すい丸の自由研究

アリを中心として、小学生の自由研究レベルの発見を日々楽しんでる オタク母さんです。
管理人の すい丸 です。

命をいただく

2019-07-31 11:10:36 | 日記
養豚部に骨を埋めよう!と腹を括って数日後の夏休み、長女が嬉々として帰宅した。

『お母さん!ついに肉を食べれるよ!!』と。

肉って、あなたが育てた子よね?
何度も失敗をして 心で泣きながら作業をした あのブーちゃん達よね?


心が痛まないの?

長女が育てた枝豆もトウモロコシも とても美味しかった。

ぅー 葛藤。

養豚部の生徒達は みんな毎日 豚達に愛情たっぷり注いで 汗ダクで育てている。
大切に育てないと 美味しいお肉にはならないから。

そーだよね。そーゆーコトよね。

お肉が購入出来る日、私は保冷剤を持って夕方学校に行った。
朝から保冷剤を持たせても きっと夕方には溶けてしまうだろーし。

コレです!(貰うんじゃ無いのよ、買うのよ)

とっても美しいお肉達。
何だろー、なんか とっても愛おしく思えるのは長女が育てた子だから?
私にとってはだから?

このお肉はちゅのとん Y Y BUーと言うお肉ね。
わいわいぶーって(笑)

中学時代の大事なお友達と、私の実家(爺婆)にもお裾分けしました。

さて、豚肩ローススライスで王道の生姜焼きいきますか!


ジュー!

このお肉 スゴイ!
脂身の溶ける速さがものすごく早い!
そして全く臭く無い。
ブログの記事にする為に 長女に特徴を聞いたら

即送ってきた


さぁ!出来上がり


長女が育てた豚肉。
初任給で ごちそうされたようだよ。


数日後 『明日 ちょっと早く出るから!』と言うので理由を聞いたら、『55番(母豚←ぼとん と呼ぶ)が出荷されるから』と。
その母豚は 長女が入学してからも一度出産していて、ベテランの母豚だと言っていた。それが最後のお産で この度役目を終え肉になるために出荷されるのだと。
今までもその子が産んだ豚の出荷は沢山あったけど 別にその為に早く行く事は無かったが、今回はその55番だから最後のお別れをしたいと、早めに電車に乗って学校に行った。

しかし、他の作業の時間と重なって 積み出される前には会えず、既にトラックに乗ってる姿を格子越しに遠くから少しだけ見ることが出来たと。

長女は どんな気持ちで見送ったんだろう?

私は想像しただけで泣けてくる。

今朝のニュースで ディープインパクトが 首の骨折が分かり 安楽死処分になったとあった。
沢山の人が悲しんでいるだろうな。

この55番も お産をしなければ 豚舎で生きていく上では無用となるのだろう。でも最後に 食肉となって 役目を終わる。最後まで 人の為に役に立ってるのね。
人の為に生きてるのか?とも思うけど

でも、だからこそ丁寧に大切に育てるんだろうな。

『命をいただく』と言うのは 実に重い。

先日 コメントでマイムさんから紹介して頂いた本を購入した。

メルカリで520円

豚肉 大好き!



ミジンコウキクサに侵入するヤツ

2019-07-30 05:04:45 | メダカ
メダカの餌にと常備しているミジンコウキクサだけど、食べるのはわかってるけど 与えた試しがない。

そんなテキトーな管理をしていたら

水も蒸発して 水面上には 数えられる程のミジンコウキクサになってしまった。


なんか変なモリっとしてる雑巾みたいなのも育ってるし。

捨てることもなく 食べさせることもなく、一体このバケツは何なんだ?って 近所の子たちもたまに聞いてくる(笑)
『ねぇーすい丸さん、このバケツは お墓なの?』と(子供って、ピュアね。笑)

ここまで減ると 急に勿体無くなって ちょっと管理をしてあげると

直ぐに倍 倍‥と増えるからエライ。

お?

あらまー、せっかく増えたウキクサを体にまとって。

助けてあげよう!
でもちょっと 刺しそうだから 石でね

上手上手!

えっ‥

ギャーーーーーー!

コワイからー(*_*)

石のフリしながら 慌てて近くの葉っぱに移した。




このウエスト!!

こんな細くて 胸とお腹を繋いでるのね。
お尻 重たくないのかなー?
ポキってならないのかなー?

ギックリ腰経験者の私は 見てるだけでヒヤヒヤするわ。

でね、結局 またミジンコウキクサはあげてないんだけどね。

発泡を壊すヤツの正体

2019-07-29 11:16:06 | ちっちゃい生物
台風が来るというので 連日 夜は

メダカ達にフタをして 大事なフタが飛んでいかないように 厳重にフタを閉めました。

なるべく暗くなってからフタを閉めるので あまり中をよく確認しないので、翌朝開けると



発泡カスか散らばってる


前は 得体の知らない肉食の生き物が居るのか?
または、実はメダカは夜行性で凶暴なのか?

と思って怯えていたが‥最近 わかったの。

コレ


カニーーー

あら、イイ笑顔(╹◡╹)


きっと 昼間水を求めて中に入り 夜中に外に出ようとしたらフタが閉まってて出られず、ホジホジしたんだろーね。

辞めてよー!リンゴの発泡 貴重なんだからさー。

どうやら メダカは食べてないみたいだから 昼間はいるのは許すけど。

この睡蓮鉢の水も 汚いからザーッとやったら

いた

この子はハサミが大きい!

イタイし!

ちょっと逃げて下さいな。


だから イタイしーーーー!

