『パラノーマル・アクティビティ』を見ました。
DVDですが。
ホラーが大っ嫌いなわたしを巻き込み
わたしのうちでの宅飲み中にDVD上映会を始めやがった
悪質な友人たちのせいで、見るはめになったのである。
インターネットで検索すれば
簡単なストーリーはだいたい出てくる
*****
平凡な一軒家で幸せに暮らす若いカップル。ミカとケイティ。
しかし毎晩寝付いた後に家の様子がいつもと変わっていることに気づく。
少女の頃から不可思議なことが起き続けているケイティは
その原因は自分にあるのでは?と感じていた。
彼女の恋人であるミカは自分たちの家に起こっている“何か”をはっきりさせるため
生活の一部始終をビデオカメラで撮影することにする。
テープが回り始め、ミカの執着が大きくなっていく一方で
ケイティは不安を募らせていた。
なぜならその“何か”は、ビデオカメラで撮影されることを
嫌がっているような気がしたのだ。
ミカはケイティの忠告には耳を傾けず、自らの家と
自らが愛する女性を守るため、カメラを回し続けることを決断する。
真夜中、2人が眠りについた後、何が起きているのか・・・。
ビデオには衝撃の映像が映っていた。
*****
内容としては
わたしのようなホラー嫌いでも辛うじて大丈夫だった。
怖いは怖いけど
ジワジワくる怖さだったので
途中でやめちゃう感じではなかったです。
結構のめり込みました。
大っ嫌いなのに。
その夜の寝室が死ぬほど怖くて
寝れなかったのは言うまでもありませんが。。
しかし、この映画のすごいところはここではない。とわたしは思う。
この映画の監督、オーレン・ペリ。
彼が本作を撮ることになったきっかけは
06年にサンディエゴの自宅で、奇妙な物音を聞くようになったことだという。
「幽霊がいたとは言わないけど、論理的に説明できないなにかが起こっていたのは確かだ」
そこで彼はこう思いついた。
「じゃあ、ビデオカメラを設置して、そこでなにか恐ろしいことが起こっていたらどうなるだろう?興味深い映画ができるかもしれないって思ったんだ」
ペリは自腹を切り、11,000ドルという製作費でこの映画を撮ることを決意する。
彼はL.A.に飛び、経験が乏しい二人の無名俳優をキャスティングする。
ケイティ役の女性はケイティ・フェザーストーン。
ミカ役のミカ・スロート。
どちらも本名である。
06年の10月、ペリの自宅を使って、たった7日間ですべての撮影が行われた。
脚本はなく、監督の指示に従い、二人の俳優は即興で演技をした。
撮影クルーは1人もおらず、ペリは、ホームビデオ・スタイルのスリラーを作りたかったので、主演俳優にカメラマンを兼任させたというわけだ。
そう。
この映画、お金かかってないの。
登場人物5名。
撮影は監督の家の中のみ。
監督自身が、自腹撮影費11,000ドルの詳細な内訳も明かしている。
・ビデオカメラ(ソニー FX1)購入費 3,000ドル
・レッドブル購入費 100ドル
・カメラ機材費(テープ、ライト、レンズ、バッテリー、マイク)1,000ドル
・編集用パソコン(Dell)、編集ソフト(ソニー Vegas)4,000ドル
・ケータリング(食事代。スーパーやピザハットのピザ)500ドル
・キャスティングのためのL.A.までの旅費 1,000ドル
・十字架作成用の木 20ドル
・ベビーパウダー(劇中で家に取り憑く何者かの足跡を残すために使用したあれ)3ドル
・こっくりさん(ウィジャ盤。全米ではモノポリーに次ぐ売り上げを誇るボードゲーム)35ドル
・キャストのギャラ 1,500ドル(主演二人のギャラは、それぞれ500ドル)
・警察官の衣装のレンタル費(削除されたシーンで使用)400ドル
合計 11,558ドル
この映画。
製作費、わずか11,000ドル(約100万円)の低予算ながら
全米で社会現象化し1億ドル突破の大ヒットを記録したのだ。
11,000ドルが、1億ドル突破。。
カタカタカタカタ…
チーーン
100万円が90億越え!!
