風薫海航空翔

カゼカオル・ウミワタル・ソラカケル Presented by 柊(syu)

カエルカード

2007-09-17 12:47:36 | 徒然なる日々
           

随分古い話だがこの夏関西に帰る新幹線の中で相方が高校野球の雑誌を読んでいたときのこと。「こんなの載ってるよー」と、ある記事を見せてくれた。


【福島県・聖光学院】
取材時間が終わって試合を待つばかりのナインを集め、斉藤智也監督は、自分のバッグの置くにしのばせていた『カエルカード』を取り出した。トランプ大で、1セット60枚。それぞれに人生のキーワードが書き込まれている『自分に帰るカード』。「いい言葉と悪い言葉が半分ずつある。今の自分がいいか悪いか分かるぞ」と斉藤監督に促された選手たちは、思い思いにそのカードを引いて運試し。『今日のあなたは大丈夫』『変容』『無邪気さ』なとせなど、引き当てた意味深なキーワードを見てみんなリラックス。心配していた「悪い言葉」を引いた選手は一人もしなかった。「内緒ですけど、いい言葉しか入ってないかてせすよ」と斉藤監督は試合後、茶めっ気たっぷりに笑った。
(中略)「1回戦の日に僕が引いたカードは『休息』。ずばり当たってますよね。今日引いたのは『目的』自分の役割は何かを考えなさい、ということでした。」
(中略)3回戦は広陵のスキのない野球の前に完敗。ベスト8入りにはならなかったが、斉藤監督は言った。「ウチは平均身長48番目のチーム。力はないがここまでやれた。子供の可能性を信じて、もっと上まで行けるチームを目指したい」。

                         週刊ベースボール9月8日号増刊より抜粋

監督がナインに引かせてた『カエルカード』実は我が家にもあります
沖縄をフラフラ旅していた時代、宿で花音ちゃんが紹介してくれたのがきっかけで手元にやってきたカードである。占いではなく、自分の本質に問いかけて言葉として反映されるものだそうだ。『本来の自分に帰る』と『蛙』をひっかけて、どのカードにも可愛らしい蛙のイラストが描かれている。遊びとして気軽に使えるのがグッジョブ

監督がコッソリ種明かしをしたように、このカードにはネガティブな言葉は存在しない。「~べき」だとか「~しなさい」というような押し付けがましさも存在しない。ただ、自分の中に本来ある力を思い出させるような言葉のみが存在している。
1回1回が真剣勝負の緊張感漂う高校野球の世界で、カエルカードが活躍していたとは…ちょっとビックリ。でも監督ナイスなサポートではないかっ。こういう遊び心があるっていうのはリラックス効果があって良いのではないかと。

ワタシも時々このカードを引いているんだが、不思議なことにビンゴ!なカードが出てくる確率高し。ギョッとすることも多々アリ
昨年末とにかく怒りの日々を過ごしていて、バッチフラワーレメディを飲んでもなかなか心のセンタリングがとれなかったことがあった。そんなときにカエルカードを引くと、決まって『変容』だとか『変化』のカードしか引かなかった。・・・ということはこの怒りもきっと何か大切な変化を担っているんだ、もう少し様子を見よう、と思えるようになった。そしてあれから半年以上たったみてやはりあの怒りを感じ続けた日々は、ワタシにとって大きなきっかけだったと思える。確かにあの怒りが『変容』『変化』のターニングポイントだった訳だ

ちなみに最近よく引くカードは『許し』。
コレも実は大ビンゴ。今のワタシのテーマは、確かに『許し』だ。人を許し自分を許し、重荷を下ろす時期にようやくたどり着いた。こんな風にシンクロすると、バカボンのパパのごとく「それでいいのだーっ」と神様が言ってくれてるみたいでチョット嬉しい

カエルカードの詳しい情報はコチラ。通販もしています。
こういうカード系スピリチュアルメッセージは山のようにあるので、自分にあったものを見つけるのも楽しいかも?。


追記:今日のヲタク日記
ハゲタカ病により廃人生活がつづく…。週末友人が遊びにきたのでなんとか家の掃除したが、その他はホントに何も仙人状態がヒドイ。これではイカン、とバッチフラワーレメディのクレマチス(現実逃避の夢想家)&ホーンビーム(物事先送り)を投入
もともと湧き上がる情熱に関しては自信アリなワタシ。その情熱に溺れている時間がとてつもなく気持ちイイときたもんだ。しかし、どうも情熱の矛先を間違えると視野が狭くなるのが難点、とほほ。情熱の矛先変更、頼んだぞバッチフラワーレメディ!。

