晴耕雨読 in 神鍋高原

~ものづくり・工場改善の本の紹介を中心に~

四季の花 我が家の九輪草 2014年

2014年06月08日 | 四季の花 我が家の九輪草

第196回記事(2014年6月9日(月)発行)・・・・・毎週月曜日発行予定

今回は、我が家の遺産の「九輪草」の群生の復活の決意表明になります。

 今月の末には群馬県の富岡製糸場の世界遺産への登録が決まるのではないかと期待しています。富岡製糸場は現在は富岡市の所有ですが、16年もの長い間「片倉工業」さんが所有されていました。私は趣味の関係で約30年前から「片倉工業」さんの存在自体はを多少知っていましたが、年間約1億円もの費用を投じて保存をされてきたと新聞報道で知りました。片倉工業さんの売り上げを調べると約500億。この売り上げの中から保存の費用を出すことに、特に取締役会などで、反対意見も出たのではないかと思います。会社は利益を上げて”なんぼ”のものですから。また、繊維産業が廃れていくなかで、その中で保存をされてきたことは敬服の念を抱かざるを得ません。

 話は変わって、我が家にも残しておきたいいくつかのもの(遺産)があります。そのひとつが、家の北側の蔵と農業用水路の間に咲いている「九輪草」の群生です。「九輪草」はサクラソウの一種で、湿度を好むようです。しかし、九輪草は兵庫県の絶滅危惧種に指定されており、現在は減っているようです。かつての様子(2011年、2012年)は、カテゴリーの「四季の花 我が家の九輪草」を見ていただけると分かるのですが、素晴らしい群生でした。

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 ところが今年は全体では一株しか花が咲かない状態で、群生が消滅していました。
残念!!!

20145_2
花が咲いた一株(花は既に萎みかけです)(後ろは池になっています)

20145_3
かつて群生があった場所。何も残っていないと思いながら調べると、

Photo
3株ほど残っていました。でもとっても小さい。というより”ひ弱い”感じ。

 この様子を見て、これからは、これらの株を大きくして再度九輪草の群生になるようにします。そんな決意をしました。

九輪草の群生を復活させるぞ!!

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