風薫海航空翔

カゼカオル・ウミワタル・ソラカケル Presented by 柊(syu)

旅欲

2006-06-30 12:38:29 | 旅たびたび
                  

旅に出たい…
ここ数年おさまっていたはずの旅欲が、ムズムズと沸いて出てきた今日この頃。「なんや~、今年になってから沖縄とか北海道とか盛岡も行ってるやん!」とツッコまれるかもしれないが、アレはワタシの中での「旅人の旅」とはちょっと違う。
厳密に言えば、沖縄は「帰る場所」であってワタシの中での「旅人の旅」という感覚とは少し違う。北海道は相方と一緒だったので、これまた「ひとり旅」というのとまた違う。ときどき行ってる盛岡も、相方の祖父母宅訪問という目的があるのでまた違うし。

ガムシャラに働いていた時代は、休みが取れれば必ず旅に出ていた。そのフルタイムの仕事を辞めて、フラフラ北と南を旅した3年前。ゲップが出るほど旅を満喫した。あれ以降、旅に出たいという気持ちがあまり沸いてこなかった。実際はアチコチ行ってるんだけど、純粋な意味での「旅」へのキモチがなかった。決してあのとき旅しすぎて燃え尽きた訳ではないのに。多分、その後の生活がイマイチ落ち着かなく、旅欲が出るほどの余裕がなかったということなのかもしれない。

ようやく生活が落ち着いた今、旅欲がムクムクと沸いて出てきた。ザック担いでローカル線乗り継いで、初めて訪れる土地で地図片手にフラフラしたい。それがたとえ2泊3日でもいいから、自分自身のチカラと感性をもって旅を感動したい。
というわけで旅人復活。夏の旅を計画中であーる。乞うご期待。

写真はワタシの記念すべき旅人デビュー・長崎県五島列島の中通島のマリア像。あの日旅の素晴らしさを知ってしまったがために、いろんなことがリンク・リンク・リンクしてこうして東京に住んでいる。人生ってどうなるかわからないものだなぁー

隣どおしあなたとあたし さくらんぼ

2006-06-25 19:20:25 | がちまや~
             
某日。相方のお母様から「さくらんぼを取りにおいで」とお呼びがかかった
毎年この時期になると、山形のさくらんぼ農家から直々に購入しているそうで。そう言えば去年も美味しいさくらんぼをご馳走になったなぁ
早速頂きに伺った。(美味しいもののことになると行動が素早い)。ツヤツヤと光る大振りのさくらんぼ。さすがスーパーで売ってるものとは、色艶が違う。味もとってもあま~くて美味しい。遠慮なしにパクパクと食べきった。ご馳走様でした、ありがとう~

子供の頃、さくらんぼが大好きだった。でも家族で食べると、ひとりの取り分は少なくて…。「大人になったら山盛りさくらんぼを食べてやる!」と決意(昔からがちまや~だったのね、ワタシ)。
ひとり暮らしを始めた年の夏、スーパーで一番量が多く入ってるアメリカンチェリー(さすがに国産さくらんぼには手が出なかった)を購入。家でこれでもか!というぐらい食べた。ようやく子供時代の夢を叶えられて、至福のときだったなぁー。
同じ理由でやはりひとり暮らしを始めた年の夏、すいか4分の1サイズを購入。大きなカレースプーンですくって「あぅあぅ~、シアワセ~」と食べたのだが。当然のごとく、おなかを壊した。教訓:夢を叶えるのもいいが、食べすぎには注意。

時代

2006-06-24 21:41:02 | 徒然なる日々
        今はこんなに悲しくて 涙も枯れ果てて
        もう二度と笑顔にはなれそうもないけど
        そんな時代もあったねといつか話せる日が来るわ
        あんな時代もあったねと きっと笑って話せるわ        
        だから今日はくよくよしないで 今日の風に吹かれましょう


中島みゆきの「時代」。何十年たっても色あせない、本当の名曲
辛い今という時代を笑って話せる日が必ずやってくる、と失意の人に向けたメッセージソングである。いつ聞いてもいい歌だなぁ~


