EKKEN♂

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大量トラックバックはもういい+

2005-02-23 | Trackback
新宿 渋谷 池袋 風俗情報ブログ フーゾク語 :トラックバックスパムだと?ふざけるなぁ!という記事でトラックバックしまくって叩かれてしまうというお話です。
先日、300回記念でブログ企画を募集。
まだまだ募集中です。みんなの企画お待ってます。
500近いブログに、企画募集のトラックバックを一斉送信させて頂きました。

新宿 渋谷 池袋 風俗情報ブログ フーゾク語 :トラックバックスパムだと?ふざけるなぁ!

 結論から言ってしまうと、叩かれてしまって当然だろう、と。
 よく「トラックバック自由だ、関連性が少しでもあれば、リンクをしなくてもやっていい。自由なトラックバックを認めないのであればトラックバック機能を切れ」という人がいます。
 「トラックバックが自由」というのは僕もそのとおりだとは思う物の、自由だからどんなトラックバックを行っても嫌な思いをされないのか、というと決してそんなわけではありません。
 トラックバックの考え方そのもの(コメント欄に寄せられた「ままま」氏の発言により訂正します)トラックバックに対する考え方が、人によって千差万別です。同じ単語があれば問題なし、という人もいれば、リンクがなければしてはダメ、という人もいます。僕の場合は、限定をするわけではないですが、基本的には「言及したことを通知する機能」と考えています。リンクをしていても言及のないトラックバックは、消すには至らずとも、質の低いトラックバックとして捉えます。
 ましてこの方は、自分の企画の宣伝の為に大量のトラックバックを送っています。これが業者から送られてくる、エロビデオの広告ブログと大差ないということに、気付いていないのでしょう。たとえ個人が運営するブログであっても18禁の内容であれば、ブログサービスの規約上、そうしたブログからのトラックバックを拒否している所もあります(gooブログは規約上、エロブログからのトラックバックは禁じています)。
 トラックバック企画というものは、主催する人も参加する人も、楽しい物です。こうしたトラックバック企画を主催することに対して「コメント乞食、トラバ乞食」などと悪態をつく人もいますが、僕はそうは思いません。自分では「言及を通知する機能」と捉えているトラックバックでも、日記ツールの延長=それまでの「ホームページ+掲示板」としてブログを使っている人にとっては、親しいブログ主との話題の共有になるし、企画が面白ければ、新たな読者をつかむきっかけにもなり、ネット友人を増やすためにブログを使っている人には、有効な手段になると思います。
 しかし、「面白い企画を考えたから、ぜひ参加してね」という類のトラックバックを見知らぬ人に大量に送ることは、単なるスパムと変わりないでしょう。
 普段から交流があって、そうしたトラックバックが許容されている関係であれば問題ないでしょうが、その場合でも、そのことを知らないそのブログの読者には「宣伝ウザー」と思ってしまう物です。
 普段交流の少ない個人ブログからの「300回記念トラックバック企画」などという企画通知のトラックバックは、受信者側にとってはクソ情報なんですよ。そんな物はBlogPeopleの「トラックバックピープル」とかgooブログでいえば「テーマサロン」のようなトラックバックセンターと呼ばれる物にでも送っておけばよいのです。トラックバック企画に積極的に参加したい人は、自分でそういうトラックバックセンターを探す物です。そんなトラックバックを貰ってコメント欄に「TBありがとう!」などという感謝のコメントがつくのは、そのコメント主のブログがトラックバックをほとんど貰ったことのない初心者なのか、あるいはただのイヤミです。
 
 そもそも「新宿 渋谷 池袋 風俗情報ブログ フーゾク語」などという題名のブログでは、内容を読む前から「スパムの匂い」が強く感じられます。トラックバックを発したその記事単体には、何の問題のないものだとしても、ブログの題名から、「不快なトラックバック」という先入観を持ってしまうのは、仕方のないことです。主婦が運営する子育てブログに、「風俗情報」などという題名が冠されたブログへのリンクが貼られる(要するにトラックバックされる)のは、ブログ主のみならず、その主婦ブログの常連にとっても気持ちの良い物ではありません。
例えば、
スキー・スノーボード初心者が何所のゲレンデに行けばいいのかわからない。
そんな時、自分のブログに記事を書きます。
そしてスキー スノボ ブログなどのキーワードでgoogle検索。
google検索結果を見て、見知らぬブログにトラックバックを一斉送信する事により情報収集出来るわけで・・・。

新宿 渋谷 池袋 風俗情報ブログ フーゾク語 :トラックバックスパムだと?ふざけるなぁ!

