しますと嬉しいもんです。

XLはF-16のオリジナルとは全然違うカタチですが、まあまあカッコイイです。

あまりにも気楽に作り始めましたが、作ってるうちに資料とか参考にし始めて知識が増えたりキットの出来の良さが分かったり、ディティールアップは一切しない方針でしたが、どうせなら最初から真面目に作れば良かったと、ちょっと後悔もしてみたり。

でもまあ、面白かったので良かったかな。墨入れとか、多少の追加作業がありますが、とりあえずこれで完成報告とします。

 

F-16の派生系が続いたので、せっかくなら本家も作りたいなあと思い、アカデミーのキットを出してきました。

300円ぐらいのキット。出来が悪いと評判ですが、F-16に見えないこともないだろうと思って作ろうと思ったんですが。

つぶれてるやん・・・w このキャノピーはあり得ないぞ。これは使えないw

せめてデカールだけでも使えればと思いましたが。

色ズレが激しいし精密さにも欠ける・・・デカールも使えないのか。

そもそも、このアカデミーのキットはエルエスの初期のキットのコピーなんですかね。今、マイクロエースから発売しているエルエス金型とパーツ割りはそっくり同じなんですが、ディティールはかなり違います。いわゆる劣化コピーというヤツか。

素直に、マイクロエースのキットを作りましょうかね。

こちらのキットは3機セット、カルトグラフのデカールも3機分付いているという嬉しいものですが、元のキットが出来の悪いので・・・
でもキャノピーはちゃんとしたのが付いているし、モールド等もシャープでそんな悪くない。水平・垂直尾翼は改造用の追加パーツが付属していて、初期キットの欠点を補えるようになっています。これがエルエス時代から行われた改修か、アリイ・マイクロエースに金型移行してからの改修か知りませんけど。

まあ、韓国製の劣化コピー品よりはナンボかマシというわけです。

作りたいキットはほかにもたくさんあるので、次にコレに手を付けるかどうかは気分次第・・・それよりポルシェを完成させなきゃ、ですね!

 

 

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