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朝日に載る“白人の偉いセンセイ”はインチキばかり
マンハッタンから汽車で2時間、鄙びた海辺にストーニーブルック大がある。
これでもニューヨーク州立大の一つながら歴史も浅く知る人も少ない。
ただ、そこで経済学を教えるノア・スミス先生は少しは知られていて、日本についても度々驚くような警句を発している。
この前は日本の貧富の差が酷い、今や米国の上をいくと分析していた。
この白人准教授は日本にはゴーンとか孫正義とか外人富豪は山といても日本人富豪はせいぜい舛添要一しかいないことを知らない。
その舛添も好きに乗り回していた公用車の代金を請求され、間もなく富豪枠から外れてしまう。
一方の日本の貧乏人は凄い。
まじめに働くより高額の生活保護費が貰え、しかも国籍は問われない。
米国ではオバマケアが難航しているが、日本の貧乏人には掛け金なしでも健康保険はつく。
在日など税金も払っていない外人永住者もただ貰える。
おまけに先進医療国では60歳制限がつく透析などの高額医療も日本では制限なし。
日本の貧乏人は世界一リッチな貧乏人だ。
日本では在日とか老人とか「弱者」が幅を利かせ国費を浪費し、金持ちにたかってともに貧しくなっている。
スミス先生はその実態を知らない。
そんな無知な白人准教授が今度は「白人が植民地を搾取して豊かになり、植民地は貧しいまま残ったという説は大間違いだ」と言い出した。
この稿続く。