はぐれ遍路のひとりごと

観ながら歩く年寄りのグダグダ紀行

大崩山塊:農道歩き2

2017-05-20 14:24:00 | ウォーキング
                   石脇合流部から三輪合流部上までの農道歩き 
歩行記録                                                        H29-5-14(日)
歩行時間:7時間30分   休憩時間:1時間30分   延時間:9時間00分
出発時刻:7時15分     到着時刻:15時20分
歩  数:37、499歩(推定距離26.62km)    GPS距離25.4km
行程表
 焼津駅 0:50> 農道入口 0:25> 道標の峠入口 1:05> 兎沢遺跡分岐 1:20> 石部峠入口 0:25> 日本坂峠入口
 0:20> 鞍掛峠入口 0:10> 石脇口 0:25> 笛吹段 0:40> 西の谷口 0:20> 富士見峠下 1:00> 池の平 0:30>
 間違った分岐 0:10> 農道終点 0:25> 間違った分岐 0:40> 北のピーク登山道 0:20> 多福寺 1:00> 県道合流
 0:30> 岡部支所バス停
                                                             
                           石脇合流地点から三輪分岐上までの概略図


 
       坂本Aの沢コースと岡コースの合流地点                      古墳のような茶畑

  石脇からの登山道を一登りすると坂本Aコースと合流する。丸く盛り上がり古墳の様な茶畑を左に巻けば沢コース、右の農道を
下れば岡コースで坂本の林叟院に出る。
ここで今日初めて会ったハイカーは岡コースを下って行った。更に岡コースを30人くらいの団体が登ってきた。
どうやらAコースの中でも岡コースの方が人気があるようだ。

  農道の脇でモノラックの手入れをしているお年寄りの農家の人がいたので、これ幸いと話しかけた。
 「あの丸い茶畑は恰好がいいですね。インターネットに良く写真が載っていますよ。」
 「そうかね。あれはうちの茶畑だが、80近い俺が一人で世話をするのも大変だが、役所の人に頼まれるのでなぁ。」
 「子供は手伝ってくれないのですか?」
 「儲かりもしない茶畑を親として息子にやれとも云えないしなぁー。孫がやってくれるといいだけれどな。」
 「まるで古墳のように見えるけど、開墾するとき古墳は出なかったのですかねぇ?」
 「大きい声じゃ言えないが、俺のひい爺さんやひこ爺さんが畑を起こした時は結構古墳があって、勾玉や刀が出てきたらしい。
刀って言っても錆びた直刀で鉄の棒のようだったらしいが、静岡の方の人がそれらを買いに来ていたので、酒代の足しになると
こっそり売ってしまったらしいよ。当時も本当はとどけなきゃぁ駄目だったけどね。」
 「昔の人も眺めのいいとこにお墓を作りたかったのですかねぇ?」
 「多分そうだよ。だけど死んだ人をここまで運んでくるのは大変だったろうなぁ」
 「死んだ人を運ぶのも大変だったけど、古墳の石を運んでくるのがもっと大変じゃぁなかったのかなぁ」 
 「石は結構あるから、上で取って転がしてきただと。思うよ」

 なんて楽しい話は続いた。更に話題を変えて
 「この茶畑の前はアブラギリを栽培して油を搾っていたのですか?」 と聞くと
 「アブラギリ? 知らんなー 絞ったのは柿の渋で小さな実のチンチロ柿を取ったもんだよ。」
 「チンチロ柿って鳴沢不動のとこにある信濃柿のことですか?」
 「信濃柿なんて言わなかったなぁ、あの頃はあちこちに生えていたけど今は見たことはないな。」
 「その頃ここは何を作っていたのですか?」
 「その頃は養蚕が盛んで、この辺りは桑の木で一杯だったよ。養蚕が駄目になってお茶やミカンになったけどね。」

話は中々尽きませんが余りお邪魔しても悪い。色々お話ありがとうございました。またお会いしたら話を聞かせてください。
でもちょとショックだったのはアブラギリを知らなかったことで、講演ではアブラギリの栽培は 「高草山中腹一帯で行われていた」 と
言っていたけどな。尤もそれは江戸時代か明治の初めのころの話で、農家の人が80歳としてもそれよりはるか昔の事でなので、
知らないのも無理はないか。

          
                            キバナコスモス か オオキンケイギク か?

  笛吹段の入口に黄色い花が咲いていた。一見キバナコスモスのように見えるが花びらの数は多いし、葉の形も違うようだ。
調べてみるとオオキンケイギクに似ているようだが、この花は特定外来生物に指定されていて国内での栽培は禁止されていた。
ではなんて花だろう?

