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新型インフルエンザ・ウォッチング日記~渡航医学のブログ~

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opinion@zav.att.ne.jp(関西福祉大学 勝田吉彰研究室)

隔世の観を感じています

2009-04-26 22:26:00 | インフルエンザ:海外の動き/海外発生

外食して立ち読みして帰ってきたら、仏、NZ、BAのスッチーと次々続報が入っていました。

率直に感想を言えといわれたら隔世の感のひとことです。

管理人にとって、新型インフルエンザをウォッチする立ち位置はどうしても前職時代、北京での「SARSの修羅場経験」との比較になります。
あのとき、カナダは、SARS患者が何人もフリーパスで入国しかなり拡大してから政府が慌ててました。中国では、スッチーがスーパースプレッダーになり内モンゴル自治区でSARS広めたりしていました。日本では台湾人医師がフリーに入国し、フリーに出国してから後の祭(文字通りのお祭り。国宝寺院に消毒液ぶっかけパフォーマンスしたりホテル追跡したり。台湾の記者会見でドス利かせTVに写ってた日本の記者氏もいましたね)。

しかし今回、メキシコ帰りは英でも仏でもNZでもたちどころに把握され隔離され、この素早さはただただ(03年の経験者から見て)感嘆ものです。 人類って進歩するものだと心の底から実感です。 人類はSARSの時よりぐっとうまく立ち回る予感をもっています。

仏・NZ・BAのスッチーは↓参照ください(いずれも日本語)。
BAのスッチー↓Yahooニュース
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090426-00000101-nna-int
フランス↓
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090426-00000078-jij-int
NZ↓
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090426-00000544-san-int
イスラエル↓
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090426-00000086-jij-int

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