学校の屋上で、朝日の撮影をした。
まだ暗いうちに三脚の用意をして、朝日が昇ってくるのを待ちながら軽食を取る。
「アンパンと牛乳って、刑事の張りこみみたいだな」
「え? そうなの?」
「そうだよ。ドラマとかでそうじゃん」
あいにくドラマを、というかテレビを見ないので分からない……
「なあ……」
慶が、橘先輩が真理子ちゃんと南ちゃんに指導しているのを横目に見ながら、ふいに声をひそめた。
「おれ、昨日の夜……」
「即寝だったね。3分たつ前に寝てたよ」
「なんか寝言とか、言ってた?」
その言葉に笑みが浮かんできてしまう。
慶は昨晩寝ぼけて、おれを抱きしめて「浩介」「ずっと一緒に」と言ってくれたのだ。でもきっとそんなこと言ったと知ったら、ものすごく恥ずかしがるだろうから教えないであげよう。おれだけの秘密だ。
「何も言ってないよ? おれもすぐ寝たから気がつかなかっただけかもしれないけど」
「そっか」
なぜかホッと胸をなでおろした慶。なんだろう……
「なんでそんなこと気にしてるの?」
「いや、別に……」
「何か夢でも見た?」
「ああ、夢な」
慶はニッとすると、
「すっげーいい夢みた」
「へえ。どんな夢?」
「教えなーい」
最後の一欠けのアンパンを口の中に放り込み、慶がカメラに向き直った。おれもその横に並ぶ。
太陽が出るであろうあたりの雲だけが赤く、雲のない空は濃い青。見事なグラデーションに目を奪われる。
「こんな景色初めて見た」
「おれも」
息を飲むほど綺麗だ。そんな景色を慶と一緒に見られることが嬉しい。
しばらくして、雲の合間から眩しい光が差し込んできた。
慶の白い頬に光が写る。
(やっぱり……)
昨晩の、月の光に照らされた慶も綺麗だったけれど、やっぱり慶には太陽が似合う。月はおれの方だ。自らは発光することなく太陽の光で白く光る月。慶が照らしてくれるから、おれは光ることができる……
「慶……」
「何だ?」
三脚にのせたカメラのファインダーをのぞいたままの慶。その耳元に顔をよせ小さくつぶやいた。
「これからも、一緒にいてね?」
一緒にいてほしい。
我慢できずに出てしまった言葉。この美しい景色の前だから出てしまった本音……
しばらくの間の後……
慶はゆっくりとカメラから顔を離して、こちらは見ないままグイッとおれの腕を掴んだ。
「これ見て。この角度。この焦点。よくね?」
「ん?」
言われるまま、慶のセットしたカメラをのぞきこむと、ふっと耳元に慶の気配がした。
「ずっと一緒に、いような?」
「…………」
優しい声。昨日の夜聞いたのと同じ……
振り返ると、恥ずかしそうに慶が笑っていた。おれも笑い返す。
男同士なのに、まるで恋人みたいなやり取りだな、と思って可笑しくなる。
と、そこへ。
「桜井」
「はい?」
呼ばれて振り返ると、パシャリ、とシャッター音がした。橘先輩がカメラを構えて立っている。
え、橘先輩、今、おれのこと撮った……?
