しんちゃんの徒然なる映画日記

劇場で観た映画の感想を中心に綴っていきます。これからの参考になれば・・・

踊る大捜査線 THE MOVIE3 ヤツらを解放せよ!

2010年07月04日 23時55分30秒 | 作品名(あ行)
第190回「大きな祭りに参加したような気分になっています。」

これほど邦画に対してワクワクしたり、公開日を待ち遠しく思う作品は今夜のシリーズをおいて他にはありません。今夜の作品は「踊る大捜査線 THE MOVIE3 ヤツらを解放せよ!」です。テレビシリーズの頃からファンであるので、今夜のブログも多少のファン目線で書かれていますので、大目に見てください。

物語は湾岸署の新庁舎が完成し、その引っ越しを行なう3日間のお話です。引っ越しの責任者に任命された青島俊作は張り切っていたが、引っ越し作業の混乱に乗じて、次々と事件が発生していく、何も盗まれなかった金庫破り、犠牲者が1人もいないバスジャック、さらには拳銃盗難、しかしそれらの事件がある大きな事件への序章に過ぎなかった。

さて、以前からこのシリーズに対して「犯人側が描かれずに軽く扱われている」という思いを以前から抱いていました。そんな私の思いは先日の「めざましテレビ」の中のインタビューで解決することになりました。それはこのシリーズは犯人側からの目線は描かないことに徹底していたそうです。あの名作刑事ドラマ「太陽にほえろ」とは違うのだからだそうです。その考えに半分納得、半分批判といった感じです。だって罪を犯すのは人間で、その人がなぜその罪を犯したのかは、私にとってはとても重要なことだからです。
そして、今作も犯人側からの目線では一切描かれてはいません。通常のドラマなら回想シーンやドラマを盛り上げる要素として、犯人側からの目線を盛り込むものですが、それらが一切ないのです。それが世の中の多くの人に支持されたから、このシリーズはこれだけ大ヒットしたのでしょうが、私は個人的には、支持できない部分ではあります。

7年ぶりに復活したこのシリーズ。実際の時間と同じく7年の時間が経過しているので、多くの変化があります。青島が係長に昇進。交通課だった篠原夏美が強行犯係になっていたり、なにより嬉しかったのは和久さんの甥っ子である和久くんが登場したこと、そしてその事が決して嫌味がなかった事が良かった。和久さんの存在感みたいなものが随所にあって、ホッとしました。

作品としての点数は★★★☆☆です。正直、キャラクターが増えすぎて、魅力的なキャラクターが多いのに、十分に掘り下げられていない点。それから、健康診断のくだりは笑わせたいのか、泣かせたいのか、よく解からなくなってしまった点などがマイナス点ですかね。あとはお気に入りのキャラクター「木島さん」が期待していたのに一瞬しか登場しなかったのが残念でなりません。
それでもいつもの面々にまたスクリーンで出会えたのは、良かったです。
今は、大きなお祭りが終わったような脱力感に襲われている自分がいます。

踊る大捜査線 THE MOVIE 3 ヤツらを解放せよ! スタンダード・エディション [Blu-ray]
織田裕二,深津絵里,ユースケ・サンタマリア,柳葉敏郎
ポニーキャニオン


【ランキングに参加しています。クリックにご協力を】
人気ブログランキングへ

コメント (1)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« ザ・ウォーカー | トップ | トイ・ストーリー3 »
最新の画像もっと見る

1 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
やっぱり早いですね^^ (あみ)
2010-07-08 01:50:04
さすがはしんちゃん!
見に行くのが早いっ!!^^

今、私の地域では夕方に踊るシリーズを再放送している最中なんです。
何回見ても、やっぱり面白いよねぇ

映画も思ったとおり見たいだね(*^.^*)



返信する

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

作品名(あ行)」カテゴリの最新記事