風薫海航空翔

カゼカオル・ウミワタル・ソラカケル Presented by 柊(syu)

関西で言うところの東京

2006-09-29 14:11:51 | TOKYO生活
先日、新宿の紀伊国屋書店でこんな本を衝動買いしてしまった

             

京阪神エルマガジン社出版の「Meets」。その名の通り、関西ローカルの雑誌。
関東の人はなじみがないだろうが、その昔「ぴあ」が創刊された頃にローカルながらもライバル誌として頑張ってた「エルマガジン」(通称「エルマガ」)を出版してた出版社だ。結局廃刊になっちゃったんだけどね~>エルマガ。懐かしいわ~

前置きはさておき。この本、『関西人が選んだ、東京のうまい店』という魅惑のサブタイトルがついたモノ。おぉぉぉ~、東京で暮らす関西人にとってツボな本やね~。と手に取ったのだが…かなりハマり即購入。
(本来は東京出張にたびたび行く関西人のための、東京案内の本)。

銀座・有楽町・日比谷・新宿…といった東京メジャースポットはもちろん、ベタに両国・浅草・アキバなんて土地のうまい店を紹介。でもそんな店の紹介よりもワタシがハマってしまったのが、巻末の「東京出張便利手帳」のいろんな特集

『Tokyo乗り換え基本の「き」10箇条』
このページでは関西人のみならず、地方出身者がイチバン最初に迷い込む東京電車ラビリンス攻略法が関西人視点で書かれている。
「最難所=東京駅」だとか、「銀座線と丸の内線のふたつを覚えたら、あとは知らなくてもいいです」とか。
「新しく出来た路線と駅には落とし穴が!」(要は新しい地下鉄は地底深くを走るので、地上からホームまで恐ろしく遠いというハナシ。大江戸線なんてどこまで降りるの?と信じられないぐらい地の底まで降りるのでビビった)。
「歩くのがイヤになる乗り換えストレス駅」(同じ駅名なのに、なんでこれだけ離れてるねん!東梅田駅と西梅田駅の距離並み、なんてザラ)。などなど…。
上京2年目のワタシも未だに東京の路線図は手放せまへん。ついでにYahoo!路線検索サイトは必須アイテムです。東京生まれ・東京育ちの相方ですら、たまにわからないときがあるらしい。どないなってんねん、東京交通事情!?。

そしてイチバンのツボだったのが『関西で言うたら…』のコーナー。
何かと対比される関西と東京だが、似ている部分も多く「自由が丘ってどんなとこ?」「う~ん、関西でいうたら岡本みたいなところ」という表現でシックリきたり。そういう「関西で言うたら○○みたいなモン」を書かれていた。このコーナーで書かれてたことが、関西と東京両方を知りうる人にとっては笑えるものばかり。

たとえば、「帝塚山≒田園調布 気さくなエリアと隣接・繁華街がない」。(あくまで「≒」であって「=」ではない)。ベタな住吉区と大田区を従えてるところまで同じか?。
尼崎≒川崎 海っぺり工業地帯・気さくでガテンなエリア」。ワタシは川崎はどっちかというと路上で寝泊りする人たちと駅前の商業スペースから「あべの」と≒に感じますが。
鶴橋≒上野 古くからのコリウンタウン・田舎への乗換駅」。田舎って(笑)奈良のことでしょうか??。
堂山≒新宿2丁目 説明不要」。HGがイッパイな点が共通項…フォーッ!!。
和泉ナンバー≒足立ナンバー ラフなドライビングテクニックで一目置かれる存在」。編集者の言葉選びに脱帽。どちらも後ろにつかれるとコワイ…

土地だけではない。鉄道編も素晴らしい
阪急神戸線≒東急東横線 2県を結ぶハイソな路線」。これは似てるぞ!!客層が。キレイなOLのおねぇちゃんが多いよな(←オッサンかい)。
南海本線≒京浜急行 工業地帯と海岸線を縫うように走る」。上記鉄道と対照的な客層も同じかも。似た匂いをどちらにも感じる。
近鉄≒小田急 片や名古屋・片や箱根までロングディスタンスを結ぶ」。特急電車が面白いのも共通項か?。
などなど…。

まあ知ってたからといってどうってこともないハナシなんだが(笑)。
こうやって「似てる!」とか「これは大阪が勝ったよな」とか、そんなハナシしたがるところが関西人独特というか
「巴里のアメリカ人」ならぬ「Tokyoの関西人」2年目のワタシですが、こんなネタで喜ぶということはまだまだベタな気質抜けてませんわ。良かったのか悪かったのか???

