Days of taco

やさぐれ&ヘタレtacoの日常と非日常

With A Little Luck

2013年09月30日 | 日々、徒然に
午後から新宿で取材。
1時間ほどのインタビューのあと仕事場に戻る。
30分ほど雑事をしたあと、G社で打ち合わせ。
春からずっと進めている本の仕事が本格スタート。
入稿は年内というハードなスケジュールで、
果たして幸せな年末を迎えることができるかどうか。

ということでポール・マッカートニー&ウイングスの
「しあわせの予感」を張っておきます。
11月の来日公演で演ってくれたら、確実に泣きます。

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真面目さと幸福

2013年09月29日 | 映画など
石井裕也監督『舟を編む』を見る。
辞書づくりに情熱を傾ける編集者たちの物語。
そんなネタが映画になるんだろうかという危惧感は、
見ているうちにどこかに消え去ってしまうほどいい映画でした。



本作は言葉の映画である。
もちろん辞書づくりの映画だからそうなのだけど、
松田龍平演じる主人公の名前が馬締(まじめ)と言い、
人の名前と性格が音声として一致しているところのおかしさ。

主人公たちが新しい言葉を耳にして
メモしていく場面が多く出てくる。
言葉が音声になって、
それをひとつひとつ受け止めていくのだ。
さらに使い古された「恋」という言葉を口にして、
その意味を一所懸命考える主人公。
まさに辞書を作るように、言葉をめぐって
登場人物が丁寧に描かれていく。

って、「まじめ」に書いてますが、
神様(宮崎あおい)が出てるから見たんです!
逃げも隠れもいたしません。

それにしても龍平くん、
「あまちゃん」を経てから本作を見ると、
ミズタクにしか見えないのが困る。
映画が始まっても、なかなか神様(宮崎あおい)が登場しないので、
おい、ミズタク、いつまでウジウジしとるんじゃ、
早く神様(宮崎あおい)を出さんかい!
とスクリーンに向かって罵倒しそうになったtacoでした。


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明日への希望

2013年09月28日 | 日々、徒然に
「あまちゃん」最終回ということで、
また楽天イーグルスがリーグ優勝ということで、
東北を元気に、というフレーズがメディアを賑わせている。
気分が沈むよりは、明るくなった方がいいわけだし。
これはこれでいい現象なのかなと。

それにしても「あまちゃん」のラスト、
能年さんと神様候補(橋本愛)が埠頭を駆け抜けるのだけど、
映画っぽくていい終わり方でした。
これで朝ドラを見る習慣がついたかな。
来週から始まる「ごちそうさん」も見てしまうのだろう。

なんだか周りは明るいわけだけど、
今日も相変わらず仕事で、
12ページほどの原稿を一気に書こうと気合いを入れるが、
残念ながら9ページで力尽きる。
まあ健闘したほうかなと自画自賛。

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tacoの目にも涙

2013年09月27日 | 読んでいろいろ思うところが
羽海野チカ「3月のライオン」最新9巻を読む。
もともと涙腺がゆるいのだけど、
電車の中で読んでいたら案の定、号泣。


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終戦のドラゴン

2013年09月25日 | 日々、徒然に
ドラゴンズ、カープ相手に零封負け。
これで3位になってCS出場権を得る夢は断たれてしまった。
12年ぶりに味わうBクラスだけど、
カープは16年振りのAクラスということで、
ファンの人たちはさぞかし喜んでいると想像する。
おめでとうございます。カープファンのみなさん。
不甲斐なかったドラゴンズの分まで頑張ってください。
我々ドラゴンズファンは来年を見据えながら、
残り少ない試合を全力で応援するだけです。
来年のドラゴンズはカープと優勝争いをしながら、
きっとペナントを盛り上げてくれることを願って。



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黒くぬれ!

2013年09月24日 | 日々、徒然に
今日は打ち合わせが二件。
年明けに出す本についてあれこれ相談。
そして、レギュラー仕事のネタについて
デザイナーさんたちと話し合う。
なんとか方向性を確認して、それぞれ頑張りましょうという感じに。

帰宅したあとも、
いろいろと作業をしたりして、
どうも休まる感じがしない。
というか、オンとオフの切り替えはそもそもなく、
いまの自分は仕事中なのか否か、と思うことしばしば。



最近ハマっている麦のアレです。
コクがあるけどそこそこ爽やかで呑みやすい。
まあコレを呑んだら、頭の中はオフになっちまいますが。

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復興、そして腐敗

2013年09月23日 | 映画など
ライナー・ヴェルナー・ファスビンダー監督
『マリア・ブラウンの結婚』を見る。
これは傑作だなあ。退廃と官能がうずまくドイツの戦後史。お見事。



この何とも色っぽすぎるポスターを飾るのは、
主役のマリアを演じるハンナ・シグラ。
同じドイツの大女優、マレーネ・ディートリヒを
少々下品にしたような妖艶さ(褒め言葉です)がリアリティーあふれるというか。