失意や絶望の日々は、誰にでも多少なりともあったんだと思う。まあそこまでシビアでないが、ワタシがチャリンコで北海道を旅していた時代は「こんなん地獄じゃーっ!!」と泣き叫びながら走った道のりがいくつかあったもんだ
たとえば峠越え。いつ頂上にたどりつくかわからん山道の車道脇で、自転車を放り投げて「もうイヤやぁぁぁぁっ!!」とヘタリこんで本気で泣いたこともあった。脇を走っていく旅人ライダーたちが「頑張れ!」と手を振って応援してくれるのだが、「だったらケツにワタシを乗せろおぉぉ!」と逆ギレするぐらい切羽詰っていたもんだ
天気予報がはずれてドシャブリの雨の中、カッパを着て走った日もそうだった。雨宿りできる場所がない山道で、もはやカッパの意味を失い、濡れネズミ状態。雨に打たれながら「なんでやぁぁぁっ!」と空に向かって怒鳴った。
…しかしどれも今となってはすっかり笑い話。でもそのときの自分は、どうしようもなく不幸のどん底に確実にいた。どこで一体笑い話に切り替わったのだろうか、今でも不思議。

またプロレスの話になるが。大谷晋二郎という、ちょっと江頭2:50似の熱いレスラーがいる。彼がレスラーを志して、18歳のときに単身上京したときの話。
極貧生活の中で随分苦労したという。しかし彼は「この苦労って、オレが将来レスラーになってチャンピオンになったときに、『オレはレスラーになるまでに、こんなバイトしてこんな貧乏生活をしていた』って自伝の中に書けるよな!」と笑っていたそうだ。苦労生活を成功したときのトークショーや自伝のネタのひとつとして考えていたようだ。そんな熱いオトコぶりは今も変わっていないが…
視野を広く生きれば、苦労さえもは未来のネタに変わっていくもんなんだろうか。


過去のつらさを笑って話せる、というのは、その出来事を飲み込んで消化して代謝して栄養に変えた証拠なんだと最近思えるようになった。言い換えれば、『成長した証』。「そんな時代もあったねと話せる」「あんな時代もあったねと笑って話せる」のは、過去の自分から成長したからだと思う。
ワタシも随分笑って話せるようになった過去が出来た。でもまだ笑って話せない、過去の失意の夜たちもいる。まだまだ成長が足りんのだ、ワタシには。しかし裏返せばまだまだ成長できるのだ、ワタシは。バージョンアップできる可能性が未来には存在している、ということだ。
アンテナ張りめぐらせて、砂に埋もれた成長の鍵を探して、今日も明日もあさっても『時代』を生きていこう

色眼鏡をはずすということ

2006-06-22 19:50:20 | 徒然なる日々
最近、お~この人スゲェぞ!と思ったレスラーがいた。

                    

お名前はTAJIRIさん(本名は田尻義博さん)。先週観にいった『ハッスル』に出てた方。身長170cmチョイというレスラーとしては小さな身体で、素晴らしくプロのお仕事をしてくれる。TAJIRIさんはアメリカのプロレス界で大活躍しスーパースターになったのに、去年退団して日本に戻ってきたばかり。『ハッスル』ではスーパースターの肩書きをものともせず変態ネタ、ゲホゲホ…もとい、見かけと裏腹なキャラで私の腹筋が痛くなるまで笑わせて、鮮やかなキックでしびれさせてくれている


この方が、とあるモバイルサイトで読者からの質問に答えていた。その回答が、なかなか立派なものだったので感動した

Q:TAJIRIさんが日本に舞い戻ってこられたことにファンとしてとても嬉しく思います…(長いので以下内容抜粋)。でもどうして『ハッスル』のリングにたつのですか?。ハッスルのやってることは昔からのプロレスファンを馬鹿にしている。周りの小細工ばかりで、プロレス本来の感動なんてなにもない。そんなリングに、どうしてTAJIRIさんが出るんですか?。



ふーむ、どうやらTAJIRIさんのファンらしき方が、「芸能人の力を借りてやってる素人みたいな『ハッスル』になんで出るの?」と不満な様子。
これに対してのTAJIRIさんの回答↓(コチラも長いので省略シテマス)。