今年も秋到来

2006-09-25 18:57:34 | 徒然なる日々
          

今年も街路樹の根元に曼珠沙華がたくさん咲いた。誰かが手入れしている訳でもないのに。カレンダーを持ってるの?と聞きたくなるほど、お彼岸シーズンにキチンと合わせて咲く。その不思議なカタチが仏花っぽくて、「彼岸花」という俗称にナルホドと頷く。

そう言えば、去年もこの時期に同じ場所の曼珠沙華ネタ書いたなぁ~。今年も秋到来

ビバ!阿波踊り

2006-09-24 17:19:48 | TOKYO生活
          

初台で毎年この時期に行われている阿波踊りを観にいってきた

新宿から京王線で1駅、オペラシティやロッテ本社を構える都心的な顔を持つ初台。でも駅の反対側は「え?ホントに新宿から1駅?」と疑うほど、のどかな住宅地と商店街が広がる。そののどかな商店街で、40年ぐらい前から毎年この時期に阿波踊りをやっているそうだ。
初台商店街のHPをのぞいてみたら、『昭和45年から代々木八幡神社の例祭で奉納の踊りという形として初台阿波踊りがスタートしました』とのこと。そういえば近くの代々木八幡神社も出店でいっぱいだったなぁ~
阿波踊りと言えば徳島県だけど、なぜか東京で阿波踊りを開催している街が多い。確か高円寺もそうだったはず。阿波踊りに限らず、東京はやたらカーニバルが多いように思うんだが…(浅草サンバカーニバルとか)。
ワタシもご縁あって上京以来この街をよく訪れるので、去年もこの阿波踊りを観たが結構面白かった。なもんで今年も初台阿波踊りへ

初台阿波踊りでは都内各所の阿波踊りサークル?がたくさん集まって、商店街を踊り歩いてくれる。その数11連・700名以上というピックイベント!
去年も思ったけど阿波踊りってすごくエネルギッシュ。独特の掛け声・リズムにエネルギーが渦巻いてるように見える。ただでさえしんどい中腰姿勢で、爪先歩きしながら見事な両手の繊細な動き。すごいよぉー
あの手の動きは、「空気をかき混ぜる」沖縄のカチャーシーの手の動きと似通ってるなあ。その上、阿波踊りの指先はすごく繊細で美しい。あそこまでいくと感動の域やねー。観ていても楽しいし。本場・徳島の阿波踊りはもっと大規模だから凄いんだろうなぁ、きっと

で、毎年この初台阿波踊りにやってくるのがこの方々↓。

            

ブラジル・サンバガール(笑)。サービス満点の露出度で、沿道の男性陣は老いも若きも大興奮。なぜに阿波踊りでサンバ?。まあいいか、楽しいし

クリスタル・ボイス

2006-09-22 09:28:52 | 徒然なる日々
          

クリスタル・キングの話ではありません。(ハッ!歳ばれるっ!!)。

先日TVを見てたら徳永英明のアルバムのCMが流れ、ものすごく聴きたくなりTSUTAYAへ借りに行ってきた。「女性アーティストが歌う名曲をカバーしたバラードアルバム」の『VOCALIST 2』というタイトルのアルバム。ついでに前作『VOCALIST』も借りちゃいました。
徳永英明を聴くのは高校時代以来だなぁ。あの頃のクラスメイトが徳永英明の大ファンだったので、よくテープに録音(←このへんが時代を感じる)してもらったもんだ。懐かしい…

久々に聴いた徳永英明。声があの頃のまんまのクリスタル・ボイスだった。切なくて透明感があって…。この人の失恋ソングを聴くと、未だに胸がキュンとなる(←もう死語だっけ??)。歌の上手いアーチストが歳を重ねると声量が落ちてガッカリ、なんてことがあるけどこの人はどうなんだろうなぁ?。CDではわからないので、是非生で聴いてみたい。

このアルバムのコンセプトである「全曲女性ボーカルのカバー」は、徳永英明のもつクリスタル・ボイスだからこそ出来た世界だった。あの繊細さと高音域をもつ声だからこそ表現できた世界
どの曲も逸品だったけど、個人的には竹内まりやの「駅」とか、「翼をください」とか、中森明菜の「セカンド・ラブ」なんかが凄く良かったなぁ。
これからの季節にピッタリのアルバムかもしれないので、しばらく通勤のお供にしようかしらん

