はぐれ遍路のひとりごと

観ながら歩く年寄りのグダグダ紀行

清水山から蓮華寺池

2014-05-05 12:02:05 | 低山歩き
 歩行記録      歩行月日2014年5月4日(日)
歩行時間:3時間40分 休憩時間:0時間50分 延時間:4時間30分
出発時間:8時45分   到着時間:13時30分
歩 数: 21、652歩   GPS距離:15.0km
行程表
 藤枝駅 1:20> 清水山 0:20> タンク場 0:40> 古墳広場 0:55> 田中城下屋敷 0:25> 西焼津駅
観歩記
 風薫る5月の知人ウォークは手近な清水山へ。
このコース最近TVで紹介されたようで、折からの連休で混雑を心配しながらの出発だった。
風がソヨとも吹かない街中で、早速ジンワリ汗が出始めたものの、瀬戸川の桜トンネルでは爽やかな風が吹き出した。

 今日の目的の一つは蓮華寺池の藤を見る事だったが、どうやら盛りはとうに過ぎて既に散り終わっているようだ。
ところが日頃の行いのせいか清水寺の藤棚には、若干の香りを漂わせながら藤の穂が垂れ下がっていた。
フー良かった。今日の案内に「藤の花を見る」と書いたので、これで面子を保つことができた。

  
      ヒッソリとしている藤枝総合運動場                       清水寺

 清水寺から清水山・蓮華寺池ハイキングコースは何度か歩いているが、実は清水山が何処にあるのか知らない。
麓の瀬戸川から稜線を見ると、一番高い瘤のようなピークを下がった平な所にタンク場が見えていて、農道は
そのピークには登らずに、頂にある茶畑の下を巻くようにタンク場に向かっている。
地理院の地図では最高点を農道が通っているようになっているが、これは実態に合っていない。
でもそんな事は大した事ではない。道の最高点から下ったタンク場が一番眺めが良いので、ここで休憩になる。
生憎今日は霞んでいて眺めは良くないが、タンク場からの眺めは雄大で360度の展望があると言いたいところだが、
ピークのある西の方向が隠れていて見えない。それでもここが藤枝市の眺めの一番良い所ではないかと思っている。

 
              タンク場から南方面                     タンク場から東方面

 タンク場から農道を少し下がった所で農道と別れ山道になる。最初は急な下りだがそこを過ぎると起伏の少ない
山道になりのんびり歩く事が出来る。
「夏も近づく八十八夜 野にも山にも若葉が茂る あれに見えるは茶摘みぢやないか  あかねだすきに菅の笠」
今日は5月2日の八十八夜。茶摘歌ではないが、あちこちで茶刈が行われている。だが今では歌の後半は 
「あれに見えるは茶刈ぢやないか  機械操作の夫婦連れ」になっている。さらに大規模な茶園では
「運転席の 一人旅」になってしまっている。
集団作業が二人になり、更に一人でも可能になってしまった。

 眼下に蓮華寺池が見えてくればハイキングコースも終了で、見頃の終えた石楠花林の所で公園の遊歩道に合流。
TYで紹介されたばかりで混雑を心配をしたハイキングコースだが、会ったのは5組程度と少なかった。
中高年の山歩きは増えても、若年層は疲れる事には興味を示さず「笛吹けど踊らず」か。

 
           茶畑の横のハイキングコース                    蓮華寺池

 ハイキングコースの人では思ったより少なかったが、蓮華寺池公園は混雑していた。藤の花は終わりツツジも
それほど咲いていなかったが、中々どうして池の周りの散策路は早足では歩けず、池のボート乗り場は順番待の
人で溢れていた。

 蓮華寺池公園から田中城跡までは太い車道を歩かなければならない。ならここからバスで藤枝駅に戻れば
歳より仲間は疲れないで済むのだが・・・・ 私が計画すると、それでは終わらない。(若しかすると同行者は恨んでいるかな)
さらに足を延ばして田中城址に寄ってから西焼津駅ゴールとしてある。

 田中城といっても今は案内の杭が所々にあるだけで、城址に興味の無い人には詰まらないようだ。
誰も杭の案内に興味を示していないので、仕方ない一部建物が再現されている下屋敷に行こう。
屋敷に中にはアヤメや芍薬、蓮などが咲いて、丁度良い時季だが見学者は誰も居なかった。
徳川家康が鯛のテンプラで食中毒になり死んだとされている城だが、余り人気は無いようだ。
通りの途中の小学校にあった田中城の再現模型等を置けば、もう少し見学者は増えるのではないだろうか。

 1時30分余裕を残して西焼津駅に到着。一人ではないので乾杯は出来なかった。
 
         
                 小学校にあった田中城                  田中城下屋敷

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