ひえええ~~
ソコ。
そこが一番すごいと思う。
とまあ
友人たちの悪質な嫌がらせから
始まったDVD鑑賞会だったが
まさか、別ラストを見るためと
コメンタリーまで見せられ
一晩で3回も見るはめになるとは思わなかった。。
しかもコメンタリーの副音声はなぜか稲川淳二…笑
淳二さんのおかげですっかり恐怖心も消えた我が家では
友達がUFOキャッチャーでとってくれたウンチくんを
頭にのせてあそぶマッコイの撮影会が始まった。。
いくつだよ。笑
そんな鑑賞会をおっぱじめた者たちは
各々夜更けに帰路につき
自分の寝室に入った途端
映画の恐怖が蘇ったと
口を揃えて言うのだった…
DVDですが。
ホラーが大っ嫌いなわたしを巻き込み
わたしのうちでの宅飲み中にDVD上映会を始めやがった
悪質な友人たちのせいで、見るはめになったのである。
インターネットで検索すれば
簡単なストーリーはだいたい出てくる
*****
平凡な一軒家で幸せに暮らす若いカップル。ミカとケイティ。
しかし毎晩寝付いた後に家の様子がいつもと変わっていることに気づく。
少女の頃から不可思議なことが起き続けているケイティは
その原因は自分にあるのでは?と感じていた。
彼女の恋人であるミカは自分たちの家に起こっている“何か”をはっきりさせるため
生活の一部始終をビデオカメラで撮影することにする。
テープが回り始め、ミカの執着が大きくなっていく一方で
ケイティは不安を募らせていた。
なぜならその“何か”は、ビデオカメラで撮影されることを
嫌がっているような気がしたのだ。
ミカはケイティの忠告には耳を傾けず、自らの家と
自らが愛する女性を守るため、カメラを回し続けることを決断する。
真夜中、2人が眠りについた後、何が起きているのか・・・。
ビデオには衝撃の映像が映っていた。
*****
内容としては
わたしのようなホラー嫌いでも辛うじて大丈夫だった。
怖いは怖いけど
ジワジワくる怖さだったので
途中でやめちゃう感じではなかったです。
結構のめり込みました。
大っ嫌いなのに。
その夜の寝室が死ぬほど怖くて
寝れなかったのは言うまでもありませんが。。
しかし、この映画のすごいところはここではない。とわたしは思う。
この映画の監督、オーレン・ペリ。
彼が本作を撮ることになったきっかけは
06年にサンディエゴの自宅で、奇妙な物音を聞くようになったことだという。
「幽霊がいたとは言わないけど、論理的に説明できないなにかが起こっていたのは確かだ」
そこで彼はこう思いついた。
「じゃあ、ビデオカメラを設置して、そこでなにか恐ろしいことが起こっていたらどうなるだろう?興味深い映画ができるかもしれないって思ったんだ」
ペリは自腹を切り、11,000ドルという製作費でこの映画を撮ることを決意する。
彼はL.A.に飛び、経験が乏しい二人の無名俳優をキャスティングする。
ケイティ役の女性はケイティ・フェザーストーン。
ミカ役のミカ・スロート。
どちらも本名である。
06年の10月、ペリの自宅を使って、たった7日間ですべての撮影が行われた。
脚本はなく、監督の指示に従い、二人の俳優は即興で演技をした。
撮影クルーは1人もおらず、ペリは、ホームビデオ・スタイルのスリラーを作りたかったので、主演俳優にカメラマンを兼任させたというわけだ。
そう。
この映画、お金かかってないの。
登場人物5名。
撮影は監督の家の中のみ。
監督自身が、自腹撮影費11,000ドルの詳細な内訳も明かしている。
・ビデオカメラ(ソニー FX1)購入費 3,000ドル
・レッドブル購入費 100ドル
・カメラ機材費(テープ、ライト、レンズ、バッテリー、マイク)1,000ドル
・編集用パソコン(Dell)、編集ソフト(ソニー Vegas)4,000ドル
・ケータリング(食事代。スーパーやピザハットのピザ)500ドル
・キャスティングのためのL.A.までの旅費 1,000ドル
・十字架作成用の木 20ドル
・ベビーパウダー(劇中で家に取り憑く何者かの足跡を残すために使用したあれ)3ドル
・こっくりさん(ウィジャ盤。全米ではモノポリーに次ぐ売り上げを誇るボードゲーム)35ドル
・キャストのギャラ 1,500ドル(主演二人のギャラは、それぞれ500ドル)
・警察官の衣装のレンタル費(削除されたシーンで使用)400ドル
合計 11,558ドル
この映画。
製作費、わずか11,000ドル(約100万円)の低予算ながら
全米で社会現象化し1億ドル突破の大ヒットを記録したのだ。
11,000ドルが、1億ドル突破。。
カタカタカタカタ…
チーーン
100万円が90億越え!!
ひえええ~~
ソコ。
そこが一番すごいと思う。
とまあ
友人たちの悪質な嫌がらせから
始まったDVD鑑賞会だったが
まさか、別ラストを見るためと
コメンタリーまで見せられ
一晩で3回も見るはめになるとは思わなかった。。
しかもコメンタリーの副音声はなぜか稲川淳二…笑
淳二さんのおかげですっかり恐怖心も消えた我が家では
友達がUFOキャッチャーでとってくれたウンチくんを
頭にのせてあそぶマッコイの撮影会が始まった。。
いくつだよ。笑
そんな鑑賞会をおっぱじめた者たちは
各々夜更けに帰路につき
自分の寝室に入った途端
映画の恐怖が蘇ったと
口を揃えて言うのだった…