 
                  笛吹段公園                               笛吹段から焼津港

  笛吹段公園には古墳が再現されているが最近では見に行くこともない。余りに手が入り過ぎていて見ても想像が湧かない。
それなら笛吹段遺跡の一部の坂本Bコースからヒサカキの林を潜り抜けて行く横穴式古墳の方が好きだ。中に入る事は出来ないが
入口からは海も見え、そこに座ると冬なら日向ぼっこのように暖かくのんびりできます。見学者とは一度もあった事はありません。

          
                      スイカズラ                                   ヨウシュヤマゴボウ

  スイカズラの花にクロアゲハがとまり蜜を吸っていた。人間でも吸えるのだから小さな蝶なら満腹になりそうだ。
ヨウシュヤマゴボウ(洋種山牛蒡)は周囲の養分を一人占めしたかと思うぐらい太い茎と大きな葉っぱを持っている。
まだ早いのか花は咲いていないが、咲いても茎や葉に比べ貧弱な花だ。実が色づいてくると牛蒡と云うより色から云っても
葡萄の方が合っている感じがする実が付きます。。
洋種の名前の如く帰化植物で原産は北アメリカとか。根や葉や実も毒があるので触らにほうが無難でしょう。それに色も付くし・・・・・

          
         高草山山頂のアンテナ                            山頂直下の登山口

  朝、瀬戸川を渡るときから見えていた高草山山頂のアンテナが大きく見えてくると、山頂へ直接登る最後のコース 「西の谷」
登山口がある。この西の谷コースは双耳峰の高草山の丁度鞍部から始まっている。
県道側の出発点はバス停坂本だが途中にある西の谷公園に車も置ける。ただこのコースは余り歩く人は少なく、今日見ても山道の
草はどの登山口より一番多かった。

  ここまで石脇、坂本A,Bの登山道は何度も農道を横断していたので、しつこいくらい登山道の標識が建っていた。
それも西の谷の標識があれば終わりです。この辺りは今日一番高い所なので後は基本的には下り坂になる筈です。

          
              シロダモ                                  ヘビイチゴ

  幽霊が両手を垂らしているように見えるのは、シロダモ(白梻)と云うクスノキ科の木で、大きな木になるらしいが目につくのは
この位の大きさで、垂らしたは葉が丁度目に入る位の高さだ。花や実も付けれらしいがまだ見たこことはない、いや見ているかも
しれないが気にもならない花や実なのだろう。
このシロダモの木は矢張り幽霊状態になっていないと私には判別できない。

  ヘビイチゴと思うけど違っていたら御免なさい。実はツルツルしていて美味しそうには見えない。毒ではないが食べも美味しく
ないそうです。勿論食べた事はありません。

 
                 ウツギ                                    富士見峠入口

  ウツギには丁度良い頃だと思ったが余り見る事ができなかった。最近は色の付いた空木が多く白い本来(?)のウツギを見る事が
少なくなったような気がする。

  このお茶の間を3分も登れば富士見峠です。名前の如く峠から富士山が見えるが、今日は霞が掛かっているのでまず駄目だろう。
態々行く気も起きず池の平への道を下る。

 
                ナルコユリの葉                                その蕾

  アマドコロ(甘野老)とナルコユリ(鳴子百合)の区別がつけにくい。大きな違いはアマドコロは花が2個づつつき、ナルコユリは
3個から5個付くとある。蕾の写真を拡大すると蕾は3個か4個だった。なので一応ナルコユリとしておきます。

 
                 池の平                                   池の平のベンチ

  池の平を農道の上から見る機会は少ないが、こうして見れば下界も見え昔の人が好みそうな場所だ。さらにここには昔から水が
湧いていたので集落があったとまでは思わないが墓があったに違いないと思う。
だが案内板はそんな事は書いてないので本当の事は分らないが、多分ここにも古墳があったのだろう。

  ベンチの上の茶畑と木の間を上に行けばすぐ稜線に出ます。稜線を左に行けば北のピーク、右に行けば富士見峠です。
前回の4年前の農道歩きでは、農道に入って、ここ池の平まで約3時間で来ているが、今日は4時間掛かってしまった。
今日は笛吹段下で10分ほど農家の人と話し込んでしまったが、それでも50分は遅い。分かっていても何となく悲しくなる。
更に4年前は稜線伝いに北のピークまで行き、ここにに戻って農道歩きを再開している。勿論今はそんな気はサラサラ起きません。

          
               ???                                    ???

  分かりません。植物の名は師匠と一緒でないと無理ですね。

 
               関方への分岐                                 三輪への分岐

  池の平までの道は自信があったがその先は農道は自信が無い。昔、車で走ったが中々三輪へ下ることができなかった事もある。
昨晩は一応地図を確認してきたが今の私の頭で覚えきれるわけはない。それでも地図を印刷してこないのだからいい度胸だ。
これが街道歩きや遍路だと手持ちの地図を作成し、片手に地図を持ちながら歩くのですからね。
多分山では時々迷うくせにして、何となく自信が湧いてくるのだから不思議なものです。

  池の平を出て最初の分岐は、左は富士見峠下の潮見平や方の上城址、笛吹段公園に出る道です。途中の分岐を下れば関方へ
向かいます。この道は通しでは歩いた事はないが途中の潮見平や方の上城址に行くとき何度か歩いています。

  次の分岐は自信がない。多分左に下る道は三輪に下ってしまう道だと思うので、そうだとしたら農道を完歩できなくなる。
それに池の平を出てすぐ分かれたハイキングコスーにまだ合流していないのだから下るのは早すぎる。
それなら農道の分岐は下らずに上に上にと行けばいいのじゃないかと思うでしょうが、そうもいかない理由があるのです。
これより先にある北のピーク下にある農道の上2本は、途中で終っていて通り抜けできないのです。農道を完歩するには上から
3本目の農道に入らなければなりません。そのためには下り過ぎても駄目、登り過ぎても駄目な状態なので気を使います。
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