正しい食事を考える会

食が乱れている中どういう食事が正しいのかをみんなで考え、それを実践する方法を考える会にしたいと思います。

給食のパンの原料、国産小麦に切り替えへー何故学校給食でパンを出すのか、日本人にとって正しい食事なのか

2012-08-29 | 食事教育

学校給食用パン 超強力「ゆめちから」+地場産 小麦粉 国産シフトへ 全パン連 (2012年07月19日)
http://www.agrinews.co.jp/modules/pico/index.php?content_id=15509

学校給食向けにパンを納入する製パン業者団体の全日本パン協同組合連合会(全パン連)が、全国の学校給食で使うパンの原料小麦を2013年度から、段階的に輸入から国産に切り替える体制づくりを本格化させた。超強力系品種の「ゆめちから」と各地域の中力品種をブレンドし、地域ごとのオリジナルパンとして提供することを計画。製パン、製粉、学校給食会といった関係者を集め製造方法などの研修会を開催中だ。輸入小麦粉より原料価格が高くなることが課題で、食料自給率向上へ国に支援を求めている。

から転記
 
 2012年7月20日金曜日

【放射能】給食のパンの原料、国産小麦に切り替えへ

 
【給食のパンの原料、国産小麦に切り替えへ】

給食のパンの原料を、海外産から国産小麦に切り替えるというのです。
放射能の汚染は大丈夫なのでしょうか。

日本農業新聞によれば、全国の学校給食で使うパンの原料小麦を、2013年度から、段階的に輸入から国産に切り替えるのだとか。

(ソース)
・日本農業新聞:学校給食用パン 超強力「ゆめちから」+地場産 小麦粉 国産シフトへ 全パン連 (2012年07月19日)
http://www.agrinews.co.jp/modules/pico/index.php?content_id=15509

この動きに対して、放射能防御プロジェクトの木下黄太氏は、次のように批判をしています。

学校給食パンが危ない!来年から全国で給食パンを国産小麦に切り替える話。関東東北の小麦は高濃度汚染は周知の事実。

以上、木下黄太氏のtwitterより。
(2012年7月20日)
https://twitter.com/KinositaKouta/status/225970941199536128

今年の小麦の放射性物質検出状況については、千葉や栃木のものからセシウムが出ています。
詳しくは、当ブログの次の記事をご覧ください。

【放射能】千葉・栃木の小麦からセシウム(7/13厚労省)
 
1.何故学校給食でパンを出すのでしょう。それが日本人にとって正しい食事なのでしょうか?
2.コメの生産が足りなく、小麦を食べなければ食糧不足になるからでしょうか?
3.学校給食でパンを食べてきたからそのパンの原料を輸入小麦でなく国産小麦にすることは食糧自給率を向上させることになり、国益にかなうからでしょうか?
4.昔、文科省の偉いさんが言ったように、国際化する中で日本人も外国(パン食の国)に行かねばならないので、その食事に慣れる必要があり教育の一環として学校給食でパンを食べさすのだということでしょうか?(コッペパンを食べることを習う必要があったのでしょうか)
5.学校給食は日本人にとって正しい食事を教える所であるべきではないでしょうか。日本人は昔から小麦を生産しパンを食べてきたのでしょうか。牛を飼い牛乳を飲んできたのでしょうか。
6.学校給食で主食はパンだと言わんばかりの教育をしてきませんでしたか。それは何の目的があったのです。(アメリカの余剰小麦に日本への輸出戦略のためだったのです。)
7.学校給食のパンとミルクの給食で、それで食の教育を受けた子供たちが大人になってその子供は家の中でパン食をし、学校給食でパン食をし、日本人の主食は小麦粉食・パンになってしまいましたがそれでいいのでしょうか?
8、コメを疎んじるような教育を、家庭での消費体系でいいのでしょうか、
9.何故学校給食でパンを食べさせたのでしょう。それは食の原則に反する教育だったのです。
世界で日本だけです。先祖から食べてきたごはんを中心にした食事を、ガラッとパン食めん食、欧米食に切り替えたのは、日本の子供の体は日本人が昔からしてきた食事が体に合うのです。
ごはんと一汁三菜の食事、栄養バランスがいいのです。
10.給食記念日でアメリカに感謝することが正しいのでしょうか。それだけは絶対やめてください。アメリカアメリカの余剰小麦を日本人に買わせようとしたのです。
その方法は・・・小麦を買ったらその売上金の一部は日本に貸し付けてやる。吉田首相はこのことに目をつけどんどん買い、その資金で何かをして、落ち目な政治を立て直そうとしたのですが、その効果なく政権交代になり残ったのは多量の輸入小麦です。それをどこで消費します。学校給食しかないじゃないですか、国民にもっとパンを食べさせるしかないじゃないですか、そこで、官民挙げて米を食べたら早死にする、パンを食べたら頭がよくなるという嘘を言って国民にパンを食べさせたのです。そういういきさつがあるパン食は日本人の健康にいいのでしょうか。経済的にも健康的にもよくありません。食糧自給率が低いのもこういう事情があるのです。
愛知用水、八郎潟干拓はその資金で行われたのですが、今、役に立っているのでしょうか。
11.以上のような疑問に答えていつのがこのブログ「正しい食事を考える会」です。そういうことを書いて来ていますので最初から読んでください。
12.日本は外国から食糧を輸入しなければならなかったのです。食糧が不足していたからではありません。アメリカが余剰農産物をどうやって売ろうかと言う調査団を世界に派遣しました。そこで日本には売れるという報告がアイゼンハワー大統領になされたのです。そして、大輸出作戦が展開されたのです。
13.どうです、学校給食のパンは日本人にとって正しい食事とは言えないのです。
14.学校給食は「日本人にとって正しい食事」をすべきです。ごはんと一汁三菜、主食、副菜、主菜の割合は3:2:1。(2013.2.26追記。最近は副菜を3、主食を2、主菜を1にすべきではないかと考えています。働き盛りは主食を多くすべきですが、私の食事作りの体験から野菜果物を多くすべきと思うようになってきました。)

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