Days of taco

やさぐれ&ヘタレtacoの日常と非日常

アイドルに夢中

2020年07月31日 | 日々、徒然に

 

あった。

ここは渋谷のジュンク堂。

1冊だけ面出ししていたので、素早く確保して、レジに走る。

なぜだか知らないけれど、

阿佐ヶ谷姉妹のことが気になって仕方がない。

いまや自分にとって、

最大のアイドルは彼女たちかもしれないな、と。

 

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風景に溶け込むコワモテ

2020年07月30日 | 映画など

イ・ウォンテ監督「悪人伝」を見る。

いま旬の俳優というと、ティモシー・シャラメ君と、

この人、マ・ドンソクなのだろう。

なんともまあ強面というか凶悪というか、

このおっさんの顔だけで映画が2時間持ちそうだけど、

本作は旬の俳優におんぶにだっこではなく、

ハッタリの効いた演出と、

熱のこもった登場人物たちが跋扈し、暴発する。

気の利いたラストも楽しい、クライムアクションの快作。

 

 

極悪なヤクザの組長が、何者かに刺され、

奇跡的に命を取り留めたことから、

その謎の殺人鬼を追う刑事と結束するストーリー。

 

ヤクザはとことんヤクザだし、

刑事はとことん暴力上等だし、

殺人鬼はとことんサイコパスという。

わかりやすいトライアングルでありながら、

映画はこの3人の誰にも感情移入しない。

三者三様の血みどろの闘いをただ見せられることの快感。

 

こんな映画、前に見たことがある。

セルジオ・レオーネ監督「続・夕陽のガンマン」(66)は、

善玉、悪玉、そして卑劣漢の3人が金貨をめぐって争う西部劇だったし、

ウォルター・ヒル監督「ザ・ドライバー」(78)も、

ドライバーと刑事、それからギャンブラーの女の3人が入り乱れる

カーアクション映画だった。2作とも傑作だったのは、

登場人物の誰にも思い入れが込められていないこと

そして、登場人物は、ガンマンとか走り屋といった、

与えられた役割をひたすら果たしていたからだろう。

ひたすらハードボイルドな職業映画と言ってもいいかもしれない。

 

本作「悪人伝」もその継承にある映画かな、と。

ともあれ、意表を突いた展開と、

オチの付け方のセンスに感嘆。

 

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体液が暴発する日

2020年07月29日 | 日々、徒然に

東京はもとより、大阪でも愛知でも京都でも、

感染者が増えまくりとな。

大阪の吉村知事は、5人以上の飲み会を自粛要請。

 

するってえと、なにかい?

 

4人までなら宴会OKということなのかな。

じゃあ、たとえば自分の場合、

学生時代の友人のEとTとAの4人で飲んで、

飛沫はおろか、体液という体液を暴発させてもよろしいんですか。

 

そんなことを思っていたら、

なんだか激しく麦のアレを所望している自分を発見。

ただ飲んで暴れたいだけの迷惑なおっさんの戯言でした。

 

 

 

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13:42決戦のとき

2020年07月28日 | やさぐれ男のつぶやき

仕事に追われ、人生に追われ。

いつも崖っぷちというか、

実はすでに崖から落ちているかもしれないtacoです。

 

そんなやさぐれ男が仕事場の手前にある商店街で、

とある居酒屋の入り口にランチの張り紙を発見。

 

いまだけ限定!

生しらす丼 お味噌汁、小鉢付き

850円

 

おお。たまらなく食したくなったぞ。

だが、しかし、急ぎの仕事があり

仕事場に戻らねばならぬ。どうしたものか。

一瞬だけ仕事して、すぐ食いに戻るか。

 

断腸の思いで仕事場に入り、急ぎの電話をしていたら、

へっへっへ、お待たせしました〜的な感じで、

校正ゲラがどどっと送られてきたではないか。

なんということだ。ランチの時間が終わってしまうではないか。

しらす丼はどうなるのだ。またランチは焼きそばになってしまうのか。

と悩みの多い午後1時42分。

 

