獅子丸のモノローグ

☆気まぐれ不定期コラム☆

ふくの家たなか

2006年02月04日 | グルメ&観光
    
 職場に「ふくふくクラブ」なるものがある。毎月千円ずつ積み立てて、毎年2月に「ふくの家たなか」でフグコースを堪能するのだ。昨日その会合が催された。今年が4回目の開催である。

   
 まずは、イントロとして、煮こごりをいただく。いわばフグ風味のゼリーとでもいうのだろうか。この中には、スライスしたフグの皮が埋め込まれているのだよ。

   
 続いて、「てっさ」(刺身)である。この薄くスライスされた刺身は、ポン酢でいただく。薬味の万能ネギともみじおろしが、プレミアム感をより引き立たせる。この皿の模様は、多人数で食べる時に、公平に食せるように分割されている。これで、無用な争いもなく、ゆっくり「てっさ」を味わえるはずなのだ・・・。てっさの皿の中心部にあるのは「てっぴ」(ふぐ皮の湯引き)である。これがまたコラーゲンたっぷりで旨いんだよねえ。

   
 お次は「唐揚げ」だ。フグの唐揚げの食感は、魚というよりも、なにか鳥に近いようなジューシーな味わいだ。骨にくっついている身の部分が特に美味い。

   
 そして、「てっちり」(鍋)である。これも「てっさ」と同様にポン酢+万能ネギ+もみじおろしで味わう。くずきりに味がよく染みて、これまた最高だ。

   
 仕上げは、てっちりの残り湯を利用した「雑炊」だ。フグのエキスが溶けているこの雑炊を食べていると、えもいわれぬ贅沢感を感じずにはいられない。
 以上が、ふぐコース(7290円)の内容である。
   

    
 そして、オプションとして欠かせないのが「ひれ酒」である。焼いたフグのひれの香ばしさが溶け込んでいるこの酒は、普段日本酒を飲まない私でも、実に美味しくいただける。このひれを持ち帰って、乾かして、少し焼いて、ワンカップなんかに入れてレンジでチンすれば、手軽に自家製ひれ酒が味わえるのだよ。今回も私は、「ひれ持ち帰り用」にビニール袋を持参していたのだが、酔っ払ってテーブルの上に忘れてきてしまった!ああ、口惜しい。これでひれ酒は1年後までおあずけになってしまった。ううっ。

   
 さらに、白子酒がまたクリーミーで甘い味わいがあっていいんだねぇ。これを気に入ったのは私だけだったようだが、ひれ酒に勝るとも劣らない一品だと思う。

      
 そして、「焼き白子」がとてつもなく贅沢な一品だ。一見「雪見だいふく」のようだが、表面には張りがあって、その中身はクリーミーでそこはかとない甘みのある、プレミアムな一品だ。
 そんなこんなで、昨日は一人あたり12000円の予算を相当オーバーしてしまったのでした。はっはっは。家族には悪いが、また来年の2月が楽しみだなあ。
   
 
コメント (2)
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