ナチス崩壊直後に結婚したマリアは、
夫が戦死したとの知らせを受け、戦後は米軍専用のバーで働くことに。
経済力のある黒人兵士とねんごろになるが、
死んだと思われていた夫が帰還したと知るや、
マリアは黒人兵を撲殺してしまう。
それを見た夫はマリアの罪をかぶって服役。彼女は夫を愛しながらも、
西ドイツで商売するフランス人実業家と愛人関係となり、
ビジネスの世界でのし上がっていく。

マリアが信じるものは「愛」であり「お金」だ。
その両方をえげつない方法で勝ち取ろうとする
ドイツ女のたくましさに見とれてしまう。

戦後西ドイツの復興を象徴するかのように、
映画のほぼ全編を通して、建設現場の工事のノイズが鳴り響く。
復興はしているけれど、どこかイビツな戦後世界。
常に不気味な雰囲気を漂わせているところが、
この映画の真骨頂なのだろう。

いつも観客を不安に陥れることの多いファスビンダー映画だけど、
本作は珍しく構成がしっかりしていて、見応え充分。
妖艶さとしたたかさを体現した
ハンナ・シグラの素晴らしさに、ただ呆然とするのみ。



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哀しみを染みこませて

2013年09月22日 | 映画など
ゲオルギー・シェンゲラーヤ監督『ピロスマニ』を見る。
グルジアの国民的画家、ニコ・ピロスマニの孤高の半生を描く。
名作の誉れ高い映画だけど、今回が初見。
69年作だから、もう40年以上も前の映画なのか、と。
地味で静かで美しく、ほのかに哀しい。



バーや食堂などに絵を描いて、
かろうじて糊口をしのぐ極貧の画家ピロスマニ。
素朴だが静かな迫力を持つ彼の絵は、
一時期、中央(モスクワ)の画壇に注目されるが、
稚拙な絵だと新聞に酷評されるなどして、失意の日々におちいる。
もともと他人と折り合いをつけるのが苦手で、
結婚もかなわず、商売にも失敗。
独学で修得した絵を描くことに専念する。

映画はそんなピロスマニの気持ちに寄りすぎず、
かといって突き放しもしない絶妙な距離感で描く。
ピロスマニが描いた絵のように、
ある種の諦めと慈しみを持って描かれた映画というか。









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アナログ・サタデー

2013年09月22日 | 日々、徒然に
目に負荷がかかっていることはわかっていた。
ほぼずっとMacのモニタに向かっているわけだし。

今日も仕事で、また目を酷使するのかと
やさぐれた気分でいたが、
必要にせまられて、手書きでページ構成案をつくる。
レイアウト用紙とシャーペン、消しゴムと
各種マーカーと色ボールペンにペーパーセメント。
あとライトボックス。
アナログのめんどくささと楽しさが頭の中で錯綜。

机の上が消しカスでいっぱいになっているのに
気付いたときには、すでに何時間も経っていたのだけど、
思いのほか目も身体も疲れていなかった。
やはりモニタから出る光線が良くないのだろうか。
イラストレータとか使わずに、
これからはアナログでいきたいところ。

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転がる石のように

2013年09月20日 | 満身創痍な
昨日はとある雑誌の記事を3ページ、
それとはまた別の雑誌の原稿を1ページと、
ハイスピードで書き上げたのだけど、
その疲れが出たのか、朝起きたら目がショボショボして、
どうにも調子が出ないというか、かなり駄目な予感。

それでも7時前に起きて、もろもろ支度などをして
「あまちゃん」を見て笑い、そのあとの「あさイチ」で
ゲストに出た能年さんの挙動不審ぶりを楽しんでいたら、
いつのまにか時間が過ぎ、そういえば9時半に
デザイナーのYさんと約束があったんだと思い出し、
急いで家を出て、電車に乗る。

9時半ギリギリに約束の駅に着き、
Yさんに写真データなどを渡して、数分ほど立ち話。
また電車に乗って仕事場に。今日中にまとめるべき資料作りと、
年明けに出す本のネタ出しをしていたのだけど、
もう目が限界で、いつもの整体に行き、首を中心にマッサージをしてもらう。
実は一昨日も来たのだけど、そのときと比べて、
先生もびっくりするぐらいの状態の悪さらしく、
首から後頭部にかけての筋肉が硬直しまくっているという。

仕事場に戻り、また仕事の続き。だが朦朧として思うように進まない。
嗚呼。どうしてこんなに疲れちまったんだろう。
とうつむくが、頑張らねばと、Macのモニタに目をやる。



誰かが疲労困憊な自分を気遣ってくれたのだろうか。
疲れた身体には、やはりカップ焼きそばである。
しかも普通のアレではなく、奇天烈極まるタラコ味。
さらにスープ付きという、めくるめくような桃源郷が待っているに違いない。
これできっと元気になる。きっと…。

このくされ外道! 殺(と)っちゃる!

思わずそう叫んだ自分だが、
その叫びはむなしく仕事場に響くのみ。
どうやら観念して、お湯を入れるしかないようだ。


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