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メラニーのすべて

2020年07月27日 | 日々、徒然に

オリヴィア・デ・ハヴィランド。

享年104。亡くなったのは悲しいけれど、

ここまで長寿だったのは、なんともおめでたい限りだと思う。

 

 

「風と共に去りぬ」(39)のメラニー役は、

スカーレット・オハラ役のヴィヴィアン・リーと好対照で、

この映画を初めて見た中学生のときは、

あまりにも強くて逞しいスカーレットより

柔和で優等生なメラニーに惹かれていたっけ。

 

エロール・フリンとは名コンビだったみたいだけど、未見。

そのうち渋谷のシネマヴェーラで見られるかなあ、と。

 

そのヴェーラで見た

ラオール・ウォルシュ監督の佳作

「いちごブロンド」(41)に出ていた彼女も素敵だった。

ジェームズ・ギャグニーと結ばれる堅物の女性を演じていて、

本作のもう一人のヒロインが

ビッチで妖艶なリタ・ヘイワースで、またまた好対照だった。

 

 

優等生キャラのイメージが強いけれど、

アルドリッチ監督の「ふるえて眠れ」(64)では

これまた強烈な個性を発散させるベティ・デイビスを

地獄に落とそうする性悪女を演じていて、新鮮だった。

 

 

「レベッカ」「断崖」、そして「忘れじの面影」の

ジョーン・フォンテーンの姉で、

私生活ではかなりの確執があったよう。

それはともかく、可憐で儚げな役が目立つ妹と比べて、

地味だけど芯の強い女性を演じ続けてきたという印象のひとでした。

 

長い間、ほんとうにお疲れ様でした。

あなたの映画はいつも追いかけて見ていました。そしてこれからも。

 

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そのイチャつきに赤面

2020年07月26日 | 日々、徒然に

今日はミックの誕生日とな。

77歳になったということで、めでたい限り。

ストーンズの新譜の噂も聞こえてきているし、

ますますお元気なジジイでいてくださいな。

 

「友を待つ」のPVはいつ見ても微笑ましいというか。

わくわくしながらキースを待つミックが可愛らしい。

いくら演出とはいえ、このイチャつきぶりは

ストーンズ好きの腐女子(いるのか?)にはたまらんでしょう。

 

ともあれ、ミック爺。

77回目のバースデイ。おめでとうございます。

 

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不審者のにやけ顔

2020年07月25日 | 日々、徒然に

河出書房新社から出ている「文藝」の秋号。

特集が「覚醒するシスターフッド」ということで、

そのうち買って読もうと思っていた。

 

そういえば「ストーリー・オブ・マイライフ」って、

あの映画はシスターフッド魂に溢れているよなあ、

と気づいた途端、いてもたってもいられなくなり、

書店に走ったはいいけれど、自宅や仕事場近くの書店では、

どこも売り切れ。アマゾンで買えばいいのだけど、

欲しい本や雑誌は書店で買いたいので、

街を歩いていて書店を見つけては探していたけど、

やっぱり売り切れで落胆する日々が2週間ほど続いたと思いねえ。

 

そして昨日、ある用事で立川まで行ったときに、

ジュンク堂に寄ったけど売り切れ。ダメかと思いつつ、

すぐ近くにあるオリオン書房で

ようやく1冊だけ置いてあったのを発見。思わず感涙。

帰りの中央線の中でにやけっぱなしだったのだけど、

マスクをしていたので、周りの乗客に不審がられなかったのは幸い。

 

 

実は、なかなか書店で見つからないのがもう1冊ある。

阿佐ヶ谷姉妹の「のほほんふたり暮らし」という本。

幻冬舎文庫で出ているんだけど、あちこちの書店で文庫の棚を見ても

まったく見当たらないのです。そのうち見つかるかなと思いつつ、

アマゾンでは買いたくない、という妙な意地を張り続けるのでした。

 