A:まずひとつキミに聞きたいんだけど、実際にハッスルを生で見たことがあるのかな?。この文面から察するに、おそらくないと思うんだよね。ま、それでもかまわない。だけど記者の主観で書かれた記事の印象のみで判断するのではなく、自分の目で見て自分なりの判断を下す習慣を身に着けること。そっちのほうがプロレス衰退ウンヌンなんて問題以上に、キミの人生にとってはよっぽど重大なことじゃないかな?。
キミがどうしてもハッスルを好きになれず旧態依然な日本の団体が好きだというのなら、それでもちっとも構わないんだよ。だけどさ、そんなことはどうでもいいじゃん。ハッキリ言ってしまえば、日本のプロレス界がどうのこうのなんて、若いキミの前途洋洋たる可能性の前にはちっちゃなちっちゃな問題なんだよ。いまのキミはそんなことを一生懸命語っている場合なんかじゃなく、もっと広い視野でモノを見て、考えて、立派な人と接して、世の中に氾濫している多種多様な価値観のどれにも対応できる力を身につけること。それ以外にないんじゃないかな?。
最後に一つ。日本の本格的に握り寿司を食ったことのない外人は、アボカドやクリームチーズを巻いたカリフォルニアロールこそホンモノの寿司だと勘違いしているんだよね。だけど、それでもちっとも構わないのだ。世の中にとって寿司ウンヌンなんて、取るに足らない小さなことなんだから。





自分が体験したわけでもないのに、マスコミや人の評価でモノを見ていること。チェックしてみるとかな~り多い。誰かが『あー、アレはつまらんよ』と言ってたりすれば、自分が行ってもないのに『つまらないものなんだ』と決め付ける。
仮に行ったとしても、人のウワサ話が先入観になって本当にちゃんと見ているのか?・体験しているのか?と疑問が残る。
それって…人生すごく損をしているように思える。人のモノサシ、という色眼鏡をかけてしか見てないということになるから

実際…ワタシも『ハッスル面白いよ~』とたびたび聞いていても、自分が実際に観るまでは『つまらないもの』と決めてかかってた。実際観ると、これほど面白いものを否定していたのがちょっと悔しいな、と後悔したぐらい。色眼鏡、はずしたほうが人生楽しい。でも難しいね

『世の中に氾濫している多種多様な価値観のどれにも対応できる力を身につけること』

世界を渡り歩いてきたTAJIRIさんだからの言葉だろうか。心にとても響く
色眼鏡をはずせば、『取るに足らない小さなこと』が気にならなくなってくるんだろうか。アナタはそう思うんだね、それでOKだよ。という受容のキモチも湧き上がるのだろうか。そうやって人生ステップアップしていくのは、楽しい。またひとつ、刻印が増えたかな?

気分だけタラバ

2006-06-19 18:51:02 | がちまや~
スーパーの練り製品コーナーで売っていたシロモノ

             

             

紀文の「サラダしたらば」カニカマボコなんだが…。ここまでタラバの身そっくりに作っちゃって、なんだかいじらしくて涙が出そう。激似なのに『カニ肉は仕様してません』という注意書きが、とても不憫に思えて買ってしまった

食べてみると、味は美味しい。う~ん食感はタラバに似ているような気がするが…。紀文さん、参りました。

ハッスル!

2006-06-18 12:56:44 | ハマリもの
        

土曜日、さいたまスーパーアリーナで行われた「ハッスル・エイド2006」を観にいった。久しぶりのプロレス観戦だー

「ハッスル」去年の秋、HGや和泉モトヤがプロレスデビューを果たしたことで一躍有名になったプロレス。今回は川崎マヨの嫁さん・カイヤがプロレスデビューをしたので、芸能マスコミでもちょっと取り上げられていた(ちなみに写真はカイヤ。遠近法を使っているのではなく、ホントにこんなにデカイレスラーと戦ってました)。

ひとくちにプロレスといっても、いろんなジャンルのものがありまして。いわゆる「馬場・猪木」の正統派モノもあれば、オリンピックでやってそうなアスリートっぽいルールのモノもある。岩手の県議会議員になったマスクマンがやっているのは、飛んだり跳ねたり昔のタイガーマスクみたいなジャンルオンリーだし、大仁田厚がやってた『電流爆破ナントカカントカ』みたいなハードなジャンルもある。まあ、このへん語ると長いので省略(笑)。