しかしこの徳永英明という人。喋らせるとその繊細なお顔立ちとセツナイ声から想像つかないぐらい、コテコテの関西弁。兄さん、それはアカンやろー、といつもツッコミを入れてしまうんだな。反則やでー。プロフィールでは出身は福岡県柳川市になってるのに、なぜか尼崎に住んでたらしい(これまた関西地域の中でもトップレベルのコテコテ・タウン)。以前「ヘイ!ヘイ!ヘイ!」でダウンタウンと尼の話で盛り上がっていたのにはドン引きしたぞ
まあそのへんが人間の振り幅、魅力のひとつっていうことで(笑)。

折れたバットもリサイクル

2006-09-18 18:22:40 | グッジョブ!
とある休日。義弟の誕生日プレゼントを探していたら(相方の実家は誕生日を大切にする一家なのである)、ロフトでこんなものを見つけた。

          

プロ野球選手の折れたバットから作られた箸。その名は「かっとばし!」(笑)。
箸には各球団のロゴが入り。売り場にはどの球団の誰選手のバットから作ったものか表示がしてあった。結構各球団それぞれの商品があったなぁ。

プロ野球ファンの相方の話によると、プロ野球選手の使っているバットは「アオダモ」という頑丈な木から作られているそうだ。このアオダモ、育つまでに70年近く時間を要するらしい。それだけ中身のつまった木だから、あれだけの剛球を打てるバットが作れるそうで。う~ん、知らなかった(←プロレス以外のスポーツには全く疎い人)。
そのアオダモの木の育成基金とリサイクル目的で、「かっとばし!」のような商品が生まれたそうだ。自然から頂いたバット、壊れたからゴミになるだけでは悲しすぎるよなぁ。
素晴らしいリサイクルだと思うし、野球ファンにも嬉しい一品かも。

ということで義弟くんの今年の誕生日プレゼントはコレに決定。ロッテファンなので、ロッテの今江選手の折れたバットで作られたものを購入。見事喜んでもらえました、よかった~

しかし「折れたバット」というと子供の頃に見ていた「侍!ジャイアンツ」というアニメで、剛球を打って折れたバットがぶっ飛んでピッチャー(主人公)に突き刺さるシーンを思い出して仕方ないのだが

スピリチュアルな風が吹く・その3

2006-09-17 08:50:08 | スピリチュアル
スピリチュアル番組『オーラの泉』に、なんと前田日明が出演!!!!!

ワタシャこの情報聞いてから放送日まで心配で仕方なかったぞ…。「前田さんの前世は武士だったんですよね」と柔和なお顔で話す江原さんに、「なんやとぉ!そんなもんわかんのかっ!?」とアキラ兄さんのキャプチュードが炸裂するんじゃないか。「オーラの色は赤ですね」という三輪さんに、「やかましいんじゃーっ!」とアキラ兄さんのキック炸裂。…なんて阿鼻叫喚の結末が待っているんじゃないかと、オチオチ夜も眠れなかった(それはちょっとオーバーやろ??)。
そんな全国のプロレスファンの心配をよそに(心配してたのはワタシだけか?)、無事にオンエアーの日を迎えた。ワタシもドキドキしながらこの番組を見た

感想は…。「アキラ兄さんって、結構スピリチュアルな人だったのね…」と目からウロコ
赤ちゃんの頃の記憶があったり(こういう人ってホントにいるんだよなぁ。ワタシの知り合いでも出生後すぐの頃の記憶が鮮明に残っている人がいる)、肉体と魂のズレをいつも感じていたり、あげくに富士山で龍と鳳凰を見た体験があったり。
凡人からすれば「ホンマかいな?」と思ったりもするんだが、あの前田日明が小細工するとは思えない
番組は過去に類を見ない濃厚な内容で進行。江原氏には「霊媒体質」と診断されたり、うしろにいる将校さんたちが前田の狂気を操っていると見たり、江原&三輪さんで激論してみたり。
須藤元気がゲストの回でも、ここまで濃厚にはならなかったのだが…。やはり前田には何か一筋縄ではいかないものがあるのだろうな。
ワタシは前田世代のファンではないので、上っ面の前田の歴史しか知らない。でもその波乱万丈な半生と、今回の番組内容がものすごくリンクしているように見えた

