晴耕雨読 in 神鍋高原

~ものづくり・工場改善の本の紹介を中心に~

一日活れば則一日の儲 二宮尊徳 / 経営の一言

2020年05月31日 | 経営の一言

緊急事態宣言が全国的に解除されましたが、どのように過ごされていますか?
私は早速、京都府と兵庫県の府県境を越えて実家に帰ってきました。



実家に帰ると家の庭に花の名前を知らないのですが紫色の小さな花が多数咲いていました。

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 ブログ 「晴耕雨読 in 神鍋高原」 
   第414回(2020年6月1日(月)配信)・・・・・毎月第1第3月曜日配信予定
 一日活れば則一日の儲 二宮尊徳 / 経営の一言
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毎日参拝している石清水八幡宮の社域内の掲示板に、
5月の言葉としてこんな言葉が載りました。

「一日活れば則一日の儲、一年活れば一年の益なり」



言葉の意味は、「人がそれぞれ天から大切な命を与えられている。有難さを噛みしめ、謙虚な気持ちで一日一日を有意義に生きていこうではないか。」ということだそうです。

ただ、この掲示板を見た5月当時は、緊急事態宣言が出され、全国でコロナ患者が多数発生し、自宅勤務で外出自粛中という大変悲観的な状況でした。しかも、会社の元社長の方がコロナに感染されて亡くなったばかりの時期でした。私には「活れば」が「生れば」と見えてしまい、今日一日を無事生き延びれたこと自体が大変なラッキー(儲け)に思えました。

二宮尊徳翁が生きられた江戸時代後期は、飢饉が多発し、餓死者が多数発生し、一日一日を生き延び年を越すことが大変な時期があったと思われます。

営業自粛をされていたお店は、営業自粛期間も大変だったでしょうが、客足の戻りの遅いと考えられる今後のことを考えると、今後がさらに大変です。そんなお店の方々に、「一日一日を有意義に活動し、今日一日を生き延びるていただきたい。」そのように考えます。

井上直久

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パラグライダーの「玄さん」

2020年05月17日 | 玄さん

多くの県で緊急事態宣言が解除されましたが、
京都府・兵庫県ではまだ解除されないこともあり、
長引く自粛生活で少々「自粛疲れ」気味です。


近くの郵便局にて。この多くの花を見るとほっとします。

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   第413回(2020年5月18日(月)配信)・・・・・毎月第1第3月曜日配信予定
 パラグライダーの「玄さん」
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いつもの「玄さん」の写真ですが、背景の山は、神鍋山です。

神鍋屋三右衛門

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ものづくり・工場改善/農業・・・はじめに

2020年05月03日 | ものづくり・工場改善 農業

日本全国がゴールデンウイークでなくステイウイークとなっていますが、
いかがおすごしですか?
私は、外出できないことを我慢するのでなく、前向きに、いくつかのテーマを決めてまとめて本を読んでいます。

企業の経営者の方も大変ですが、経営のためにすることは次の3つに集約されるのではと思います。
1.短期的な視点では、現金の流出を防ぐ。(もしくは、少しでも現金を稼ぐ。)
2.中期的な視点では、企業の現在の弱みを改善する方法を考え、すぐ着手できるように準備する。
3.長期的な視点では、企業の理念あるべき姿を思い出し、企業の改善案を考える。


(つつじでしょうか、さつきでしょうか。マンションの玄関で。)

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   第412回(2020年5月4日(月)配信)・・・・・毎月第1第3月曜日配信予定
 ものづくり・工場改善/農業・・・はじめに
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2回前に農業の本をご紹介をしましたが、ゴールデンウイーク中の多くの本を読んだので、
農業の本を合わせて三冊ご紹介したいと思います。

書き手の立場が変われば主張されることも変わるので、
農業経済学者の方、旧官僚の方、農業従事者の方を
それぞれ選んでみました。

1.希望の日本農業論/大泉一貫/NHK出版
  (日本の農業は衰退産業と考えられているが、希望はあるといった内容です。)
2.企業の知恵で農業改革に挑む!/山下一仁/ダイヤモンド社
  (農業への企業の参入は障壁が多いのですが、農業に参入し成功している企業について書かれています。
3.誰も農業を知らない/有坪民雄/原書房
  (経営コンサルタント経験後に農業に従事され、上の2名の方とは別の視点で書かれています。)

既に、3.はご紹介をしており、順番が逆になりますが、よろしくお願いします。

井上

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