橘先輩は、よく慶のことを勝手に撮影していることはあるけれど、おれを撮ったのは初めてだ。
「あの……」
「何かあったのか?」
「え?」
聞き返すと、橘先輩の眼鏡の奥の瞳が鋭く光った。
「一皮剥けた感じがする」
「あ……」
カメラを覗けばその人の内面まで見えてくる、という橘先輩の言葉は嘘じゃないらしい。すごいな。お見通しだ。
「あ……はい。なんか色々」
「そうか。そりゃ良かった」
「え? 何? お前なんかあったの?」
慶がきょとんとして聞いてくる。
あったよ。慶のおかげでね。
という言葉は心の中に押し込めて。
「こんな綺麗な景色みてたら、誰でも一皮剥けるでしょ」
「ああ、なるほどな」
「なんだそりゃ。なんすか、それ」
納得していない様子の慶を置いて、橘先輩が集合をかけた。
「終わった奴から部室戻って、朝飯食べたい奴は食べてくれ。8時から打ち合わせするからそれまでは自由行動」
「はーい」
南ちゃんと真理子ちゃんがはしゃぎながら出て行く。おれ達も戻ろうとしたところで、
「ああ、君らどっちか、8時半になったら打ち合わせ抜けて、鉄道研究部行って、今日の確認してきてくれな」
「あ、はい。じゃ、おれが……」
「待って」
いつものように慶が手を挙げようとするのを、掴んで止める。
「おれが行くよ」
「え」
目を瞠った慶。慶はおれが人前に立ったり、知らない人と話したりするのが苦手なことを知っているので、一緒にやっている体育委員とかでも、いつも渉外担当を請け負ってくれているのだ。
でも、いつまでもそうやって、苦手だからって避けていてはダメだ。
おれは決めたんだ。昨日、月光の下で。慶の温かい腕の中で。おれは変わる、と。
「鉄研、山崎いるし。大丈夫」
正直、山崎とも2人きりになると気まずくて黙ってしまうような関係だけれども、でもいつまでもそんなことを言っていてはダメだ。
「そっか」
慶は軽くうなずくと、ポンポンとおれの腕を叩いてくれた。
「飯食おうぜ? おれあんなアンパンだけじゃ全然足んねえ」
「うん!」
振り返ると、もう赤ではなく、見慣れた色の太陽が照っている。
(おれは、変わる)
空のまぶしい太陽に向かって手を挙げる。選手宣誓のように。
「慶、待って!」
それから、おれの太陽に追いつくために走り出した。
**
鉄道研究部との打ち合わせは滞りなく終わった。
同じクラスの山崎とは、グループで仲が良いだけで、個人的に話すとぎこちなくなるのだけど、今日はわりと大丈夫だった。山崎も好きな電車の話だからか、いつもよりも饒舌で話しやすかったということもある。この調子なら、新学期がはじまっても山崎とは個人的に話したりできる気がする。
鉄道研究部と演劇部の間をいったり来たりしているうちに、すぐに11時半になってしまった。
「弁当届いてるから、部室に運んでくれるか?」
慶は演劇部の女子につかまって何か話しをしているので、橘先輩がおれだけに言ってきた。
指示通り、昇降口で業者から弁当をもらった後、職員室に回り、部室の鍵を……と思ったら、鍵がない。
「閉め忘れた……?」
とりあえず、部室に向かってみる。
中央棟2階は、いつもにも増して、シンッとしている。噂通り何か出そうな薄暗さだ。
(慶が頼まれなくて良かったな)
慶はあんなに男らしいのに、幽霊が怖いらしい。
この階に、首吊りをした男子学生の幽霊がでる、と聞いて相当ビビっていた。
(そういえばあのノート……)
すっかり忘れていたけれど、おれが昨日、部室に一人でいたところに、一冊のノートが突如現れたのだ。もしかしたら、その男子生徒の遺書なのかもしれない。
中には、イジメにあっていたらしい男子生徒の恨みつらみが書き綴られていて……。
『しね みんな しね おれはぜったいにゆるさない』
『友人も失い、将来も失い、親にも失望され、生きる希望がなくなった』
痛いほどわかる感情が漏れ出ているノートだった。おれの内面に共感して現れたのではないかと思った。
でも。
『ずっと、一緒に……』
慶の優しい声におれは立ち止まった。おれは、このノートの人のようにはならない。絶対に、ならない。
今、そのノートはおれのカバンに入れてある。明日、上野先生に相談してみよう……
そう思いながら部室のドアを開け……
「………え?」
異変に気が付いた。棚でできた通路の奥にある写真部のスペースの床に、荷物が下ろされている……
弁当を両手に持ったまま、静かに中に入っていくと……
「………先輩?」
写真部のスチール棚の前に、OBの五十嵐先輩が座りこんでいた。
「あ……、あの、これは……」
五十嵐先輩が焦ったような表情でおれを見上げてくる。大きな瞳がぎょろぎょろと泳いでいる。
『お前、いじめられっ子だっただろ? お前みたいにオドオドした奴、いつでも攻撃対象になるぞ?』
昨日、おれにそう言ってきた五十嵐先輩……
でも今の五十嵐先輩の目は、まさにその『オドオドした』目だ。
「どうしたんですか?」
取りあえず弁当をテーブルの上に置き、振り返る。最下段にあった段ボール箱が全部出されている。………探しもの?
