しんちゃんの徒然なる映画日記

劇場で観た映画の感想を中心に綴っていきます。これからの参考になれば・・・

グエムル-漢江の怪物-

2006年09月03日 01時44分30秒 | 作品名(か行)
第58回「怪物映画として観ればよかった・・・」

今日は韓国映画「グエムル-漢江の怪物-」を鑑賞してきました。すでに映画を鑑賞する前から、各所での傑作の評を聞いてからの鑑賞だったので、ちょっと期待しすぎたような気がします。あの、おすぎさんまでが誉めていた映画だったんですよ。そりゃ期待しまよねぇ。

物語は実際にあったアメリカ軍の劇薬物不法投棄事件を基に、不法投棄された劇薬物によって生まれた怪物「グエムル」が突然現れて、人々を襲い始めるところから物語は始まります。怪物によって愛娘のヒョンソを奪われた家族が、彼女を取り戻す為に奮闘する物語です。お話そのものは、よくある設定ですよね。日本のゴジラも、確か環境破壊(原爆実験?)から生まれたという設定だったと思います。
よくあるプロットを名作「殺人の追憶」を監督したポン・ジュノがどのように料理するかを期待していました。各メディアでは、単なる怪物映画ではなく、家族愛をテーマにしていて見事に描かれているとの話。怪物との戦いも去ることながら、グッとくるような家族愛も見せてくれるものだと勝手に期待してしまっていました。

確かに、怪物の活躍ぶりは見事だし、ストーリーも良く出来ていました。しかし、所々にちょっと深い演出や、結末へ向けての盛り上がりの不足。さらに結末の不満があり、各所での大好評ぶりがなぜなんだろう?と首を傾げてしまいました。

評価のほうは、★★★☆☆ってところでしょうか。ちょっと期待しすぎたせいもあるかも知れませんが、このような点数になりました。もっと単純に怪物映画として観たら、もっと点数は高かったと思います。事前に情報を入れ過ぎて失敗したいい例になってしまいました。

あんまり難しいことを考えずに娯楽作として観れば、楽しめると思います。

グエムル-漢江の怪物-(スマイルBEST) [DVD]
ソン・ガンホ,ピョン・ヒョボン,パク・ヘイル,ペ・ドゥナ,コ・アソン
ハピネット


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