で、ハッスルはこれまた全く違うジャンルのプロレス。「エンターテイメント・プロレス」というもの。台本が決まってて、ストーリー性を重視している。プロレスなんて八百長やん、という世間の目を逆手にとっているように感じるのはワタシだけ?。
これがメチャクチャ面白い。ちゃんとプロレスできる一流のレスラーが集っているから、かなり魅せられる。マニア層だけでなく、「プロレスなんとて見たいことないわ~」なんて人が見ても十分楽しめる構成になっているのがスゴイ。現に会場には、子供連れやカップル・女の子同士のグループが多くて、明らかに他のプロレス会場と客層が違うように感じた。
マニアの間では賛否両論あるけど、入り口がどうであれ今氷河期のプロレス界に客を呼べるものがあればそれで十分じゃないか、とワタシは思う。まずはそこからスタートしなければ。

てなわけで、ワタシも今回楽しんできた。とにかく笑いっぱなし。のっけからくり~むしちゅ~の有田が登場して、あまりにも細かくて素晴らしいレスラーの物真似を披露。悶絶しっぱなしでした、ワタシ。
大好きなHGのナマ腰振りを見れて「あー、ワタシもう思い残すことはない」と涙し、笑ってはいけない下ネタの応酬に肩を震わせてこらえ、「ハッスル・ハッスル・フォー!」と最後のキメポーズもノリノリでやってしまい…。
そんなこんなですっかりハマってしまいました、ハッスル

浜松町の小僧さん

2006-06-18 12:08:37 | TOKYO生活
                  
JR浜松町駅のホームには小便小僧がいる。この小僧さん、結構有名なんだそうだ。ワタシもたまに車窓から見かけていたが、彼はいつもいろんな服を着せられている。
今月はW杯のユニフォーム着せられて、日本とドイツの国旗しょっていた。小僧さんの後ろに回ってビックリ

                  

ユニフォームの名前、「KOZO」になってる(笑)。芸が細かいというか、なんというか…

探してみるとこの小僧さんの写真ばかり集めたサイトを見つけた→浜松町小便小僧ギャラリー。見ていると、よくもまあここまでと思うものが結構ある。毎度毎度いろんな衣装を着せられているが、時々小僧さんが不憫に思うときがある。ワタシ的に最もトホホだったのが、「愛・地球博」のときにの『モリゾーの着ぐるみ』。かなり脱力系である
しかし誰がこのアイデアや服の製作をしているんだろう?。JR東日本の職員さんだろうか??。

地上絵のメッセージ

2006-06-17 09:51:47 | TOKYO生活
             
上野の国立科学博物館で開催されている「世界遺産ナスカ展」。今週いっぱいで終了だと気づいて、慌てて観にいってきた。平日の昼間にも関わらず、結構混雑していたのでビックリ

ナスカ。南米ペルーに紀元前400~900年前に栄えたとされる文化。マチュピチュと言い、このあたりは謎なモノが多い。このアンデス地方で花開いた文化で、やはり一番の見所はナスカの地上絵。ワタシもそれを観たくて行ってきたのだー。

『ナスカの地上絵』子供の頃「世界のミステリー」みたいな本で知り、想像力をえらくかき立てられたものだった。今のように空を飛ぶ機械がないはずの時代に、どうやって描いたのだろう?。そしてなんのため?。と謎は深まるばかり
このナスカ展では、ナスカ文化で発掘されたものやミイラ(あんまり怖くなかった、ホッ)の展示。そして目玉は地上絵。みなさん地上絵コーナーに殺到してました。

まずナスカの地上絵は、地面に白い何かで描かれたものではない。地上絵が描かれているパンパと呼ばれる広大な砂漠は、黒いジャリに覆われている。その表面の黒い石や砂を取り除いて、底の白い砂まで掘っていって絵が描かれているのだ
つまりは「凸」で描かれているのではなく、「凹」として線が描いてある。(紙にエンピツで描くのではなく、彫刻刀で彫る、と言えばわかりやすいかな?。)その「凹」のくぼみは、深さ数十センチ・幅1m程度。意外と小さいモノだ。
この原理にはちょっと意外だった。ずっと「凸」として地面に何かを置いて描いている、と思っていたからね…。