ハゲタカ

2007-09-08 18:30:53 | ハマリもの
家事も仕事も起業計画もブログもヨガも腹筋も、全てのことにおいて滞って。ナニも出来ない日々が連日続いている。決して体調が悪い訳ではない、精神的に落ち込んでいる訳でもない。
原因はコレだ↓。

           

NHK土曜ドラマ「ハゲタカ」。全てこのドラマのせいだ←責任転嫁ですが何か?(開き直り)。

今年2月にNHKで全6回がオンエアー。その評判の良さを後で聞き「見たいな~」と思ってたら、8月下旬に6夜連続再放送。それを見て・・・奈落の底に落ちるがごとくハマッてしまった。このヲタク体質なワタシがここまでハマるのは何年ぶりだろうか、とビビってたじろぐレッドゾーンまで到達目前
そしてついにDVD-BOXまで購入。このヲタクなワタシが今までいろんなドラマやプロレスのDVD-BOXを我慢してきたにもかかわらず、生まれて初めてDVD-BOXに手を染めてしまったドラマだからそのハマり具合は半端ではない
だってNHKときたら、未公開シーンや記者会見・出演者インタビューを特典映像でつけてきたんだから。買わずにいられる訳がない。NHKに「おいっ!ハゲタカのせいで、家事も仕事も手がつかない!どうしてくれるんだ!!萌えぇぇぇっ!(←殴)」と苦情電話?を入れたいぐらいだ(これも責任転嫁)。

ヲタクの戯言は置いといて

ホント面白いドラマである
企業買収を巡る経済ドラマなんだけど、骨太なドラマ設定に加えてスピード感のあるストーリー、演出や音楽の素晴らしさ(光の演出に感動した)、そして一流の役者陣。全てが恐ろしいパワーをもって視聴者を引っ張り込む。こういう人間ドラマをやらせたらNHKは天下一品やのぉ。

ストーリーはエリート銀行員(柴田恭兵)と、「ハゲタカ」と呼ばれる外資系ファンドの代表(大森南朋)の戦いがベース。そこに親を死に追い詰められた過去をもつTVキャスター(栗山千明)と、IT企業社長(松田龍平)が絡む。
この役者のメンツだけでもスゲェー!と思うんだけど、それぞれの演技力がこれまた凄まじい。
柴田恭兵は、「ここまでするか!」と思うほど周囲の人間に苛め責め抜かれるのに、どこまでも立ち上がるタフさを演じた(それがまた萌え…ゲホッゲホッ)。
大森南朋は「えぇぇぇっ!!Dr.コトーで桜井幸子の旦那役やってた人と同一人物なんかいっ!!!」と驚愕するほど、クールな鷲津政彦という役柄にハマりきっていたし(これもまたまた萌え…ゴホッゴホッ)。
栗山千秋は思ってた以上に芝居がうまかったなぁ。
松田龍平の存在感と個性に眩暈を覚えたぐらいだった。もうこの人には「松田優作の息子」という看板はいらんと思われ。ホントは中村獅童がキャスティングされていたらしいが、飲酒運転で降板し松田龍平が起用になったそうだ。しかし今となっては、中村獅童では物足りなかったかも?と思うようになるぐらいの演技力を見せ付けた。
この4メンツに大御所俳優がバンバン絡んで、ドえらい迫力になっている

それと「TOB」「ホワイトナイト」なんて経済用語はニュースで聞いたことある程度だったけど、それがどういうことか?ということをこのドラマで知ることも出来た。「なんだ、TOBって五反田の『東京卸売センター(=TOC)』とは関係なかったのか」とか「あー、村上ファンドやホリエモンがやろうとしてたことは、こういうことだったのか」とか「なんで阪急と阪神が合併するのか、やっとわかったわ~」などと、遅ばせながらも理解した次第である(TOBの件については無知すぎ)。改めて経済って面白いと思わせられたドラマである。

ということでDVDレコーダーの前から離れられない毎日。お友達の皆様、このヲタクのハゲタカ熱が冷めるまで柊は遠くに旅に出たと思ってて下さい(涙)。またスーパーの特売品の前で「豆腐86円を買い叩く!買い叩く!買い叩く!」「誇りでメシが食えますか!」などとホライズンの鷲津さんのごとく叫んでいるヲタクがいたら、そっと遠くから見守ってやって下さい(号泣)。

関西を食べつくせ!!

