シトローエンのお店から「新型C3」の展示車が入荷したとの報を受け、我々取材班はいそいそとそこに出かけた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5a/1c/a601d80ca5aad883609a5459d592d366.jpg)
展示モデルはエクスクルーシブという上級モデル(4AT:税込車両本体価格239万円)だった。
抑制の効いたクロームメッキのあしらい方が上質感を醸し出している。かつてのフランス車は「無塗装で素材そのままを潔く使ったバンパーやプロテクションモール」がむしろ粋に見えたものだが、時代は流れているのだなぁ・・・
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/21/56/7a05bbe48fc2fa71204865f629aa294e.jpg)
インテリアの質感も同様に、デザインや素材の選び方がソフィスティケートされており、感動させられる。かつてはプラスティッキーなインテリアがひとつのフランス車らしさの記号だったのだが、現代のフランス車は、違う。やはりシャネルの国なのだなあと、あらためて思い知らされた。そして旧いクルマ好きの私は、あのプラスティッキーなインテリアの「AX」とか「BX」あたりが、今更ながら妙にいとおしく感じられるのだ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/29/59/aaca90731d9052753814b4cfdd2f99a8.jpg)
ま、それはそれとして、この新型C3の大きなセリングポイントがこの「ゼニス フロントウインドウ」である。正面からみると、妙に額の広い中年男に見えなくもないのだが・・・
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/08/4f/754562c5852da1a4e5d32cf74c213fbc.jpg)
「スライディングサンバイザー」を一番前に出すと、その視界は通常のクルマとほぼ同じだが、
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7c/44/832282585f881f0ae5d191af2ec979c8.jpg)
それを格納した時の視界の広がり感は、圧巻である。
かつて、C4ピカソの「スーパーパノラミックフロントウインドウ」にも私は大いに感銘したのだが、このC3の視界の開放感もそれと同じように素晴らしい。オープンカーとはまた異なる、別次元の開放感が味わえそうだ。この視界を毎日愉しめるというだけで、このクルマを買う価値があるかもしれないとまで思わされてしまう。
これが209万円から買えるとは・・・ミッションは未だ4ATで、カタログ上の燃費も現代のライバル達と比べると劣っているし、試乗さえもしていないのだが、私が買うなら、ゴルフかポロよりもこのC3だと断言してしまおう。このクルマには他のクルマにはないオンリー・ワンの魅力がある。できればMTが選択出来れば、モア・ベターだったのだが・・・
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7b/64/31204fc0271b568556d63f7064f7f50f.jpg)
そして店員さんのご厚意により、なんと「C5 3.0エクスクルーシブ」(6AT:税込車両本体価格494万円)を試乗させてもらえることに。この角度から見ると「4ドアクーペ」のような流麗さだが、全高は1470mmと私のレガシィツーリングワゴン2.0iと同じ数字なので、決して背の低いクルマではない。凹面のリアウインドウに、シトローエンの血統を強く感じる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/47/9d/3b46e4e0ded0b75555d1263e81112d3b.jpg)
いやあ、その走りは、なんとも素晴らしいものだった。V6エンジンの淀みないスムーズな吹け上がり。適切な変速のトランスミッション。そして雲の上を走るかのような浮遊感とフラット感に富んだ「ハイドラクティブⅢ」の脚回り。踏力でコントロールするタイプの、いいタッチのブレーキ。そして独創的なインテリア・・・ああ、全部イイじゃないか!シトローエンの誘惑にがぶり寄りされて、私はタバコをやめて貯金すべきではないかと思い始めている。
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展示モデルはエクスクルーシブという上級モデル(4AT:税込車両本体価格239万円)だった。
抑制の効いたクロームメッキのあしらい方が上質感を醸し出している。かつてのフランス車は「無塗装で素材そのままを潔く使ったバンパーやプロテクションモール」がむしろ粋に見えたものだが、時代は流れているのだなぁ・・・
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/21/56/7a05bbe48fc2fa71204865f629aa294e.jpg)
インテリアの質感も同様に、デザインや素材の選び方がソフィスティケートされており、感動させられる。かつてはプラスティッキーなインテリアがひとつのフランス車らしさの記号だったのだが、現代のフランス車は、違う。やはりシャネルの国なのだなあと、あらためて思い知らされた。そして旧いクルマ好きの私は、あのプラスティッキーなインテリアの「AX」とか「BX」あたりが、今更ながら妙にいとおしく感じられるのだ。
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ま、それはそれとして、この新型C3の大きなセリングポイントがこの「ゼニス フロントウインドウ」である。正面からみると、妙に額の広い中年男に見えなくもないのだが・・・
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/08/4f/754562c5852da1a4e5d32cf74c213fbc.jpg)
「スライディングサンバイザー」を一番前に出すと、その視界は通常のクルマとほぼ同じだが、
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それを格納した時の視界の広がり感は、圧巻である。
かつて、C4ピカソの「スーパーパノラミックフロントウインドウ」にも私は大いに感銘したのだが、このC3の視界の開放感もそれと同じように素晴らしい。オープンカーとはまた異なる、別次元の開放感が味わえそうだ。この視界を毎日愉しめるというだけで、このクルマを買う価値があるかもしれないとまで思わされてしまう。
これが209万円から買えるとは・・・ミッションは未だ4ATで、カタログ上の燃費も現代のライバル達と比べると劣っているし、試乗さえもしていないのだが、私が買うなら、ゴルフかポロよりもこのC3だと断言してしまおう。このクルマには他のクルマにはないオンリー・ワンの魅力がある。できればMTが選択出来れば、モア・ベターだったのだが・・・
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そして店員さんのご厚意により、なんと「C5 3.0エクスクルーシブ」(6AT:税込車両本体価格494万円)を試乗させてもらえることに。この角度から見ると「4ドアクーペ」のような流麗さだが、全高は1470mmと私のレガシィツーリングワゴン2.0iと同じ数字なので、決して背の低いクルマではない。凹面のリアウインドウに、シトローエンの血統を強く感じる。
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いやあ、その走りは、なんとも素晴らしいものだった。V6エンジンの淀みないスムーズな吹け上がり。適切な変速のトランスミッション。そして雲の上を走るかのような浮遊感とフラット感に富んだ「ハイドラクティブⅢ」の脚回り。踏力でコントロールするタイプの、いいタッチのブレーキ。そして独創的なインテリア・・・ああ、全部イイじゃないか!シトローエンの誘惑にがぶり寄りされて、私はタバコをやめて貯金すべきではないかと思い始めている。
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