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菊池製作所、上場へ 避難区域・飯舘村に主力工場…日経新聞9月22日9面より 

2011年09月22日 23時33分38秒 | 日記
来月、ジャスダックに 300人で操業中

東京電力福島第1原子力発電所の事故で「計画的避難区域」に指定された福島県飯舘村に主要な生産拠点を持つ企業が10月にも、大阪証券取引所のジャスダック市場に新規上場する見通しだ。

金型製造などを手掛ける菊池製作所(東京都八王子市)で、飯舘村の拠点は同村の要望を受けて操業を継続中。震災の被害を乗り越え、念願の上場にこぎ着ける。

大証が近く、上場を承認する見通し。菊池製作所の決算公告によると、2011年4月期は売上高が60億円と前の期比22%増。震災関連で生じた約7700万円の特別損失も吸収し、純利益も3億2000万円で約31%増えた。

菊池製作所は飯舘村内に工場が6ヵ所あり、従業員・パートを含め約300人が勤務している。原発事故で村全域が「計画的避難区域」となったが、最大の就労先である同社が撤退すると、失業増加で村が空洞化するのは必至。村の要望などを受け、政府が例外措置として操業を認めている。

村によると、工場屋内の放射線量は基準値を大幅に下回っている。従業員は原則として自動車で通勤し、工場の出入り口には放射能を除染するためのエアシャワーを設置するなどの対策を施しているという。

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