2007-09-02 21:04:06 | がちまや~
ナンダカンダと忙しくしてたら、8月が終わってたよぉぉっ~
ネタ満載の夏の終わりだったのに、どんどん時間だけ経ってアップできず。仕方ない、ここは「夏のおわりのハーモニー」(by井上陽水&安全地帯)でも歌いながら古くなったネタを誤魔化そう♪誰よりもぉ~貴方~が~好きぃだから~♪。
てな訳で、少々古いネタですが久しぶりに関西に戻ってきました。1泊2日の過密スケジュールの中、忘れちゃならねぇのが「食い倒れ」。約1年ぶりの関西なので、ワタシの胃袋もメラメラ燃えたぎる闘志に溢れていたぞ~。それでは行ってみよう!がちまや~紀行in関西

            
上京3年経過。随分東京の水にも慣れたけど、どうしても慣れないのが「東京の粉モン」。粉モン文化の関西で育ったワタシの胃袋を満足出来る味じゃないんよなぁ~(粉モン=粉原料の食べ物。お好み焼きとかたこ焼きとか)。
ということで粉モン食べてきました。それも大阪の粉モン超有名店・泣く子も笑う?「十三のやまもと」へ。
相変わらずベタベタコテコテの堪らん街並みの十三(関西以外の方は難読らしいが、「じゅうそう」と読みます)。いかがわしいお店オンパレードな筋にあるのが、ねぎ焼きの名店「やまもと」。開店15分前にも拘わらずもう行列。さすがやね~。

注文したのは「すじねぎ焼き」と「デラックスねぎ焼き」。相方と半分こして、いただきま~す。うぅぅぅぅっ!うまいっ!。レモンを絞ってあるので爽やかな後味が堪りませんわ~。山盛りのネギの風味もいい。青ネギっていうとこが大阪ですな(関東は白ネギ)。ついでに「すじ肉」も大阪っぽいよなぁー。でもちっとも脂っこくない。コレよコレ!コレがホンマモンの粉モンよぉぉぉっ!。とひとり、感涙に咽びながらガツガツ食べた。美味しかったわ~。
店の壁に貼ってあった『魔法のレストラン』のDVDが欲しくなったよ~。当然ながら、『魔法のレストラン』関東では放送してないねん(涙)。『アド街っく天国』みたいに他地方でも放送してくれないかしらん。
その後久しぶりに会った友人F嬢に、たこ焼きをご馳走になった。嗚呼、粉モンのうまい関西バンザーイ!

            
関西に帰ると必ず立ち寄るのが、串揚げ専門店「青空」
30種類のオリジナル串カツが絶品。相方は行くと必ず30種類全制覇する…(いつもワタシは14本ぐらいでギブ)。最後の「デザート串カツ」まで完全制覇する食べっぷりはスゴイ!。串カツはもちろん、お酒のバリエーションも増えてて嬉しかったなぁ。
写真奥の尖ったものが突き刺さっている串は、「栗の串カツ」。見た目もイガ栗みたいになっていて、ものすご~く手が込んでいるのだ。味もモチロン絶品。自信をもってオススメできる大阪の串カツ屋さんである。
青空のお父さんお母さん、いつも幸せの味をありがとうございます
創作串揚げ料理専門店・青空はコチラ

            
            
姉夫婦を訪ねて京都へ向かったときのこと。「京都の観光地はボラれる」とは知っていたものの、軒並み恐ろしい値段のランチ店が軒を連ねた京都中心地。時間と暑さに負けて「こうなったら『なか卯』でもええわ~」と諦めモードに入ったとき、ふととあるカフェの看板が目に入った。「ハモのパスタ」という文字につられて、フラフラと入店。
そこは京都によくある、凝ったインテリアとオシャレでアジアンチックなムードのカフェ&バー。『Hanako WEST』で紹介されてそうな感じで、なんだか懐かしい。
注文したのは「ハモと松茸のパスタ」と「京野菜とハモのカレー」。
これが絶品!!。ハモと松茸がニンニクにベリーマッチ。カレーも揚げたハモと絶妙な味わいでたまらーんっ。そう言えば、前日の串カツでもハモを出して頂いた。やっぱ関西はハモやねぇ~、嬉しい
こういうプラッと入った店が当たりだと、メチャメチャガッツポーズをしてしまう。

そして締めは京都駅で買った「551蓬莱」の豚まん
これを食べずして関西に帰ってきたとは言えんな、フッ。久々に食べた蓬莱はやっぱりウマイ。よく晩御飯代わりに、駅の551売店で買って帰った独身時代を思い出すわ…。関西人のソウルフードやねぇ~。
などと黄昏ながら新幹線の車内で豚まんを頬張って、ドえらい匂いで周りの乗客の皆さんゴメンナサイ

しまった!きつねうどん食べてなかったわ・・・