「何か探し物ですか?」
「ああ、ちょっとな……」
言いながら段ボールを戻しはじめたので、おれも手伝う。
なんかモヤモヤする。何だろう………何かを見落としているような……
「他の連中は?」
「まだ体育館です。演劇部の撮影をしてて」
「そっか」
段ボールを戻し終えてから、ふと、思い出す。そうだ。あのノートはこの棚の下に突然現れたんだよな………
『しね みんな しね おれはぜったいにゆるさない』
殴り書かれたあの字……どんなに辛かったのだろう……
『友達は裏切るものだ。信用したら、裏切られたとき、立ち直れなくなる。だから友達は信用しない。人はしょせん孤独な生き物だ』
ノートに書いてあった文章を思い出し……
(……あれ?)
先ほどのモヤモヤがよみがえる。
『親友、なんて言ってたって、人なんて簡単に裏切るぞ? その時、自分の足で立っていなかったら、もう起き上がれない』
昨日の、五十嵐先輩の言葉……
『お前自身が人に頼らず立っていられるようにならないと……』
あれ………?
五十嵐先輩とノートの人、言ってること似てる……?
まさか……
「あの……先輩、何を探してるんですか?」
「ああ、このくらいの大きさの茶封筒なんだけど……」
「茶封筒………」
すうっと血の気が引く。
先輩………それは………
「もしかして……これですか?」
「え」
カバンから茶封筒……あのノートの入った茶封筒を取り出すと、五十嵐先輩の顔色が変わった。
「なんでお前が持ってんだよ!」
「痛っ」
勢いよく突き飛ばされ、封筒を奪われる。
呆気にとられて、床に尻もちをついたまま先輩を見上げた……
次の瞬間。
「てめえ何してんだよっ」
「え?」
ドアの方から突然、怒鳴り声がしたと思ったら、
「えええええ?!」
五十嵐先輩が吹っ飛んだ。大袈裟でなく、本当に、吹っ飛んだ。
「うそっ」
け、慶?! と、飛び蹴り?!
「ちょっと、慶っ」
吹っ飛んで壁に打ち付けられた五十嵐先輩の胸ぐらをつかんで、拳を振り上げた慶の腕を慌てて抑える。
「離せっ」
「待って待って!そんな大袈裟だって!」
「何が大袈裟だっお前どつかれてんだぞっ」
「だから大丈夫だって! もうっ慶っ」
無理矢理五十嵐先輩から引き剥がす。慶からはものすごい怒りのオーラが放出されている。
「本当に、大丈夫だから。落ちついて。ね?」
「落ちついていられるかっ」
ものすごいパワーだ。ものすごい熱量。
慶の怒り。おれのための、怒り。
こんな時なのに、嬉しくなってしまう。おれのためにこんなに怒ってくれるなんて。
でも、とにかく落ちつかせなくてはならない。
「慶、聞いて」
両手を掴んで、おれの方に向かせる。
「別に先輩に悪気があったわけじゃないんだよ。先輩の私物をおれが知らないで持っちゃってて、それで先輩が驚いて……」
「だからって!」
「もう、慶」
笑ってしまう。それから愛しさが募って、ぎゅうっと抱きしめた。
「ありがと、慶。おれのためにそんなに怒ってくれて」
「………」
ぎゅうぎゅうぎゅうっと抱きしめ続けたら、しばらくしてようやく、慶の肩の力が抜けた。
ホッとして、五十嵐先輩を振り返る。先輩は苦笑しながら壁に打ち付けた頭をなでている。
「あの……大丈夫ですか?」
「ああ、タンコブになってるっぽいけど」
「え」
それはマズイ。
「慶、職員室いって氷もらってきてくれる?」
「何言って……っ」
「お願い」
コツンとおでこを合わせると、不承不承という顔を隠しもせず、五十嵐先輩を睨みつけてから、慶が部室から出て言った。
あらためて五十嵐先輩に向きなおり、頭を下げる。
「すみません。今日、保健室開いてないから……」
「いや、大丈夫。っていうか……」
五十嵐先輩がケタケタと笑いだした。
