以下は「モンテーニュとの対話」と題した今日の産経新聞の連載コラムからである。
大丈夫か 酷暑の甲子園
快晴の昼過ぎ、東京メトロ千代田線の湯島駅で降り、不忍池のほとりをまわって上野の山に向かった。
猛暑で汗が噴き出る。
脳みそがゆだってくるようだ。
咲き始めたハスの花なんぞを愛でるどころではない。
必要なのは麦わら帽子と脳みそへの「差し水」だ。
暑い、いや熱い。
まもなく夏の甲子園が始まる。
こんな気候が続けば応援スタンドできっと死者が出るぞ。
高野連と朝日新聞はどんな対策をしようというのか。
さっさと甲子園球場からドーム球場に変更すべきだろう。
同様に2年後の東京五輪のマラソンと競歩。
こちらは選手が死ぬぞ。
選手に懲罰を加えることが目的でないのなら、サロマ湖あたりにコースを移すべきだ…
後略。