 ブログ検索などで調べた、同じ単語を使っているブログに対して、大量にトラックバックを送る人のよくある言い分が、「情報の共有制」を重視するためのトラックバックということです。同じ単語を使っているから、関連性があるということらしいです。
 この「むだづかいにっき」ではしつこいくらいに何度も書いていますが、この考え方を全てのブログ主の統一したトラックバック観だったら、どうなると思います?(ここ等を参照)
 トラックバックを送られた人にとって、検索サイトを使えば簡単に、しかももっと有効な情報を知ることが出来るのに、個人が発するクソみたいな情報が書かれたサイトへのリンクを自分のブログに貼られるわけですよ。本当に自分にとって必要な情報なら、自分で検索するはずです。それが出来ないのなら、ネットユーザーとして失格です。
 読み直したら、ここ(取り消し線を施した部分)、誤読していますね。フーゾク語氏の説明は、「自分で調べるのが面倒だから、みんなオラに力を分けてくれ!」という教えてクンの典型じゃないですか!
 スキー・スノボについて書かれたブログを検索で探すことは出来るのに、なぜ、人気のあるスキー場について書かれたサイトを調べることが出来ないのでしょう?
 大量トラックバックを送る言い訳にしては、あまりに稚拙ではないでしょうか。
 大量にトラックバックを送る人の多くは、「トラックバックは自由」な物として「嫌なら消せばいい」と、ハナから「消されることも前提」にしています。その上「嫌ならトラックバック機能使うな」ですよ?
 メールを使っていれば、スパムがくることはしばしばあることですけど、スパムがいやならメール使うな、という話と大して変わらんですよね。あまりに暴論です。
 少なくとも、相手が迷惑だと感じる可能性があることを承知なら、安易にトラックバックを送るな、と僕は思います。
 (批判的な内容のトラックバックを迷惑だ、と感じる人が存在することは承知ですが、何かを主張する記事に対して「批判を認めない」ということを僕は認めません)

自サイト宣伝のために相手サイトに無断でリンクを張らせる機能じゃないです。
ちゃんと調べたらTrackbackの意味乗ってるはずなのに、無茶する人が多くてまずいと思う。

「ままま」氏から寄せられたコメントから抜粋

 コメント欄にあるままま氏の意見には大意で同意する物ですが、上記引用部分についてトラックバックの意味を、僕とは違う風の考えている人に対してフォローします。
 ままま氏のコメントは、僕の記事に対するツッコミそもそも勘違いだと思うんすよがあるものの、内容的には僕のこの記事を支持してくれているものだと解釈しました。(ツッコミに応えるべく、記事の一部を訂正しました)
 トラックバックの定義については、まぁ、最初にその機能を考えた人の定義みたいな物があるという話を聞いた事があるのですが、残念ながら僕には見つけられませんでした。(URLご存知の方がいればお知らせください)
 ただ、元来Trackbackはサイト記事間横断での返信のための規格だったとしても、ブログの急速な普及によって、個々人の「トラックバックに対する考え方」は変わってきているでしょう。
 ままま氏の発言だと「ちゃんと調べていないから」無茶する人が多いということですが、ブログツールの新規ユーザーが「トラックバックってなんじゃろ」と疑問に思ったときに、最初に調べるのは、恐らくそのサービスのトップページに書かれた「トラックバックとは」というものではないでしょうか。
 実はブログサービス提供会社の「トラックバック」に関する説明は、各社によりバラバラだったりします。(むだづかいにっき♂:トラックバックとは?参照)
 gooブログのように「関連する記事を書いた」からトラックバックという書き方では、まず自分の記事があって、それから似た話題を書いているブログを探し出してトラックバックという「トラックバックすることが目的のトラックバック」を許容する物として認識してしまっても仕方がないものだと思います。
 自サイト宣伝のために相手サイトに無断でリンクを張らせる機能じゃないというままま氏のトラックバック観は、僕も全く同意なのですが、トラックバックに関するマナーは、既にいくつものパターンが出来ており(Unforgettable Days: トラックバックから考えるインターネット文化の変化がたいへん参考になると思います)、今後もトラックバックの考え方の違いから起きるトラブルは、耐えることがないものだと思います。
 
