2014年3月2日、「南天?」でブログを書いている。(以下URL)
http://blog.goo.ne.jp/scramblepoint/e/9286a09bcc67369114d840898cccbfc4
そして、今回の記事はその続きということになるだろうか。前回の記事掲載から7ヶ月が経った。枝葉を切り詰めたのでどうなるかと思ったが、意外に元気で思いっきり新しい枝葉を伸ばしている。前年もそうだったが、元気よく育ったものの葉っぱばかりで、目立った変化は無かったのだが、今年は様子が違った。幹の中央辺りから様子の異なる枝が出て来たかと思うと、その先に葉ではないものが付いている。最初は随分と小さいものだったが、成長と共に幾分大きくなった。ひょっとして花でも咲くのかと見ていると、ちょうど白い米粒のようなものが付き始めた。これが花なのかと思っていると、今度は白い米粒に更に小さな黄色い花がプチプチと咲き出した。どうやらこれが本当の花であるらしい。白い米粒も花の一部なのかもしれないが、まことに変わった花?である。
黄色いプチプチが咲き終わると、どうやら白い米粒の部分に小さな丸い緑の玉が残った。それが夏の間に少しずつ成長して大きくなった。そして今、朝夕随分と涼しくなり秋めいてきたこの頃、その緑の玉がほんのり色付いて来たところである。
(OLYMPUS XZ-2)
この緑の玉がいずれ真っ赤になるというのは、にわかに信じ難いところだがこの先が実に楽しみである。江戸時代の人々もこんな風に南天を眺め、日々その変化を楽しんでいたのかと思うとなんだか親しみも増すというものだ。