最後までアキラ兄さんがゴンタ顔になることなく、無事に番組終了してホッとした(笑)。次回ゲストには是非是非、高山善廣を…(←病気)。

スピリチュアルな風が吹く・その2

2006-09-16 08:10:39 | スピリチュアル
某日。お昼休みに休憩室でプロレス雑誌を読む(←日常茶飯事な風景)。
とある記事を読んでたとき、「?????」とアタマの周りをクエスチョンマークが浮遊。その記事がコレ↓。

「試合後の柴田がそういって胸を指したように、『ソウルメイト』を自認する二人には目に見えない、確かな絆がある。」

ソウルメイトって…。えーっと…今ワタシが読んでるのは『アネ○ネ』とか『トリ○ティ』じゃなかったはずなんだけど???。思わず表紙をひっくり返してみるが、やっぱプロレス雑誌だ。ビックリ
いつの間に『ソウルメイト』が市民権を得た言葉になったのかい?。しかもプロレス雑誌には絶対有り得ない活字だと思ってたんだが…。

          

このソウルメイト発言をしたお二人の選手がコチラ。柴田勝頼選手(左・フリー)とKENTA選手(右・NOAH所属)。
なんでも友人を介して会っちゃったら、初対面でイキナリ意気投合。着てる服のブランドから帽子までお揃い、いろんなところで共通点がシンクロしていたため、互いを『ソウルメイト』と呼ぶようになったらしい。その意気投合ぶりは仕事にまで波及して、タッグチームを組んでしまったそうだ。チーム名はお互いの一字をとって『柴KEN。渋谷駅の銅像っすか!?。オーイ、だれかもっといい名前つけてあげてー。(一部ファンの間では「ソウルメイツ」とか呼ばれてるが(笑))。
しかしこの間の武道館では、いい試合してたなぁ>柴KEN(特に柴田)。

「ソウルメイト」なんて言葉がまさかプロレス界で使われる時代になったとは…正直ビビったたじろいだ。マット界にもスピリチュアルな風が吹くようになったのか?
そのうち「あの選手は波動が高いので、闘いたい」とか、「ハイアーセルフに導かれて、この団体に乗り込みました!」とか掲載される時代になるのかしらん?う~む。

スピリチュアルな風が吹く

2006-09-15 14:35:28 | スピリチュアル
東京@一気に秋の気配
最近は季節の変わり目がフェイドアウトではなくカットダウン。『今日から夏!』という暑さがイキナリきたと思えば、秋も同様に『今日から秋!』と一気に気温が下がった。
ワタシは昔から四季の中で秋がイチバン好きだった。長袖シャツ1枚で外出し、澄んだ空気を胸いっぱいに吸い込んで、泣けてくるぐらい鮮やかな色彩の夕暮れ空を見上げ、羽根布団1枚にくるまれて眠る。あ~、四季のある日本に生まれてよかったとシミジミ思う瞬間。

味覚の秋も捨てがたいが、やはり読書の秋(なぜか秋になると本を読みたくなる)。神保町の行きつけの本屋で、夜長の友はないかね~とブラブラしてた。この場合、「行きつけの本屋」と言っても文芸書専門店ではない。書○ブックマート地下1階の格闘技専門コーナーなんだが…(んなところで本さがすな!、って?)。
そんなヲタクなコーナーで、ふと目に付いた鮮やかなブルーの表紙。思わず衝動買いしてしまった。

            

『風の谷のあの人と結婚する方法』須藤元気・著(ベースボールマガジン社1200円)。

タイトルから察すると作者はアキバ系か!?、と思ってしまうが、れっきとした現役K-1ファイター・格闘家である。
ワタシはこの方の試合は一度も見たことないんだが、リング外でのそのスピリチュアルっぷりにド肝を抜かされて以来気になる人になってしまった(そのときのハナシはコチラ→言霊アスリートネタ)。今年の春だったかな?『オーラの泉』に出演したときにゃー、その波動の高さを存分に見せてくれたもんだった

そんな気になる人・須藤元気の著書を読んでみた。
某宮崎アニメについて語ってる本・・・ではなく、須藤元気なりの人生哲学を語ってる内容。その中には格闘技の話がほとんど出てこない。本職なのに?。自分のホームグラウンドをはずした上で、人生哲学を語るんだからこれまたビビったたじろいだ。
「人生哲学」と書いたけど、ホントはもっとシンプルなことを書いている。「どうすれば幸せになるか」「どうすれば生きにくさ・苦しさから解き放たれるか」そのテーマを感じさせる内容だった。そこに須藤元気特有のスピリチュアリティが存分に発揮されていて、心地よい眩暈がするようなアドバイスが散りばめられている。
「学びについて」「人間関係について」「心のコントロールについて」「時間について」「成功について」「身体作りについて」「リラックスについて」の7項目で書かれているのだが、どれもわかりやすい文章でスラスラ読めてしまう。その中でも「人間関係について」が、ワタシはとても興味深かった。