「あいつすげーな。ホントに。あんな綺麗な顔して狂暴すぎだろ」
「ええ。本当に……」
おれも笑ってしまう。
そういえば慶は中学時代、バスケ部の上岡ともよく殴り合いの喧嘩をしたと言っていた。それに、自分を馬鹿にした奴には容赦なく鉄拳制裁をくわえていた、とも……。あの可憐な容姿からは信じられないなあと思っていたけれど、目の前で見てようやく納得した。慶はたぶん、本当に喧嘩強いんだ……。
「悪かったな」
「え」
五十嵐先輩がポツリといった。
「今、どついたこともだけど……、昨日オレが言ったことも、忘れてくれ」
「昨日?」
「友達は裏切るって話。あいつだったら大丈夫そうだな」
「先輩……」
先輩はゆっくり立ち上がると、吹っ飛ばされた衝撃で部屋の隅に飛んでいっていた茶封筒を拾い、こちらを振り返った。
「これ、読んだ?」
「あ……すみません。少しだけ……」
本当は全部読んだけど。なんてことは言わず、先輩の次の言葉を待つ。
「オレさ……高3の時ちょっと友達とトラブって、それから受験も上手くいかなくて、で、その恨みつらみをずっとこのノートに書いてたんだけどさ」
「………」
「去年、浪人して……予備校で新しい友達もできたし、現役の時よりランク上の大学も狙えるようになったし、もうこのノートのこと忘れないとって思ったんだけど、なんか棄てることもできなくて……」
それで、昨年の文化祭の時にこっそり部室に来て、ノートを入れた茶封筒を棚の下に両面テープで張りつけたのだそうだ。
大学受験に成功して、順調な大学生活を送れるようになったら、このノートは処分しよう。それまで気持ちも記憶も高校に残しておこう……と。
「で、合宿やってるっていうから、取りにきたんだけどなくなってるし……」
「すみません……」
おそらくおれが棚の下にホウキを差し入れた時に、封筒に触れて衝撃を与えてしまい、粘着力の弱まっていたテープから封筒が落ちてしまったのだろう。
「ああ、それで先輩やたらと部室に残ってたんですね……」
「まあな」
昨日きたばかりのときも、おれ達が銭湯にいっている間も、五十嵐先輩は部室に残っていた。なるほどな……
「このノートのこと……」
「あ、誰にも言ってません」
「そっか」
安心したように息をつき、再びこちらに頭を下げる先輩。
「悪かったよ。本当に。お前はオレじゃないのにな。つい……な」
「あ、全然全然! そんなことないです!」
手をブンブンふって先輩に頭をあげてもらう。
「おれも、思います。一人で立つ力を持たないとって」
「…………」
でも。
「でも、渋谷君は『いくらでも支えてやる』って言うんです」
「あー……言いそう」
「でしょう?」
顔を見合わせ笑ってしまう。
「でも、おれも、友達を支えられるようになりたいって思えるようになりました。先輩の言葉と……このノートのおかげで」
「……そうか」
ふっと、五十嵐先輩の目元が和らいだ。
「頑張れ」
「はい」
それから、橘先輩たちが戻ってきて、氷の袋を持った慶も戻ってきて(五十嵐先輩が「転んで壁にぶつけた」と誤魔化してくれたので大ごとにならずにすんだ)、昼食の弁当を出したりしている最中に、五十嵐先輩は「バイトがあるから」と氷を頭に当てたままあっさりと帰っていってしまった。
「またな」
軽く手を挙げた後ろ姿に深々と頭をさげる。
次に会えた時には、おれも少しは成長できてるかな……
その後、不機嫌な顔をした慶を何とかなだめて、午後の現像作業を一緒に頑張って………あっという間に、写真部の合宿は終了してしまった。
「おれ、もう一泊したかったなー」
「おれも」
自転車を押しながら、二人で並んで歩く。合宿の荷物の入ったカバンが大きいので、二人乗りは危険と判断して歩くことにしたのだ。
