思索の日記 (クリックで全体が表示されます)

武田康弘の思索の日記です。「恋知」の生を提唱し、実践しています。白樺教育館ホームと共に

21世紀の課題は、キリスト教などの強い一神教を雲散霧消させることです。それが不要な世をつくること。

2023-10-22 | 恋知(哲学)
この一つ前のblogからの続きです。fbコメント欄での対話。


武田 康弘
21世紀の課題は、キリスト教主義を雲散霧消させることです。唯一とか絶対という観念を正当化する強い一神教はほんとうに怖い。人間が人間である以上を求めたら、恐怖の生と国が生じてしまいます。唯一神という底知れぬ狂気

僕も同感です。根っからのおばかさんで幸せですわ。インテリから遠い存在ですから、インテリの仲間入りする気もないし、宗教も大大もうひとつおまけの大嫌いですから、人間の心を持つことが一番だね。神の心なんてこの世界に存在しませんよ。
 
ほんまでんなあ、困ったものですよ!
うん、関西弁(京都弁)は、いい。なんだかホンワリして(笑)
 
武田先生の、植民地帝国主義西欧列強弾劾の情念は、よく理解、共感し、似而非キリスト教・似而非キリスト教会が、その片棒担いだ、というお怒りにも、共感しております。
但し、英・米・スイス・北ドイツは、
 似而非キリスト教の本拠、である事、
キリスト教創設期、発展期、には、 類まれな、知的正直・倫理的正直/勇気、の発露があった、という記録・伝承、ある事、お忘れなく、と申し上げます
真正日本人が、どこかにいて、も、
  似而非日本人が、蔓延る事がある、
似而非キリスト教跋扈して来た、ここ十数世紀、と認めざるを得ないけれど、 その汚濁の中に、
  真正キリスト教徒が、
 一人、 数人、 居たのかも知れない、
        居るのかも知れない、、
真正キリスト教に、最後の打撃を、
    容赦なく振るい続け、
カトリック司祭・修道女・信者を、逮捕、処刑し、
修道院の金杯・土地、奪取、農民の流民化引き起こした、ヘンリー八世・エリザベス一世の事蹟、ご存知の事とは存じますが、、
チューダー朝が始めた、 英国教会は、
   真正キリスト教会では、あり得ず、
18世紀以来、 西欧思想の主流であった、理神論は、真正キリスト教ではない、という基本理解、 大切、と存じます。
日本人は、皆んな悪者、という言いがかり、受け入れるのは、 知的正直に悖る、と、同じ論理、であります。

 
わたしは、「民主主義の美名は、軍事力主義・白人が偉い主義・キリスト教主義を隠すためのもの」と書き、米英を名指しで糾弾しました。(この下のfbで)

彼等はデモクラシ―を掲げますが、それは、ロックの哲学に始まる英国民主主義です。彼は、自身の清教徒(キリスト教原理主義)思想を拠り所にしています。「寛容論」を書き、宗教的寛容の大切さを説きますが、そこから除外されるものとして、カトリックと無神論をあげています。

プロテスタントのさらに純粋なピューリタンにつき、民主主義は、神の意思だとします。英国議会の伝統を民主政の源流としますから、古代アテネのペリクレス発の直接民主制は、等閑に付してしまいます。

イギリスのピューリタン(清教徒)がアメリカにわたりつくった民主政も哲学的には本国イギリスと同じですので、いまだに聖書を置いての大統領宣誓です。

わたしは、英米の個々人にケチをつけているのではなく、民主主義を高々と掲げていても、それはキリスト教原理主義に基づくものであり、世界的普遍性をもつ思想ではないことを言いたいのです。宗教で民主制(政)を基礎づけるのは、とても不味いです。
Yasuhiro Takeda さま、
🎯🍏 御名答に、大感銘 🍎🙏
 
John Aiura さま
ありがとうございます。
 


みなが、恋知する実存者として生きることができますように。
 
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