この地上絵が800k㎡の広大な砂漠の中に、1000以上も描かれているそうだ。大きいものでは200m以上もある。あるものは動物、あるものは植物、あるものは人、そして意味不明な線や螺旋…。
このナスカ展では、バーチャルシステムでまるでセスナから実際に見ているかのごとく、上空から見ることが出来た。確かに地上絵は存在する。しかも恐ろしく直線だったり、コンパスでひいたような円を描いている
バーチャルなので、実際に地上絵の上に立ってみることも可能。絵の中に降り立つと、目の前に見えるのは轍(ワダチ)のような道。ただそれだけ。到底ここに絵が描かれているとは思えない。やはり上空に上がらないと、絵であるとは認識できないのだ。

だれが・何の目的で・どうやってこの地上絵を作ったのか?
「だれが」はナスカの民族である、と言われている。しかしナスカは年間降水量が0mmであるほど、水に恵まれない過酷な地。なぜにそんなところに民族が住んでいたんだろうか?。とりあえず、宇宙人作成説はタブーなようだ(笑)。
「何の目的で」これにはいくつか説があるそうだ。過酷な地ゆえ、神に祈りを捧げる宗教儀式の一環だったのではないか?。はたまた、この線の上を歩いて巡礼をしていたのではないか?。もしかしたら地下水脈のマーキングとして使われていたのではないだろうか?…。
「どうやって」砂漠を掘るまではわかるが、どうやってあの広大で定規で引いたような線を左右対称に作ることが出来たんだろう?。『ナスカ民族は幾何学・数学の才能が高かったのではないか』とナスカ展では分析していたけど、果たしてそれだけで可能なんだろうか?。

もしかしたら…、と思う。2000年以上前の古代の人間には、ワタシたちよりもっと高度な感覚や直感やスピリチュアリティを持っていたかもしれない。むしろ時代と共に、人は退化している可能性だってある。どんどん便利になっているのに、その反面失っているものも多いのかもしれない。
そんなことを考えさせられた『ナスカ展』、いろいろ勉強になりました。

きれいなおねえさんは、好きですか。

2006-06-16 22:29:36 | TOKYO生活
本日は汐留のナショナルセンター東京へ。以前から気になっていたセルフエステに挑戦である!!

エステ…それは未知なる地。行ってみたいが、投資するには勇気がいる。それに「チケットだのスキンケア用品だの美顔器だのいろいろ売りつけられるのではないだろうか」とか、「ボラれるんじゃないだろうか」とか、「ハマって見栄えなく投資して自己破産の道が待っているのでは?」とか、色々心配してしまう。でも女性なら一度は体験してみたいモノ
そんなときにネットで松下電気がセルフエステをやっていることを知った。アレですわ、『きれいなおねえさんは、好きですか。』のCMでお馴染み、ナショナルの美容製品。ナショナルセンターのサロンで、自社の美顔器を使う宣伝を兼ねたものらしい
調べてみると、セルフなのでかなり良心的な価格。これなら自己破産への道はなさそうだ。よっしゃ、一度コレやってみるかと予約をして行ってきた。

雨の中汐留へ。イキナリ道に迷う。初めて来たのに地下道に入ってしまったのが原因。雨の中を走って、なんとか予約時間ギリギリにナショナルセンター東京の2階にあるサロン・ド・エステジェンヌ汐留へ到着。ひー、間に合った!
セルフエステというものの、清潔感あふれるいい匂いのする店構え。落ち着いた雰囲気のお店でホッ

まずは肌診断からスタート。簡単な問診を記入、担当のおねえさんがお肌モニターでワタシの肌を写した。うぬぬぬ、頬骨のあたりの細胞がかなり傷んでますな。
続いて「水分量をチェックしましょう」と測定器を当てられたものの、なぜかエラー続出???。「ひょっとして走って来られました?」ハイ、走りました道間違えたもんで。「汗をかくと正しい測定値が出ないんですよ」…次回からは走りません、迷いません。