お散歩キライ

2019-07-28 06:56:38 | サクラとさくら
ブリーダー宅にいた頃は、ゲージの中だけで生きていたけど、ボランティアのお宅にいた時に お散歩を体験させてもらった。でも、足の筋力もないしあまりお散歩は得意ではないらしい。

と、言うか 私もお散歩は得意ではない。
子供達の公園デビューも結局しないで、今1人で公園でアリを探す変なオバさんに仕上がってる。

でも、さくらの為なら お散歩デビュー出来るかも!
さくら 歩くよ!

10m位歩いたら

ヤダーー

絶対にヤダ!


ハイ、撤収!



今度は長女が挑戦!

お、いい調子ね。
初めて河原にも繰り出した!

楽しい楽しい!

やっぱりもー動きたくない!


ハイ 撤収!


もう暑いからね。お散歩は秋になったら挑戦するコトにしました。

なので、今では毎日 庭に出る

でも、これも初めてなコトだから いつも遠目に見ていたけど


色んな人が声かけてくれるのね。
可愛い女の子達


サッカー少年


ワンちゃん


みんなが声を掛けてくれるから、今では

網のギリギリで待っている(笑)


きょうの わんこ
に、出られるほどの十八番はないけどね。

長女の養豚部

2019-07-26 07:29:40 | 日記
念願の高校の養豚部に入り 3ヶ月が経ちました。

いやいや、『銀の匙』で読んでいた世界とは知っていたものの、初めて体験するコトは そりゃ〜もぉ 大変だった

朝は早く 夜も遅い。
そしてなんだかわからないままプロジェクトチームにも入って、それがもー長女には想像を超えた世界だったようだ。

そのプロジェクトとは 農業高校の甲子園のような農業クラブ大会に出場するための 県大会→関東大会→全国大会と 勝ち進む為の スゴイやつで、神奈川だったら5校の 色んなプロジェクトチームが 自分達の研究成果を発表するらしく、長女が説明してくれたけどそもそも長女もわかっていない。

それは2、3年生が主にまとめていて 1年生は来年の為に睡魔と戦いながら見て学ぶらしい。

長女は来年 自分がそれをやる事も想像付かない為、難しい内容でピリピリしている先輩の空気に 完全に打ちのめされていたようで、それに部活の豚の世話での失敗(ホースが抜けて水浸しや 餌の配分を間違える)で自分が役立たず過ぎて あーもーダメとなり、6月の半ば頃突如学校からもう養豚部やめるからと夕方私にLINEしてきた。

今、色んな行き違いで部活に遅れて部室に入ろうとしたら、そんな空気では無いらしい。今更理由を言っても 所詮言い訳だし、何やっても上手くいかないしそもそも私には養豚なんて合ってなかったんだ!と。

あらー、そーなるかー。

てかね、先輩たち 今 プロジェクト大詰めで 超忙しくて みそっかすの1年が遅刻しようが 辞めようが そんなの相手にしてる場合じゃない訳よ。


でもね、長女にしてみればガンバッてるコトだからね、まーそーなるだろーな、と思っていたけどね。
中学の時 この養豚部に憧れて遠いけどココを受験したんだしねぇ。そー簡単に諦めるのはなぁーって思うし。

しかーし、近くにいれば 話も出来るけど LINEだし 顔を見て話してないから長女の意思はどんどん固まる一方で、さて困ったぞ。

『そーだ!担任に電話しよう!』
こんな時の為に、PTAに立候補し学校に通ってるのさ!

学校に電話し、今 まさに長女が退部届けを言い出そうとしている事を告げると、先生は『長女さんを職員室前に来させてください』と。
その事を電話で長女に伝えた。

暫く担任と話し 落ち着き その後 顧問の先生も合流して 状況を話す。

色々と 長女のネガティヴ感情が空回りしてるコトを知り、先輩達もそんな事は思ってないと教えてもらい 担任から『君が今一番やらなければならないのは、まず行き違いがあった事をちゃんと謝り、明日からまた普通に部活に参加する事だよ』とアドバイスを納得したようだ。そして担任から電話がきて私は学校まで迎えに行った。(車なら20分)

やっぱり 先生は凄いね。プロだわ。

帰りに『次女には内緒だよ』と、くら寿司で夕食を食べさせて『仕事が出来ないから辞めるんじゃなくて、仕事が出来るようになったら辞めるかどうか考えなね』と伝え、満腹になったら落ち着いた(←食い気)

と、言うか 全部想定内

長女の部活は 部活と言えども 高校では結構有名な養豚部なので、単なる飼育係では無いのね。
命を扱い、その命がお金になる。
バイト代は出ないけど、社会人として働いているようなものなのね。

社会に出たら 先生も親も助けてくれないからね。
こんな経験が部活でできて 長女のような子には むしろラッキーな位よ。

餌の種類や環境の色々な研究をし、それをまとめ 大舞台でプレゼンする。

そらゃ 仕事だもん。分からない事だらけだろうよ。
むしろ何でも知ってる一年が来たら 嫌われるわ。

新人は失敗して当たり前。周りだって 新人になんて期待して無いさ。
それより失敗しても じゃあどうする?って反応を見てるのさ。

そして翌日 部活に行ってきちんと謝り また失敗しながらも部活の作業に戻った。

7月12日に農業クラブ大会があり、長女の養豚部のプロジェクトチームは 2年 3年 両方の部門で優勝をしてきた。


長女は帰ってから 興奮気味で喜びを話してくれた。

次は8月23日の関東大会だそーよ。

で、長女が口ずさんでる歌を聴いて驚いた!

F FJ F FJ 我らの誇り〜

なつぞらじゃないの!!!

コレを関東大会の時にまでに覚えて歌わないと!!だそーよ。
ホントにこの歌はあったんだー!!

長女は必死で覚えているようだ。

ヨシ!とりあえず 第一難関は突破したな。

大丈夫大丈夫!オトナになっても 十分つまづくコトだから。

とりあえず、1個目のハードルは超えたかな。