インプラントでのあれこれ・・・

インプラントに対してちょっと詳しく・・・

インプラントは、人工歯根と義歯をアバットメン

2022年07月20日 | 日記
インプラントは、人工歯根と義歯をアバットメントで接続するものですが、その部品の接続構造により、何種類かのタイプがあります。


インプラント(人工歯根)とアバットメントが一体であるものが1ピースタイプです。


他に、分離型の2ピースタイプがあり、ほとんどのインプラントは2ピースタイプです。


2ピースの場合、アバットメントが人工歯根と別のパーツとして取り付けられるので、人工歯根にアバットメントを接続する部位の形で、歯根側が凸になっているエクスターナルタイプと、歯根側が凹になっているインターナルタイプがあり、インターナルの方がアバットメントの接続が容易なのでよく使われています。


基本的に全て自費治療となるのが、インプラント治療の現状です。


高額の費用が負担となる方も多いのが当然です。


クレジットカード利用ができる歯科医院や、デンタルローンなどの名称で信販会社が作ったローンを利用できる歯科医院が多く、けっこう融通が利きます。


治療開始時に費用を全て現金で用意できなくても、治療を始めることはできる状況になっています。


インプラント治療によって義歯が使えるようになるまで、3ステップあると考えてください。


第一に、歯茎を切り開き、あごの骨を削って人工歯根を埋め込む、人工歯根があごの骨、及び周辺組織と結びつき、固まるのを待って、三番目として、歯根にアタッチメント(連結部分)をはめ込み、その上から義歯をかぶせて完成という流れは皆さん変わりません。


人工物を骨に埋め込むのですから、組織が歯根の周りにできて骨に定着するまでには時間がかかり、あごの骨の状態や、その人の体質にもよりますが、最短で2ヶ月、最長で6ヶ月はかかると思ってください。


このため、インプラント治療を始めてから義歯を使えるようになるまで、短めなら3ヶ月ほど、長いと10ヶ月に渡る治療期間を要します。


理由は様々ですが、希望すれば必ずインプラント治療を受けられるとは限らず、失敗の可能性が高いため、治療できないといわれることもあるのです。


でも、断った理由として「あごの骨の強度や厚さが十分でない」だの「あごの骨のサイズが足りず、インプラントを入れられない」であれば治療をあきらめるのはまだ早いのではないでしょうか。


最新設備を駆使して、腕のある歯科医が治療すれば少し前なら、インプラント治療はできなかったケースでも治療可能になっています。


あらゆる意味で最先端の治療が受けられるかどうか、手を尽くして探して、問い合わせてみましょう。


どうしても避けられない問題ですが、インプラント治療は高額になることを知っておいてください。


場合によっては、保険診療にもできるようですが、おそらく、相当厳しい条件をクリアしたのでしょう。


ほとんど全て自費診療だというのがどうしても高額になってしまう原因です。


どんなに安い治療を選んでも十数万円、高価な材質を選ぶなどで数倍の費用がかかるケースもあることを覚悟した上で始めなければなりません。