2007年4月
ヴァントはアシスタントコーチの変更をすることを発表。オリヴァー・フィードラー(39)氏からスヴェン・ヒルシュ(41)氏に交替する。
スヴェン・ヒルシュ氏とは3年契約で、年棒5800万円で契約。ドイツ国内では名前が知られているMF指導が得意なコーチだ。
一方、売店では、クラブ公式旗とロゴ入りボールの販売を終了。新たにサポート旗(小)とTシャツAをそれぞれ3000個販売することにした。
【資本金】 14億9176万833円
選手レベルについては、セバスティアン・フライスがクラブ5人目の世界十分レベルに到達。発表しなかったが4人目は途中から右サイドバックのレギュラーになったマルティン・ベックである。
ウンターハヒンク戦は1点を先制され、後半は何度も攻めたが、フライス、カイザー共に4本シュートを放って決めることが出来なかった。
ドイツ2部リーグ第31節
ウンターハヒンク 1-0 マンシャフト
(得点) 11分 ダーリントン・オモディアグベ(ウンターハヒンク)
シュート10本放って1点も取れず、リーグ後半戦初の黒星。次に対戦するボーフムとの勝ち点差が3となり、首位攻防戦となる。
ヴァント「普段、優勝争いをしてこなかった選手が殆どなだけに、リーグも終盤に近付くにつれ、選手たちが優勝を意識しすぎて硬くなってる。ボーフムとの試合は得失点差から負けられない。2部でここまでやれるとは思わなかったから、みんな凄いと思うけど・・・ここまで来たら優勝したい」
【基本情報】 来場者数 12051人
そして、1週間後の首位攻防戦がホームで開幕。勝てば優勝に大きく近付くが、負ければ首位から陥落が待っている一戦。マンシャフトのロッカールームではミーティングが行われていた。
ヴァント「みんなには硬くなるな、と言う方が無理かもしれない。だけど、相手のボーフムは2部で何度も優勝争いをしてきているクラブだ。こういう時の戦いは、相手の方が上なのは誰も否定できない。だから、いつものドイツ人として誇りを持ったサッカーをしよう」
選手はそれぞれに顔を見合わせ、やろうという意思の確認を取り合った。
最初のシュートはフライスが放つも、GKが弾いてゴールならず。カイザーもDF2人に競られながらもシュートを放つが、ボールは枠を捕えず上空へと飛んで行った。37分にはボーフムが左からクロスを上げ、エドゥがシュートを放つも、右サイドバックのベックが足に当て、GKラインケが抑える。前半は0-0で折り返し、勝負は後半へ。
49分、フライスが中央突破からGKと1対1でぶつかり、ボールは宙に浮いてゴールへ。しかし、これがポストに当たり、クリアされる。
フライス「くそっ、もう少しだったのに」
72分にはカイザーのシュートがバーを直撃し、大きく跳ね返ったボールをベーエがシュートするも、これもまたバーに直撃。
「何で、俺たちに運が向かないんだ」
イライラが募ったのか、77分にはカイザーが相手選手を倒してイエローカード。
ヴァント(我慢するんだ。試合を支配しているのは我々の方だ。あと1,2回はチャンスが来る)
ヴァントの言うように、アディショナルタイムにカイザーにボールが渡るが、これはオフサイド。ボーフム相手に攻めていながら、結局1点も取ることができなかった。
ドイツ2部リーグ第32節
マンシャフト 0-0 ボーフム
(警告) 77分 アンドレ・カイザー(マンシャフト)
これで、マンシャフトは3試合連続無得点と決定力不足が出ている。
【基本情報】 チケット料金 2000円
来場者数 8000人
【収入】 チケット収入 1538万
施設収入 364万
【支出】 試合運営費 404万
【合計】 1498万
【資本金】 15億674万833円
ヴァント(勝てなかったのは残念だが、負けなかっただけ良しとしよう)