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まろやかで深く

2020年07月24日 | 映画など

阪本順治監督「一度も撃ってません」を見る。

時はすでに2020年。

日本映画界には、

松田優作もいないし、原田芳雄もいない。

だが、しかし。石橋蓮司がいるではないか。

こうして19年振りの主演作がつくられたのは、

かつて松田優作の遊戯シリーズや角川映画、

原田芳雄のアウトロー映画に

胸をときめかせたシネフィルたちへのプレゼントだと思いたい。

じっくり熟成させたワインのような、

日本のハードボイルド映画の到達点で、円熟の極み。

 

 

石橋さん。

佇まいが絵になる、というか。

この人がサングラスにハット、

トレンチコート姿というだけで映画になる。

そんな石橋さんが演じるのは、売れないハードボイルド作家。

夜な夜な街を徘徊しては、小説のネタを仕入れ、

全共闘世代の仲間で、

いまはヤクザな弁護士(岸部一徳)から、殺しを請け負い、

自分の手は汚さず、武器マニアの青年(妻夫木聡)に丸投げするという。

怪しいけれど、思い切りヘタレなジジイという役どころ。

そんな石橋さんが、ヤクザに目をつけられ、

これまで銃なんかいちども撃ったことがないのに、

ついに戦うことになってしまいそうになる物語に、

思わず笑いつつも、サスペンスフルな展開が飽きさせない。

 

昔ちょっと売れた歌手を演じる桃井かおりが素晴らしい。

岸部一徳もふくめ、みんな革命を目指して挫折した人たちであり、

老齢になっても、何かに抗おうとする姿がカッコいい。

 

かつて若松孝二監督が90年に、

原田芳雄と桃井かおり主演で撮った

「われに撃つ用意あり」という映画があった。

全共闘くずれのアウトローが、

自分に落とし前をつけるために戦う原田芳雄は

時代に遅れてはいたけれど、まぎれもないヒーローだった。

あの映画では石橋さんは、原田芳雄の古い友人役で、

アル中で野球狂のおっさんを演じていた。

ヤクザにあっけなく殺される役どころだったけど、

あのおっさんが実は死んでおらず、

なんとかごまかしながら生きながらえてきたのだけど、

いよいよ落とし前をつける番がやってきたのが今回の主演作なのだろう。

「われに撃つ用意」なんか全然ないのに。

 

相変わらず名台詞が連発する丸山昇一の脚本と、

阪本順治監督のムーディかつコミカルな演出も効いている。

石橋さんが78歳にして、

ついに日本のハードボイルド映画の頂点に立ったわけで、

まずはお祝いしたいところ。

 

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慰みの報酬

2020年07月23日 | コレはもうアレしか

ふはははは。

 

世間は今日から大型連休らしいけど、

こちとらずっと仕事ですから。

もういい加減、疲労度マックスで、

コレはもうアレしかないと思い、

コンビニに行って焼きそばを買いに立ち上がったと思いねえ。

 

 

財布の中を覗いたら、所持金が20円だったという。

これじゃあ、焼きそばも買えやしません。

いい大人が何をやってるんだろう。

どんな人生を歩んでいたら、こうなるのだろう。

 

ふはははは。

あきらめて、仕事の続きに戻るのでした。

うまい棒なら2本買えますよ、という慰みは不要です。

ふはははは。

 

 

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忘れていた感覚

2020年07月22日 | 陽の当たらない坂道

午後から飯田橋で打ち合わせ。

このご時世、対面で打ち合わせなんて、

かなり珍しいというか、

飯田橋に来たのも半年ぶりぐらいかもしれないなあ、と。

 

 

かつて働いていた会社が飯田橋にあったので、

緩やかな坂のあるこの界隈はお馴染みというか。

このあたりは、開発が進むJR駅のあたりと比べて、

あまり風景が変わっておらず、少しだけ安心する。

 

それにしても対面の打ち合わせは、悪くない。

というか、かなり、いい。

打ち合わせは、決して楽しい話ばかりではなかったのだけど、

それはそれとして、Zoomなどのテレビ会議では味わえない、

人と直接話すことの効果というか、凄さというか。

 

 

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