正しい食事を考える会

食が乱れている中どういう食事が正しいのかをみんなで考え、それを実践する方法を考える会にしたいと思います。

食育基本法に反対、追加補正予算に反対

2009-05-14 | Weblog
 私は10年ほど食の改善の活動をさぼっていました。その間に食育基本法が施行(2005.7.15)されていました。
 実はどう考えても食育と言うことが分からないのです。いいだしっぺと自慢される服部先生のお話をテレビで聞いて、紙に落とし読みましたが分かりません。
まあ、食の教育を志すのであるから悪いことは無かろうと考えていました。どこかがおかしいのです。ブログがあるとは知っていましたが月4000円位出すのが勿体なかったのです。それで問題追求もせずに来ましたが、2月にインターネットを始めて、このブログに投稿を始めました。そして最初の頃「食育より食事教育」というタイトルで投稿しています。
いま、ここに来て改めて食育はおかしいと思うわけです。インターネット検索して同じようにおかしいと思っておられる方も見られました。そして何と「食育」はどういうことか分からない。というものまでありました。
 民主党が反対したそうです。その論拠はページが無くなっていましたので、分かりませんが多分に本当の問題点は追求できなかったと思います。
この食育は取りようによっては「みんなのために」という内容で反対できないようになっています。世の中パイは同じ、そのパイを争って経済戦争が起きているのです。私は「米麦戦争」と言う表現をして投稿していますが、麦は小麦粉食品と肉乳製品の欧米食品を意味しています。米はごはんを主食にする和食です。そして麦が米を制圧しつつあるのです。食の問題点はここをはっきり認識することが大切なのです。戦後いままで麦に力を入れてきたのです。その弊害が出てきているのです。
しかし、食育ではそこをぼかし骨抜きにして法律を作成しているのです。
ですから、敵がいないのです。みんな味方なのです。しかし、その後政府が言い出してきたことは食料自給率低下問題です。学校給食完全米飯給食です。或いは日本型食生活の推進や、郷土食の推進、地産地消などです。ということは裏には米麦戦争で米が負けそうなので日本は米に力を入れるということと解釈が出来るのです。
ですから学校給食法では食品構成表で牛乳等食品表示するのを止めたのです。
"学校給食で牛乳は止めても良いのです。”という見解も文部科学省からでるようになりましたが、学校給食の定義では牛乳は欠かせないことになっています。官僚は法律では消せないが、食品構成表では牛乳は外したのです。でも巧妙に牛乳を出さなければならないようにしているのです。それは「学校給食から牛乳は外せないー巧妙な仕組み」を見て下さい。
官僚が食の欧米化の見直しをするようになったのかどうかは分かりませんが、そのように取ろうとしたらとれる内容になったいます。ということは食の改善に進むと言うことで反対者はいなくなります。では欧米食の食材業者はどうかと言うことになりますが、食の大切さ、食の知識を身につけさせ、食を選ぶ力をつけさせる、と言うことには反対できません。しかし、裏に食の欧米化の行き過ぎを考えていると言うことは推測できます。従って本当のことが国民に分かると困ります。自分たちの仕事が奪われるのです。ですから食の知識の啓蒙という口実で盛んに活動を開始しています。本来は減少させたい悪玉菌ですが善玉菌が草食系なので大人しいのです。それを良いことに肉食系(欧米食系)は頑張りだしているのです。学校給食会では食育の名の元で牧場見学を企画し牛乳、バター、チーズを刷り込み、パンの作り方教室を開催したり・・・最後のあがきをしています。学校給食会に今頃パン作り教室は国策違反ではないかとメールしましたが返事は来ません。この時期にパン作り教室で何をしようと言うのですか。またパン業者の食育の活動を「パン業界は食育を悪用していないか」という投稿になっています。
 つまり食育基本法は目的が誰でも俺のためにと読むことが出来る、官僚作成の「骨抜き」法律と言えます。もっと明確に「米」頑張れと打ち出すべきなのです。

私は、食事バランスガイドも問題があると指摘しています。見方によっては、主食はパンやメン、肉や乳製品をしっかり、そして牛乳を、おやつはえびせんを200g以下でね、というように読めるのです。ですからえひせん業者が学校に行って食育の講義をし大手菓子メーカーも食育に力を入れています。

ですから食の欧米化やお菓子化がもっと進みそうな気配があるのです。このような法案に民主党も正しく反対意見を言えなかったでしょうが、遅ればせながら私は反対です。

「ザ大衆つまみぐい」のエンテツさんのブログに
「食育基本法と基本計画というやつを、何度も読むことになったが、これはもう読めば読むほど、ヒドイものだね。とくにもう基本計画などは、「計画」のカタチをなしてないよ。内容以前の、計画作成の技術的なレベルとして、とても計画になっていない。おれが上司だったら、こんなもの「計画」といえるか!と一喝却下だね。それを小泉元総理、安倍元官房長官以下大臣のみなさんや民間からの、あの服部栄養センセイなど「代表者」が顔をそろえた「食育推進会議」なるもので決めたのだからなあ。」ってありました。
食育基本法の問題点を指摘していると思います。

昨日(5月13日)、2009年度補正予算案が可決されました。民主、社民、国民新党が「審議不十分だ」として採決を欠席、共産党は出席して反対した。ということですが、憲法の規定で30日後に成立と言うことです。このようなずさんな予算は止めて欲しいと思います。官僚天下り先優先ばら撒き予算は国民の借金が増えるだけです。食育基本法同様おかしい、これを許してはいけないと強く思っています。
日本を滅ぼすのは官僚ではないかと危惧しています。
遅ればせながら食育の問題点、官僚の問題点、その他問題点を追求して行きたいと思っています。


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