Tokyo Walker

諸事探訪

南天 夏の終わり

2014年09月28日 11時47分20秒 | 旅行

 2014年3月2日、「南天?」でブログを書いている。(以下URL)

http://blog.goo.ne.jp/scramblepoint/e/9286a09bcc67369114d840898cccbfc4

 そして、今回の記事はその続きということになるだろうか。前回の記事掲載から7ヶ月が経った。枝葉を切り詰めたのでどうなるかと思ったが、意外に元気で思いっきり新しい枝葉を伸ばしている。前年もそうだったが、元気よく育ったものの葉っぱばかりで、目立った変化は無かったのだが、今年は様子が違った。幹の中央辺りから様子の異なる枝が出て来たかと思うと、その先に葉ではないものが付いている。最初は随分と小さいものだったが、成長と共に幾分大きくなった。ひょっとして花でも咲くのかと見ていると、ちょうど白い米粒のようなものが付き始めた。これが花なのかと思っていると、今度は白い米粒に更に小さな黄色い花がプチプチと咲き出した。どうやらこれが本当の花であるらしい。白い米粒も花の一部なのかもしれないが、まことに変わった花?である。

 黄色いプチプチが咲き終わると、どうやら白い米粒の部分に小さな丸い緑の玉が残った。それが夏の間に少しずつ成長して大きくなった。そして今、朝夕随分と涼しくなり秋めいてきたこの頃、その緑の玉がほんのり色付いて来たところである。

(OLYMPUS XZ-2)

 この緑の玉がいずれ真っ赤になるというのは、にわかに信じ難いところだがこの先が実に楽しみである。江戸時代の人々もこんな風に南天を眺め、日々その変化を楽しんでいたのかと思うとなんだか親しみも増すというものだ。







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カニ目レンチ

2014年09月08日 22時01分02秒 | カメラ

 一眼レフフィルムカメラについて、多少なりとも手に取ったことのある人なら、カビやチリ、埃の入ったレンズに残念な思いをしたことは少なくないであろう。Netで調べると、レンズを分解して清掃する人が結構いらっしゃる。そのとき必要不可欠とされるのが、この「カニ目レンチ」である。4種類ほどがNetで売られている。レンチの良し悪しは使ってみなければ判らない。か、と言って、片っ端から購入する訳にもいかない。私の場合、最もシンプル且つスマートなこれに決めた。Yahoo auctionで2,300円+送料。

使ってみての感想は「ダメ」の一言。いや、正確にはハンドルは多少の歪み(ネジクレ)はするものの我慢できる。スライド他の止めネジも弱々しいが、これも我慢しよう。しかし、肝心の刃先(ビット)が良くない。角度が有り過ぎてどうしても滑ってしまう。お陰でレンズの環のカニ目が少し欠けてしまった。そうなるのではと思っていたが、「やはり」の一言。もう使う気にもなれず、どうしたものかと思案した。

 そこで思い付いたのが市販の適当な(適した)マイナスドライバーを探して、刃先(ビット)だけを使うという強引な手段である。条件は刃先(ビット)の形と軸の太さ。刃先(ビット)厚さは1.0mm~0.8mmで、出来るだけフラットなもの。軸は5.0mm~4.8mmということで、そんな都合の良いものがあるのかと思いながらもノギス片手にDIYで探してみた。果たして在った。軸φ4.75のVESSEL 6300 5-150 ¥581円の2本を購入。これを先端から50mmで切断し、2本とも刃先(ビット)の片側をC2.5で加工する。切断面を糸面取りして出来上がり。


 早速使ってみたが、スバラシイ!かなり力を入れても滑らない。傷も付かない。カニ目レンチはこうでなくっちゃ。ダメレンチが何とか甦った。レストア趣味でもないが、レンズ修理に必携と言われて買ったものの、危うく捨てる所だった。

本当に「カニ目レンチ」は必要なのか。
 滑ったのは150mmF3.5のレンズ清掃の時、さすがにこれにはカニ目レンチを使う以外に手がなく、最初からどうも嫌な予感がしていたのだが、遂にやってしまった。しかし、80mmF2.8、2本のヘリコイド・グリス交換、レンズ清掃の経験から言うと、実は一度も「カニ目レンチ」を使わなかったのである。勿論、カニ目レンチ無しですべての問題が解決できるという訳ではないが、レンズによっては使わなくて済む方法、手順というものがある。カニ目レンチはキズが付き易く、その意味で破損のリスクも高い。出来れば使わないに越したことはないのである。2本のレンズを分解して初めて知った教訓だった。

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ストラップと金具/M645

2014年09月07日 16時07分45秒 | カメラ

 Mamiya M645には金具付きストラップがどうしても欲しい。特に金具の部分が独特で、必要不可欠である。これが無いと安心して持ち歩けない。で、それと思しきものを1,500円+送料で落札した。(金具A)

(金具A)

ところが、M645にもM645 1000Sにも取り付かない。ほんの僅かだがキツくて勘合しないのである。ロゴが無いところを見ると怪しげな雰囲気もしないでもないが、Mamiya 6とかRBとか別のカメラ用なのかとも思い、少し違った形のものを再度2,400円+送料で落札(金具B)した。今度はしっかり取り付くだろうと思いきや、さにあらず。またもやこれも取り付かないのである。

(金具B)

 こちらはパッド部分がMamiyaのロゴ入りで、用途は不明だが純正であることは確か。しかし、 売り手に質問するも、「実機がないので確認できない」「使用できるとは思いますが、、、」等、明確な回答なく、いったいどれが本物のなのかと悩んでしまった。

 既に購入したストラップ以外に、M645用のものが無いものかと検索してみたが、確かにもう1つ違った形のものがある。商品説明には「マミヤ645純正の金具」と記載されているが本当だろうか。いかにも頑丈そうで、本当は6×6、6×7等「大型カメラ」用なのでは?
(金具C)

 ただ、出品の(金具付き)カメラ本体を写真で見る限り、既に購入した何れかの金具が付いているようなものばかりである。金具付きストラップを入手するためにボディを買うなど、本末転倒、とてもできるものではない。これ、いったいどういうこと?

 仕方なく、この際僅か板厚が薄い金具Bの方を得意のヤスリで削って、勘合するように調整することにした。M645のピン隙間の方が少し狭いようで、金具Bでもこちらには僅かに勘合しない。金具Aはピンの頭が入るだけという状態である。そもそも金具の板厚が1.4mm、カメラのピンの隙間も1.4mmとほぼ同じで、全くクリアランスがない。金具の溝幅を広げて面取りすると、僅かキツいながらもM645に何とか収まってくれた。この加工した金具Bは1000Sの方では楽に勘合する。戻り防止のロックも首振りもOKだ。



 まさか、1台1台合わせ工事なんてことはないと思うが、結局、金具Bは2台の645に共用できるが、金具AはM645 1000S専用ということになってしまった。しかも、もう少し加工する必要があるようだ。見た目は同じように見えるのだが、部品加工上の誤差の範囲にしては大きすぎる。それともこれらはすべて似て非なる用途のもので、M645用の本物は他にあるのだろうか?

しかし、ストラップでこんなことになるとは思いもよらなかったね。

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