獅子丸のモノローグ

☆気まぐれ不定期コラム☆

スカイラインクロスオーバー試乗記

2009年08月30日 | CARS&F1

   
 投票を終えた後、我々取材班3名は、例によってクルマ見学のために札幌市内を徘徊した。私が着目していたのは、「スカイラインクロスオーバー」である。
   
 試乗車は、「350GT FOUR Type P」(4WD・7AT:税込車両本体価格499万8千円)だった。
 寸法的には全長4635mm×全幅1800mm×全高1575mmとかなり大きいクルマなのだが、実車を見ると凝縮感のあるスタイリングで、引き締まってカッコ良く見えた。
   
 インテリアの質感は極めて高く、デザインも落ち着いていてイイ感じ。輸入車に遜色のない出来だと思う。
   
 ただし、リヤシートは膝元スペース&ヘッドルームともにミニマムで、かなりタイトな感じ。SUVというよりは、スペシャリティ・カー的な空間である。後席に大人を乗せる機会が多い方は、確認しておいたほうがいいだろう。
 さて、走り出してみる。やや高めのアイポイントなので、大きいクルマの割には取り回しは悪くない。しっとりとしながらもしっかりとしているステアリングフィールは、非常に良好。若干チューンが異なるとはいえ、先日乗ったフェアレディZと同じ3.7LのV6エンジンは、トルク感がありながらもスルスルと回り、非常に快適。トルコンATとの相性がいいのだろう。先日乗ったZは、MTだったからか、非常に無骨なフィールのクルマだった。だがこのスカイラインクロスオーバーは、それとは180度異なり、ジェントルかつスムーズで、素晴らしく思えた。
   
 外観・インテリア・運転フィール・・・このクルマ、どれを取っても素晴らしい!非常に私の印象は良かった。思わず欲しくなってしまうほどだ。
 だがしかし、ほとんど500万円という価格では、ちょっと私の経済力では困難である。この価格帯より安い輸入車にも魅力的なモノがたくさんある。
 なおかつ、元祖クロスオーバーともいえるスバルのアウトバック3.6Rは346万5000円。この2台、比較すると、乗ったフィールはけっこういい勝負。内装の質感はスカイラインクロスオーバーが歴然と上だが、リヤシートの広さやラゲッジスペースはアウトバックの圧勝である。そして価格は、スバルが圧倒的に安い。

 ・・・とはいえ、私は、このスカイラインクロスオーバーというクルマの全体が醸し出すフィールがとても好きなので、2.5Lの買いやすいモデルを用意してくれたらなぁと、切に、願う。

コメント (2)
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