神原ワールド稽古場日誌

神原ワールドが繰りひろげる劇の世界・公演のお知らせ・稽古場の模様を皆様にお届けします♡

無刀

2022-02-26 21:20:33 | 演劇

 演じるのではない。すでにそこにいるのだ。そんな俳優がいる。

 演技が、演技であって演技でない。俳優が驚く俳優。もしくはその瞬間に出会うと、ぎょっとする。こんなことができるのかこいつは!…と。

                  

 上手いのではない。あたかもずっと前からそこに生きていたかのようにである。信じる信じない以前にそこに存在している、そんな俳優にいつも驚かされる。

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ヒロイン現る

2022-02-22 22:47:00 | 演劇

 たまたまNHKの「カムカムエブリバディ」を観ました。おもろいやん。朝の連ドラなんて久々。出張先の高速のパーキングでラーメン定食を食ってたら、うっかり目にしてしまった。たまにはいいもんだな。それからちょくちょく観ちゃってます。

     こちらもヒロインがいます。↓この方がヒロインです。どんなヒロインになるのか。楽しみです。

            

☆明日は、遅まきながらチラシの撮影をいたします。如何あいなりますことやら。上のカットは彼女(愛澤アン)のTwitterから拝借いたしました。 …物語は結構おどろおどろしいお話です。心してお運びください(^^)/

 

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万物是れ即ち師なり

2022-02-18 23:28:15 | 演劇

 どう演じるかは、周りの生きた人間が見本だ。自分を客観視できればそれも真似られる。テレビも映画も何でもある。見本やモデルなど取り入れる要素はいたる所にある。昔の比ではない。人間社会は便利なものだ。

                 

 そもそも演技の基本は真似ることである。人のいろんな要素を、時には自分自身をも真似る。形は真似やすいが、中身まではおいそれとはいかないけどね。「どうやったらいいかわからない」というのは嘘である。ましてや台本があるならば大丈夫。あとは客観的視点さえあればOK!

                         

 人として生きてきたなら、その人生を基に演じればいい。「演じることは生きること」…我々の基本姿勢だ。ただそれを自由自在にするとなると一朝一夕にはいかない。訓練(稽古)が必要です。声に出してナンボ。動いてナンボ。前へ前へ進むのみ。ほら、人生と一緒やん。

                   

 ブルース・リー先生が「水」を理想としたのも、範馬刃牙が「ゴキブリ」を師匠とあがめたのも、彼らのヒント(真似るもの)はこの世の万物に至っているからなのよ。風に学べますか?猫に学べますか?森羅万象是悉師也。

                             

 ましてや人間なんて何のことはない身近にいっぱいいまっせ。楽勝~♪

 まあ、がんばりまひょ (^^)/      

 

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キネマと共に

2022-02-18 00:18:31 | 演劇

 大毎地下劇場。昔、大阪梅田にあった小さな映画館だ。700円でリバイバル映画が2本観ることができた小劇場。金のない学生時代は大体ここで観た。「サウンドオブミュージック」「明日に向かって撃て」「タクシードライバー」…数え上げたらきりがない。

 この前、映画のパンフレットを数えたら、120冊以上あった。売っても二束三文にしかならないが、きれいに保管してあった。映画は思い出だ。どんな映画も思い出と共にある。映画そのものが体験なのだ、記憶に残らないはずがない。

 映画のお芝居と舞台のお芝居は違う。表現が違うのだ。物理的に条件が違うのだから当たり前か。

 しかし、映画はとても面白く、勉強になる。外国の芝居と日本の芝居。どちらも人間がやるものとして同じものだということが10代でわかった。収穫だった。舞台に立つ前に、映画に芝居の下地を作ってもらえた。必然だったのだ。

 かくして、今も映画は、刺激であり、ノスタルジーであり、エンターテインメントであり、先生でもあるのだよ。

            

 

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キネマと共に

2022-02-18 00:18:31 | 演劇

 大毎地下劇場。昔、大阪梅田にあった小さな映画館だ。700円でリバイバル映画が2本観ることができた小劇場。金のない学生時代は大体ここで観た。「サウンドオブミュージック」「明日に向かって撃て」「タクシードライバー」…数え上げたらきりがない。

 この前、映画のパンフレットを数えたら、120冊以上あった。売っても二束三文にしかならないが、きれいに保管してあった。映画は思い出だ。どんな映画も思い出と共にある。映画そのものが体験なのだ、記憶に残らないはずがない。

 映画のお芝居と舞台のお芝居は違う。表現が違うのだ。物理的に条件が違うのだから当たり前か。

 しかし、映画はとても面白く、勉強になる。外国の芝居と日本の芝居。どちらも人間がやるものとして同じものだということが10代でわかった。収穫だった。舞台に立つ前に、映画に芝居の下地を作ってもらえた。必然だったのだ。

 かくして、今も映画は、刺激であり、ノスタルジーであり、エンターテインメントであり、先生でもあるのだよ。

            

 

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