ハッピーアワー

このストリートのコミュニティー　天候が特にすぐれない限り毎日　ほんとに毎日どこかの庭先で椅子が並べられいてそれぞれが自分の飲み物だけを持ってきて雑談をする

ただ単に雑談するだけなのだがーーーーー

我々すでにここに引っ越してきてから５ヶ月が過ぎた　少しずつ分かってきたことだがこのコミュニティーの人びとは地元の人はいなくオースティンやサンアントニオ　ヒューストンからリタイアを目的に移住してきた人びと　我々もそうであるが　まっ　移民の住人とでも言おうか

想像するには　誰もが”楽しいリタイア”を送りたいという心理があるのだろう　毎日を楽しく暮らしているように見受けられる　
各シーズンのイベント　ハロウィーン　クリスマス　ニューイヤーズイヴ　ニューイヤーと違う家でパーティーが行なわれている　スーパーボールをみんなで見るという集まりも　それも誰も無理してとか見栄を張ってとかでは無く　自然に家を提供し行なわれている

　　楽しく生きるということにはかなりの　”努力”　も必要であることはわかる

それを彼らは実行しているのである　

イベントに参加するのも自由　参加しないのも自由　誰も何もそのことには触れないしーーー


こんなイベントがたくさんあるにも関わらず時として個人的に突然家に誘われてのハッピーアワーもある

昨日も　”３時半から我が家でハッピーアワー”　と向かえのジェリーとメリッサ夫婦に誘われた
たぶん　ドリンクだけでだろうと思いきやテーブルの上には所狭しと食べ物（アペタイザー）が並んでいる　それもまことに色とりどり　きれいなのである

会話もまことに楽しい　よくある会話での人の中傷や世の中の不満的なものは一切ない　中には経済の話も出るがこれまた前向きな会話になる

っとま〜　気がつけば一時間半が過ぎている

偶然であるが我々このコミュニティーに引っ越してきて　”こんなコミュニティー　世の中にあるのだろうか？”　などと考えてしまうーーーーーー


PS：　我々の注意するところは競争になってはいけないと誘われても持っていくものは自分たちの飲み物と　ほんとにおすそ分け程度のもの　昨日はほんの一握りのポテトサラダだけを持っていった
　
もう一つ注意するに決して携帯を持っていかない　写真を撮ることもしないし今までの写真などを見せることもしない　昨日のこの写真はジェリーが撮りそれをテキストしてもらったものである


　











　

俺の人生 まぁ〜 最高かも

今日は暇だから過去を少し振り返りながら記してみる　

過去を振り返る　思い出すということはかなり年とったせいかも　　　そう通りであろう

今年で７０を迎える　とも子と一緒になって３５〜３６年が過ぎる　何のトラブルもなく大きな言い合いも無く我々はいつも笑っている　昨日もそうだったし何年も前もいつも笑っていた　これだけでも良い人生といえるだろう

思えばコネリン　若い頃っと言ってもとも子と知り合ったときにはすでに３４くらいになっていたから若い頃とは言えないが　

食うためには何でもした　キッチンヘルパーからオフィスの掃除　引越し会社の荷物運びまでーーーー

自分で言うのも何だが　コネリン　一生懸命働くということが大嫌いのはずである　いつも心の隅にあるのは　Not hard work, but smart work　という言葉である

これにはバックグラウンドもある　日本の学校を出て就職したのがある商社　当然セールスマンには毎月のノルマというのがあった　そのノルマを月の初めの１０日ほどでこなしそれ以上成績を上げることは給料が同じであればアホらしいと考えていた　まったく出世欲なども無かったような気がする

１０日ほどでノルマをこなしたあとは毎朝出勤したあとは喫茶店や麻雀店やテニスコートで時間を潰していたものだ
上司からはうさんくさい目で見られていたんであろうが気にもしなかった

その後は別の商社に転職　そこではベイシックな給料プラスコミッション　ここは楽しかった　働いた分だけもらえるのである
半年も日本で働いたあとマニラに転勤命令　バンコックなど数カ所のアジアを経験して最終的にはシアトルに派遣　

この商社　今ではもうないが（コネリンがシアトルに来たあと数ヶ月で潰れてしまった）なんとも楽しい会社であった　
社長というのがなんとも太っ腹　社員には　”売るものは何でも良い　買ってきて売り利益を出せ　それだけで良い”　といつも言っていたことを思い出す

