しんちゃんの徒然なる映画日記

劇場で観た映画の感想を中心に綴っていきます。これからの参考になれば・・・

ボーン・アルティメイタム

2007年11月12日 00時08分15秒 | 作品名(は行)
第85回「彼の行く先には何があるのでしょう?」

今週は前回のブログで予告したとおり、「ボーン・アルティメイタム」を観てきました。記憶を無くした殺し屋ジェイソン・ボーンの物語の第3弾です。
今回は結果を先に言わせてください。なんの問題もなく★★★★★です。どうしてこの作品は私をこれほど惹きつけるのでしょう?

この映画を観た後に、家に戻ってきてすぐにやったことがあります。それは前作「ボーン・スプレマシー」をDVDで確認したことです。どうして前日のテレビ放映を観ないで、劇場で観た後になって観たのか?
それは、確認したいことがあったのです。前作のエンディングとなったシーン、FBIビルの向かい側から、パメラのオフィスに電話をするシーン。そこで彼は本名と誕生日を知り、ニューヨークの街中に消えていくというシーン。エンディングとしては個人的にすごく気に入っているシーンでした。
ところがこのシーン、実は今作3の中盤での重要なシーンだったのです。映画館でまるでデジャブを観たような感じになってしまい、「あれ?今のシーンって確か・・・」と考え込んでしまいました。
という事は?冒頭のロシアでのシーンも・・・と考えていくと今作の3と前作の2は、かなりの部分でリンクしていて2本で1つの大きなお話になっていたのです。

そのことがこの作品にますます深みを与えていて、家に帰ってきてから前作のチェックをして、「ああ、こことあそこが、ああいう風に繋がるのね。」とさらに楽しみが増えました。

物語もモスクワ、ローマ、パリ、ニューヨークと世界各地を舞台にテンポの速い展開で、まさに息をもつかせぬ作品でした。アクション映画としても一流ですが、脚本もよくできていて、彼の行く末が気になります。

全ての記憶を取り戻したことで、物語は結末を迎えているのですが、この先どうとでも進めることが出来る作品だけに、安易に続編は作ってほしくないなぁ・・・と思っています。

この先の彼の行く先には、何が待っているのでしょう。

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マット・デイモン,ジュリア・スタイルズ,デヴィット・ストラザーン,スコット・グレン
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バイオハザード3

2007年11月07日 00時19分09秒 | 作品名(は行)
第84回「まだまだ楽しめるみたいですよ・・・」

さて、今週からは立て続けに観たい映画が公開されて、楽しい11月になりそうです。まずは「バイオハザード3」、来週は「ボーン・アルティメイタム」、再来週は「SAW4」とどれも続編なのがちょっと心配ですけどね。
それでもこの作品類は続編が面白いという、数少ないヒット作だと思います。

というわけで、今夜は「バイオハザード3」です。1作目は地下施設という隔絶された空間。2作目はラクーンシティでの市街戦。そして3作目は途方もなく広がった砂漠の世界。とまったく違う舞台でも見事にバイオハザードらしさを醸し出していました。
上映時間は1時間34分と短い時間だったのですが、展開が気持ちいいくらいのテンポで進んでいくし、内容も決して薄い訳ではないので、あっと言う間に終わってしまった感じがします。
1作目で印象に残ったプロットだった、レッドクイーン室前のあのレーザーの廊下がとてもいい感じで使われていたのも良かったし、新キャラクターのクレア・レッドフィールドもゲームのキャラを壊す事なく使われていて嬉しくなりました。
唯一、残念だったのは2作目で登場していたジル・ヴァレンタインが登場していないことです。すごく気に入っていたキャラクターだったので、残念でした。

すいません。とにかく誉めまくっていますが、ちょっと苦言も・・・主人公のアリスをあれほど超人化させなくてもよかったような気がします。T-ウィルスへの免疫力をアリスのDNAが持っているだけの設定でもよかったのでは?

点数はまずは★★★★★ですね。個人的に好きなゾンビ映画としては、すごく楽しめた映画でした。
最近は3部作の映画が多いので、この作品もこれが最後かと思ったら、思いっきり続編への前フリが満載でした。最後の楽園を求めて旅立った彼女達の運命は?アリスとクローンの活躍は?次作の舞台は日本?などなど
どこまで実現するのでしょうか?楽しみです。

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