Tokyo Walker

諸事探訪

コクーンタワー

2012年10月14日 18時03分20秒 | 旅行

 お天気もそこそこで気分良く小田急線を降りた。相変わらずの新宿だが、西口は何年ぶりか。お上りさんよろしく外に出てみると目の前にドドーンと妙な建物が出現する。アミアミタイツのような、ツクシのようなものが空に向かって聳えている。何だコリャと思う。確かに見たことのない建物だった。Netで調べると、どうやら「Cocoon Tower」と呼ばれているものらしい。「地上50階地下3階、塔屋2階建て」の最新ビルだった。

 施主/学校法人モード学園
 設計・監理/丹下都市建築設計
 施工会社/清水建設
 完成日/2008年10月15日

 Cocoonはツクシではなく、「まゆ」のこと。つまりはシルクの原料だ。シルクは繊維として世界遺産の部類に入るくらい伝統的、古典的なものだが、その価値は今も揺るぐことがない。モードにとっても必要不可欠の素材であることに変わりは無いだろう。学校法人モード学園の学校関連が入居しているようで、およそ1万人の学生が通学するのだと言う。確かにモード関連としてふさわしいイメージのシンボルタワーになっている。

 新宿西口へ出られる方は、是非見上げてみてほしい。そしてそこで、「ほほぅ、これがコクーンタワーか!」と言ってほしい。そんな雰囲気が似合うようなシチュエーションだ。
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神田神保町

2012年10月14日 14時47分20秒 | 旅行

 神田神保町には出版関係の会社が集まっている。学園都市でもあり、古書店街でもある。都心にあっても未だ昭和初期の面影が残る街。数時間の訪問では街の魅力も穴場も判りはしないけれども、秋晴れの1日を過ごしてみた。

 靖国通りの神保町交差点を中心に西へ100m、東へ200mくらいの通りを中心にしたエリアである。駿河台下交差点から西へ(靖国通りの南側の平行道)向かうと、白山通り手前を「すずらん通り」、白山通りを越えて若草ビル前を「さくら通り」という。この辺をそぞろ歩きながら、いろいろな書店を覗いてみるのも悪くない。歴史本、小説、文学、自然科学、専門書、古書、、。店先で足を止め、古書を手に取ったり眺めたり、本好きにはたまらない街に違いない。お昼休みともなれば、サラリーマンやOLがそれぞれのお気に入りの店で食事したり、お茶を飲んだり、午後のひと時をくつろいだり。気を遣わずに普段着で気軽に歩ける街。ファッションやモードには疎いけれども、意外にも国際色豊かな街、エキゾチックな街だった。
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