「そういえば幽霊でなかったね」
「お前っせっかく忘れてたのに思いださせるなっ」
「ごめん」
慌てたように言う慶が可愛くて、笑ってしまう。
夕焼け空の下の川べりは、吹く風も心地よい。
「それにしても、慶のあの飛び蹴り!すごかったねえ」
「別にすごかねえよ」
ムッとした慶。
「あんなものは誰でも出来る。教えてやろうか?」
「いやいやいや無理無理無理……」
誰でも、は無理でしょう………あんな身軽にぴゅんって………
言うと、慶は軽く肩をすくめた。
「まあ、別にお前はできなくてもいいだろ。何かあったらおれが守るし」
「…………」
おれより15センチ背が低く、中性的に綺麗で可憐な容姿をしたおれの親友は、外見とは裏腹にそんな頼もしいことを言ってくれる。
「んじゃ、何かあったらお願いします」
「おう。まかせとけ」
嬉しそうに笑う慶はこの上もなく可愛らしい。慶はやっぱりお兄ちゃん気質なのか、頼られたりするのが好きみたいだ。
「でも……おれのことも頼ってね?」
頼りにならないけど、と付け加えると、慶は「それじゃ!」と言ってぴょんと飛び跳ねた。
「休み明け実力テストの勉強つきあってくれ。英語学年首位の桜井先生!」
「あ、うん。わかった」
「毎日な?残りの夏休み、毎日だぞ? 毎日うち来いよ?」
「うん」
やった、と小さく言った慶。はしゃいでぴょんぴょん飛び跳ねている姿はやっぱり可愛い。
月のようなおれを照らしてくれる、太陽みたいな人。
「今日も! これからちょっとだけ遊ぼうぜっ」
「うん」
夕日が映り込んでいる綺麗な瞳に笑いかける。
これからも、ずっと、一緒にいようね?
<完>
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お読みくださりありがとうございました!
もうこの段階で完全に恋でしょ? つか、お前らバカップルか!!
って思うんだけど、やっぱり本人に自覚させないと~~
ということで、次回から、『巡合』編になります。
浩介の恋心自覚+慶の助けを借りないでクラスの一員として頑張る話。
どうぞよろしくお願いいたします!
クリックしてくださった方、本当にありがとうございます!ありがたすぎて何とお礼をいっていいものやら……。今後とも、どうぞよろしくお願いいたします。ご新規の方もどうぞよろしくお願いいたします!
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でも何だか浩介さんが慶さんの気持ちになんとなく近づいてきて、嬉しいです。
本当にはたから見たらバカップルかも。
五十嵐先輩のそんな過去もあって、あんな言葉を言ってたとは、辛い思いをしていたんですね。
でも立ち直れて良かった。
浩介さんが慶さんがいてくれても自分でもちゃんと一人で居られるようにならなきゃと思うところ素敵です。
次の章が楽しみです。また寄せていただきます^_^
そう!もう!バカップルです!
さっさと自覚しなさーいって感じです^^
五十嵐先輩も、浩介のオドオドした感じが昔の自分と重なって、ついつい説教じみたこと言っちゃったみたいで……。
でも、新しい環境で新しい友人もできたし、浪人したとはいえその裏切った友人よりもランク上の大学に行けたわけだし。彼も彼で過去の嫌な思い出から卒業できたはず!
浩介の決断を素敵と言ってくださってありがとうございます!
浩介も男の子だし!ちゃんと一人で立って、支えられるだけじゃなくて支えたい!って思うわけです!!
そんなわけで、次の章、彼、頑張ってます。
引き続き、どうぞよろしくお願いいたします!
コメント本当にありがとうございました!!