あと『内で未来を楽しむイメージ・トレーニングをすることで、本物の未来も楽しくなっていく』なんていう、「具体的な夢のイメージを広げることが夢への近道」的考えなんてのもあった。コレってプロレスラー・TAJIRIもたびたび言ってることと同じ。成功者が口を揃えて同じことを言うのには、耳を傾けて損はないのかもしれないな

剛のイメージの強い格闘家が、スピリチュアルな本を出す時代になったとは…。時時代も変わったもんだとシミジミ。「剛」も「スピリチュアル」も両方が好きなワタシにとっては、サンマと栗ご飯揃い踏み並みに嬉しいんだが

大きな玉ねぎの下で

2006-09-14 18:26:40 | TOKYO生活
          

先週末、日本武道館へ行ってきた

武道館。ソコはワタシにとって最後の砦だった。数あるプロレス会場での観戦を制覇してきたものの、武道館だけは何故かご縁がなく行くことが無かった
いやいや、プロレスだけではない。武道館という場所はティーンエイジャーの頃からの憧れの場所だったのだ

今から20年前、東京ドームなんてなかった時代。武道館コンサート(「ライブ」なんて言葉はまだなかった時代)が出来るミュージシャン(「アーチスト」なんて言葉もなかったぞ)は、一流と限られていた。
逆に「武道館でコンサートが出来た日」がそのミュージシャンにとってメジャーになった瞬間だった、そんな古き良き時代だった。今になればたった1万人規模の会場なんだけどね。大阪城ホールが出来るまでは、日本一の収容数を誇るコンサート会場だったのだ。

当時「GB」「ベストヒット」「シンプジャーナル」なんて音楽雑誌を読み漁っていたワタシは、『武道館コンサートレポート』なんて記事をいつも神々しく見ていたもんだ。
ビートルズが来日公演をやった、という歴史も手伝って、武道館コンサートというのはあの当時はブランドだったのかなぁ。イマドキは東京ドームでの単独ライブが、一流アーチストの証になっているのだろうか?。

なもんで、初めての武道館はドキドキだった
九段下の駅から延々上って、出口出たらまた緩やかな坂を上り。道路挟んで向かいに靖国神社があって、荘厳な門をくぐり、皇居のお堀の中に入る(皇居の中に武道館があるのは不思議??)。
そこが大きな玉ねぎの下、長年憧れ続けた武道館だ…

山口百恵が引退コンサートをした、ハウンドドックが伝説の公演記録を樹立した、オフコースが日本初10日連続公演をやった、アルフィーがデビュー10年目でやっとコンサートをやった、チェッカーズが毎年クリスマスにコンサートをやっていた、最強時代の橋本が長州力とベルトをかけて闘った、「♪桜吹雪の~サライ~の空へぇぇ~♪」の(笑)…あの武道館だ。感動

そうやって長年の想いがあると、誇大イメージが強いのか。中に入ると「エッ!?こんなに狭いの??」とビックリ(両国国技館でも同じ驚きをしたなぁ)。でも年季の入った建物の雰囲気が、イメージしていた通りの重さを感じた。
多分ここまで建物で感動できるのは、これで最後なんだろうなぁ。思い入れのある会場はもうないと思う。

念願の武道館で観たのは、相変わらずプロレスで。高山サマにハラハラし、柴田勝頼にウオォォォッ!っと興奮し。プロレス界が世代交代した歴史的な日に、ワタシも最後の砦制覇をした。

日刊あなた

2006-09-13 18:27:24 | 徒然なる日々
http://www.p-apple.net/anata/

↑知人から教えてもらったサイト。『日刊あなた』というタイトルで、

「あなただけの新聞記事を作ります。
 新聞には今日のあなたの出来事が書いてあります。
 さて、どんな記事が出来上がるか…。
 軽い気持ちでどうぞ!! 」

という説明文と共に、名前を入力出来るようになっている。しかもその入力のところに「本名のほうがより面白い」と注意文
ナンジャイナ?、と試しに本名を入力。すると…。
なんやこれぇぇぇっ!?、という記事がワンサカか沸いてきた!!!。ワタシはかなりツボでした(笑)。
よかったらチャレンジしてみて下さいな。確かに本名で入力するほうが面白いデス。