 こうした「送信者側に悪意はない(スパムのつもりはない)トラックバック」に対して、宣伝ウザーとなるケースには、送信者に悪意がない、だからスパムじゃないという送信者の主張があるわけですが、たとえ送る側に悪意はなくても、受け取った側が何らかの悪意(単なる宣伝と思うことなど)を感じれば、スパムという認識をされてしまうのです。
 大好きな可愛いあの子に毎日メール、届けこの想い! は、「可愛いあの子」がただ一人であり、最初の1通が受け入れられたのなら、たいした問題とは思いませんが、「可愛いあの子」が実は100人くらいいれば、そして送られ女の子がそのことを知れば、不快に思うでしょうし、受け入れられもしないのに繰り返していれば、送信者に悪意はなくとも、受信者にとっては迷惑というものです。

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12 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (えっけん)
2005-02-23 08:15:56
誤解なきよう言っておきますが、当方、この方からのトラックバックを受けたわけではありませぬ。
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Unknown (ままま)
2005-02-23 08:25:34
>トラックバックの考え方そのものが、人によって千差万別です。



というのがそもそも勘違いだと思うんすよ

Trackbackはサイト記事間横断での返信のための規格として決まってるもんですから。



例えるなら、コメント欄はサイト主の記事へ返信するための機能ですよね?

ここを「俺が友達としりとりする場とします。」と見知らぬ人が乗っ取ってしりとりはじめられたら、そりゃそんな機能じゃねぇ!となりますわな。

Trackbackに対する誤解が蔓延してますが、構図としてはこれに近いですよ。



自サイト宣伝のために相手サイトに無断でリンクを張らせる機能じゃないです。

ちゃんと調べたらTrackbackの意味乗ってるはずなのに、無茶する人が多くてまずいと思う。

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Unknown (しんざき)
2005-02-23 11:18:35
>トラックバックスパムだと?ふざけるなぁ!



うわぁ。なんといいますか、イタイですね。

ついつい向こうのコメント欄に出張したくなってしまう。
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● まままさん (えっけん)
2005-02-23 12:29:43
まままさんのコメントにより、記事の一部を書き換えました。
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●しんざきさん (えっけん)
2005-02-23 12:33:41
イカンです、「イタイ」とか書いちゃ。



って、しんざきさんコメント残してきているじゃないですか。



結果的に松永さんのコメントもあったりして、実は壮大な釣りとかかんぐってしまうのでした。
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Unknown (LSTY)
2005-02-23 13:24:01
 むこうに書こうかとも思ったのですが、コメントする気すら起こらないな、、、

 多くの例に漏れず「同意」以外でのコミュニケーションが図れていない。

 こういうの見ると、暗澹たる気持ちになるのですよ。
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スパムといえども (Ken)
2005-02-23 13:51:43
知り合いのブログには虎が送られているのに、

自分のところにだけ送られないと、

それはそれで、へこむんですよ。
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貴重な御意見ありがとうございます。 (フーゾク語)
2005-02-23 15:00:19
これだけ大きく取り上げて頂き、そしてコメント頂きありがとうございます。



私が反論が多々ある事を承知で書いた記事です。

こちらに掛れているような反論は当然の事と思います。

しかしブログを通じての反論は、よりブログが活性化していくための一助になると考えています。



今後とも厳しい意見お待ちしております。
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トラックバックは自由 (えっけん)
2005-02-23 18:36:02
・・・と主張し、同じ単語を使っているから…という理由でほぼ無差別にトラバを送る人の言い分というのは、そのほとんどが

「トラバは自由!」

「嫌なら消せ!」

「文句を言う奴に限って寂れたブログ」

ですけど、



自由ってのはある程度の制約があってこそ成立する物だと思いませんか。

いやだと思われる可能性があることを知りながら、送りつけるのは、嫌われても良いや、ということですか?

寂れたブログを狙ってトラバしているからではないのですか?



フーゾク語さんは、聞く耳を持たない、という人ではないことが分かってよかったです。





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Unknown (えっけん)
2005-02-23 22:25:50
ちょっとだけ書き足しました。
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