インプラントでのあれこれ・・・

インプラントに対してちょっと詳しく・・・

喫煙が、インプラント治療の成否に及ぼ

2020年03月18日 | 日記
喫煙が、インプラント治療の成否に及ぼす影響は無視できないものがあります。


一般的なインプラントの治療は数ヶ月かかりますが、インプラントの周りがしっかり固まり、あごの骨と結びつくことがその後の治療に関わる重要な問題です。



周辺組織を回復させるために、ニコチンも一酸化炭素も相当の妨げになります。


インプラント治療のために何でもできると思うなら、最低でも手術から治療終了までの間、つらくても禁煙するのが正解です。

歯科治療の中で、インプラントとクラウンの大きな違いは、歯根部が残っているかどうかの違いです。



虫歯などで大きく歯を削り、差し歯では不十分であっても歯根部が健全であれば上から冠のような形のクラウンという義歯をはめられます。

抜歯した場合の選択は、入れ歯もありますが、歯根部の代用として、あごの骨に人工歯根を埋入するインプラント治療を選ぶこともできます。



欠損した歯を補う手段はいろいろありますが、インプラントはその中でも噛んだ感じが自分の歯に近く、歯が取れる心配をせずにガムを噛めるのも、この治療の良さでもあります。ブリッジのように、上から人工歯をかぶせているのではなくインプラントの根元はあごの骨に埋まっているので歯が取れる心配をすることなく、安心してガムを噛めます。骨に埋まっているねじ状の部分、その上の義歯はともに、ガムを噛んだくらいではびくともしないくらいにしっかりした構造になっています。

どんなガムでも、もちろんキシリトールガムも平気で噛めます。入れ歯や差し歯に代わる技術として注目されているインプラント。

その手術とは、「インプラント(埋め込む)」という意味の示す通り、穴を開けた顎骨に金属製の人工歯根を埋め込み、そして専用のパーツを用いて義歯を固定するという手術です。

手間や費用は非常にかかりますが、そのぶん自然に食べ物を噛むことができますし、見た目の美しさにも優れています。


インプラント治療には、歯科医、歯科技工士といった医療スタッフの極めて高い医療スキルが必要不可欠と言っても過言ではありません。そのくらい高度な技術がつぎ込まれた施術ということです。


いわば「贅沢」な治療といえるので、保険は利かず自由診療となります。
歯科におけるインプラント治療では、あごの骨に埋める部分の素材はチタンが主流です。
金属の中では、骨との親和性が高い方で金属アレルギーも起こりにくい素材の一つです。



インプラント治療開始前にはCTや、レントゲン、口腔内検査といった頭部全体の十分な検査を行い、結果を検討した上で治療に取りかかるため患者の意見や疑問も十分聞き入れて治療を行えます。

一通りの治療が終わったあとは、メンテナンスを積極的に患者が歯科医と連携しながら行っていけば安全性や快適性は長期にわたって確保されます。