それこそ社員の中には焼き鳥屋用のスズメやうずらの鳥を輸入してた御仁もいたし　コネリンはシアトルで脳に埋め込むような圧力計や計測機器を買い日本の工業技術研に商品化し収めていた　そう　買って売り　利益を出せば良いのである

またこの商社　社長の方針で接待費を使うことを進める　いわゆる飲ませろ食わせろ　であった
まっ　こんな楽しい方針であったから最終的に潰れてしまったんですがね　コネリン２０代だったから海外派遣も楽しかった

こんな２０代を過ごしたせいか　真面目に一生懸命働くと言うことが極端に嫌いになったのも事実　それこそ”スマートワーク”

でも　食うためには何でもできるけどね


とも子と知り合って結婚してからは”危機感”を感じた　はたして何の日本でのバックグラウンドも通用しないこのアメリカで生活できるものだろうか　とかーーーーー

とにかく食わなければならない　とも子もまだ留学生であったし働く許可書も無かったしーーーー（結婚後グリーンカードを待つ間にはワーキングパーミットはすぐ下りた）

その後　とも子はレドンドビーチで小さな美容室をオープン　その後はトーレンスにて２軒　イーストコーストに１軒　これが日本のバブルと重なりかなりの盛況　毎月の収入も増えコネリンはそれを住宅に投資　一時は何件も家を保持することになった　ちょうど住宅ブームにこれまた乗ったのである

まっ　昔のことであるから住宅自体は安かったが　ある一つの家などは２年半で購入価格より３倍で売れた記憶もある

その後は住宅投資を控え株式投資に　

でも　いつも我々が話すことの中に　我々はもともと裕福な家族の出でない　裕福になるより毎日がカンファタブルになるような生活を　ということで裕福な生活を拒否　もちろん老後を考えた上であるがバランスを取りながら裕福層みたいな生活を味わった
それこそジャガーに乗りコルベットに乗りレンジローバーなども　コネリン３９歳にしてセスナを購入　数年後にはキャビンクルーザーまで　とーーーーー

まっ　尻切れトンボの文章だが　コネリンの人生　まぁ〜最高　

今ではそんなことはもうできないが若い時に味わった”裕福層の真似事”で思い出と共に老後は今以上に楽しく生きられる



　ほんと何もかもに　ありがとう　なのである　

退屈になりそうな充実？した生活

今年に入ってから少しは”安定生活”をと思い　そのようにファイナンシャルを設定した　なるべくマーケットを見ないように　なるべくニュースを見ないようにと

確かに心の奥底では気持ちが穏やかになったような気もするがもともと　コネリン貧乏性　ゆっくりやまったりなど”性”に合わない　ましてやソファーに座ってテレビなど見る習慣もない　いつも何か”すること”を探している

何も思いつかないときは釣り竿持って釣れない魚釣りに行く（今のシーズン　この地区では毎日がロータイド　ハイタイドでも６インチほどの水かさ　魚はどこかに行ってしまっているようである　今年になってまだ一匹も釣れていない　魚が戻るのはあと数週間ほどであると聞く）

まっ　釣れないとわかっていても出かけるのは水の中を歩くという運動もある　それにロータイドのときには水底の地形もよく分かる

昨日などは向かい風の中　小雨の中　気温も５０度Fのなかでのウェイディング　思わず自分が何しているんだろうと苦笑いものであった

しかしこんなこともできるのも健康であり多少の余裕もあるからであろうとも思う　それにこのような環境に住んでいることにも感謝すべきなのであろう


さて　引っ越してからもうすぐ５ヶ月が過ぎる　家の中も少しの置物が必要だが快適空間である　裏庭のフェンスのペイントもあと少し　
一昨昨日はコーナーにあった花壇を掘り起こしハーブガーデーンに　ポッティングソイルを下地にその上からピートモス　そして種を蒔いた　少しずつたくさんの種類を　これらが何時か一斉に芽が出て来るのが楽しみである　収穫となると初夏であろうからなんとも気の長い話であるがーーーー


　　　　　　　

　




工作としては先日のエンジンスタンドに続き数日前にはロッドホルダーを作ってみた　思い通りの道具もなかったがなんとか使えるものができた


　　