セルフ、と言っても初回はおねえさんがついてくれて、美顔器の使用方法を説明してくれる。本日はラッキーにも予約がワタシひとりだったようで、マンツーマンで教えてもらった。美顔器なんて初めて使うので、ワクワク&ドキドキ
ここではナショナルのエステジェンヌというシリーズの美顔器を使用。まずは「イオンスチーマー・ナノケア」からトライ。吸入器の口からドォーっと霧状のスチームが出てくる。この粒子がかなり細かくて、お肌に水分を補給してくれるそうだ
スチーマーで肌が温まると、今度は「クールパター」というひんやりした棒状の器具で顔をパッティング。ひんや~り気持ちがいいのだ。このスチーマーとクールパターを繰り返すことで、肌が水分を抱え込んでくれる。夏場は水分不足に陥りやすいので、とってもありがたいぞー。

続いては「スポットクリア」。鼻の毛穴のつまりを吸引してくれるシロモノ。やってみると…ゲゲッ!なんだこの量は!、とビックリするぐらい取れました。結構気にしてケアしてたつもりなんだけどなぁー、トホホ
まだまだあります、続いての登場は「リンクルマスク」。なんか怪しい仕事をする人の気分になれるこのアイマスク。低周波を目の周りに流して、リンクルケアの効果を高めるものらしい。始めると、ビビビビビビ…とわずかに目のまわりの筋肉に刺激が。これがなんとも気持ちよくて、ついてウトウト。でも「目を開けたほうが効果的なんですよー」とおねえさんに言われて、必死で開眼。う~、けっこう拷問じゃー。

そしてラストは「ソニックシェイプ」。フェイスラインの引き締めとリフトアップ効果のある美顔器。効果がわかりやすいので半顔ずつどうぞ、とおねえさん。
指示通り半顔ずつやると、お・おぉぉぉぉっ!!顔の右と左が違う!!。明らかにほうれい線が薄くなっている!。フェイスラインの引き締まりがよくかわる!。口角が上がってる!す、すごいぞナショナル!。ちなみにこの効果、個人差はあるものの2~3日は持続するそうだ

と感動のフィナーレを迎えて終了。早速ファンデーションを塗ると、やはりノリが違う。今日みたいな湿度の高い日でも、いつもよりメイク崩れが軽かった。それに肌がしまっている感触がある。「すべての道はスキンケアに通ずる」お肌が元気な状態じゃないと、メイクってうまくいかないもんな。あ~、セルフエステやってよかった


以上のコースで1500円。なんと土曜日は無料だそうだ!(肌診断とリンクルマスクが省かれるらしいけど)。もちろん2回目以降の利用もOK。必ず事前予約が必要なので、要問い合わせを。このナショナルのサロンは、東京だけでなく札幌・名古屋・大阪・広島・福岡にもあるそうで。詳しくは本文内のリンク先でどーぞ。
ちなみにケープやヘアバンド・クレンジング・洗顔ソープ・化粧水・ドライヤー(←これもナショナルのイオンドライヤー。すごい威力で髪サラサラになった)が準備してあったので、手持ちのメイク用品持参のみでOK。
ワタシはしばらく自分へのご褒美として通おうと決意しました

ビワの樹の下で

2006-06-14 20:19:58 | 徒然なる日々
             
完熟したのが1個ぐらい落ちてこないかしらん?、としばらく待ってた。でもみんなまだ青いみたいで落ちてこなかった。夕暮れのバス通り、ビワの樹の下にワクワクした顔のオンナを見かけたらワタシです。そっとしておいて下さい

ビワでいつも思い出すのが『耳なし法一』。子供の頃、山口県の関門海峡沿いにある赤間神宮という神社に行ったことがあるのだが。そこには『耳なし法一の墓』とものがあった。アレって小泉八雲のフィクションじゃなかったんかい?、と今となっては不思議なんだけど。でも子供の頃はとっても怖かった
その耳なし法一が弾いていたのが『琵琶』。調べてみたら、やはり楽器の形がビワに似ているから同じ名前がつけられたそうだ
夢枕獏の小説『陰陽師』の中で、琵琶の音色を『嫋(ジョウ)』と表現してあった。あれほど琵琶の音を的確に表現した言葉はないのではないかと感動したもんだ。スバラシイ~。

とか考えていたら無性にビワが食べたくなってきたので、落ちてくるのを待つより八百屋へ行こうかと悩む初夏の夕暮れでした