しかし　リタイアっていうのはなんとも”退屈”な人生である　こんなことが言えるのはこれまたわがままなんだろうけどーーー

この最近　できないのはわかっているが　またしてはいけないとわかっているが　脳裏をかすめるのはまた以前のようにウエストコーストでキャビンクルーザーで沖に出ること　

　　　　　　　　　　　　　夢だけにしとこーーーーー

２０１９年は健やかなスタート

２０１９年も相変わらずハウスはデモクラットと大統領トランプ氏との揉め事　ハウスもクローズしたままで特に国境の壁の予算で

チャイナとのタリフのやり取りはようやく先が見えるミーティングが行なわれる予定　それに北朝鮮とも

シリアからの撤兵はすでに行われている

個人的には政治のことはまったく無知であるがコネリンはトランプ大統領のワンマンさが気に入っている　どんな向かい風にも立ち向かう姿　同じ党の仲間であるはずの味方からも中傷されながら公約を貫こうとする姿は誰にでもできることではないだろう　彼はまさしくヒーローである

最後までその意思を貫いて残り２年を頑張って欲しい


コネリンは今年からなるべくマーケットを見ないようにしている　昨年のような病的なマーケットに疲れ気味

２０１８年末に２０１９年からこの先数年の個人的にこれ以上できないだろうと思うポートフォリオを作成　フリーズすることにした　ボンドからの利子もリインベストにしないで毎月受け取ることに　もちろん　マーケットのエマージェンシーの場合は別だがーーーー

そのせいか最近　精神的にも穏やかになりつつあるような気がする


この数日前からは昨年暮れ購入したエンジンのスタンドを作っていた　このスタンド買えば４０〜７０ドルで立派なものが手に入るだろうが時間もあるし家には残り木もある　そこで作ってみた

最初に作ったのはバランスも悪く幅も狭すぎ使い物にならなかった　満足する２台めがようやく昨日完成

またカヤック用であった小さいトレーラーにこのディンギーを乗せるため幅と長さをエクステンド

これでようやく海に出られるようになった　今年の年始めはこんな作業からスタートである




　　

２０１９年の年明け

年が変わることは昨日と何ら変わるはずがないのだが”　何かの期待”　でもって嬉しく思う

２０１８年の後半１０月からはマーケットの異常な動き（下がり）オクトーバーエフェクトであろうと思っていたがそれが１２月末まで続き　２０１８年はこの３ヶ月で年間下率で過去１０年で最悪になった

幸いコネリンは１０月１日にポートフォリオの見直しをし行動をとっていたから最悪の２０％下落ではなかったがそれでも１２月３１日の終値　それにLt St divi.を差し引きしたならば２０１８年は４％のマイナスで済んだ　１５％以上のアップを期待していただけにがっかりもしたが不幸中の幸いってところであろう

今朝のニュースでは２０１８年のことが色んな角度で記されていた　その中の一つに　”Dow　１０００ポイントに達したのは歴史上８回しか無くそのうちの５回が２０１８年であった”　とか

まっ　この１０００ポイントというのはパーセンテージに直せば過去のDow株価と違うから大げさであろうが　とにかく１０００ポイントは大きい

２０１９年も最初から　北朝鮮　チャイナ　ハウスの相変わらずの内輪もめと２０１８年を引きずっている様子　それに　”景気のサイクル”　は確実に忍び寄っているし　どうなることやらって感じ　しかし　”期待”　だけはしたい！！！！



我々の大晦日　８時からカウントダウンのパーティーに誘われていたがこれは辞退　我が家でとも子が作ったピザでサパー　
一応　年越しそばなるものも用意したが食するまでにいつものように寝てしまった（写真はデザートのアップルパイを作っている様子）


　　





目が覚めたのはどこかで打ち上げられている花火の音であった　ちょうど１２時　年の変わるとき　そのまま起床　そして机についた　

そして朝５時　いつものようにとも子を起こし　同時に昨夜から用意しておいたもち米（もち米を水につけておいた）の水をきり餅つき機のスイッチを入れ餅を作った　

またいつものようにロックポートのビーチに出かけ”初詣”　我々はアメリカに住んでいても日本人　少しでも日本の風習に馴染みたい

くもり空であったが垣間に現れた初日の出　なんとも新鮮で美しかったーーーーー


　　　








２０１９年の初食事は昨日作ってあった”年越しそば”でスタート　お神酒はワイン　となんともチャランポランな我々である
しかしこのチャランポランな我々　お互い顔を見合わせ　笑ってしまったところから今年の始まりである

午後は近所のテリー＆ジュディの家でにニューイヤーパーティーに参加　楽しいひと時を過ごしたーーーーーーーーー

振り返れば２０１８年はいろんなことがあったが　その中でも我々はいつも楽しんでいた　これも一重にとも子のお陰だと思う

ありがとう

　　　　　　　　　　　　　　　　　


　　　どなたにとっても２０１９年も穏やかでありますように


　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　２０１９年２日めに思う