神原ワールド稽古場日誌

神原ワールドが繰りひろげる劇の世界・公演のお知らせ・稽古場の模様を皆様にお届けします♡

天から君へ

2021-02-27 13:10:52 | 演劇

 卒業式シーズンである。今週から来月にかけて、様々な場所で卒業式が挙行される。在学中を懐かしみ、未来に思いを馳せる人たちを見かける。

                      

 ふと私も振り返って、この四半世紀のいろんなことを思い出した。このたった25年くらいの間に「未曾有」と呼ばれる事件がいくつあったか。

 「阪神淡路大震災」「地下鉄サリン事件」「9・11同時多発テロ」「東日本大震災」「福島原発事故」「新型コロナ禍」・・・。大きな事件だけでもこんなにあったんだと唖然とした。

 私はあとの25年を生きることはありません。今はただ、自分にできることをやるのみであります。芝居をするという天から賜った仕事だけは全うしたいと思います。と言っても、身体が動かなくなったらそれまでなんですがね。

 人は天から必ず何かをもらっています。それが何かわかればよいのですが、なかなか分からないものです。自分の能力や天職に気づけるのも、一種の才能なのかもしれません。

 私は「喜」という字が好きです。「喜」は、人が太鼓をたたいてよろこばせている姿を表しています。喜ばせている対象は「神」です。堅苦しく言えば「奉納」ですね。「神」を喜ばせ、ひいては「人」も喜ばせる。楽しい字です。そういう意味で、三波春夫氏の「お客様は神様です」は二重性があるというのが分かります。

                      三波春夫 氏

 天は必ずあなたに何かを贈ってくれています。それに気づけることも才能なのです。気づけるか気づけないかはそれまでのその人の生き方で決まるのではないでしょうか。歳も経験も関係ありません。すべてはその人の生きざま次第。気づくことができたらラッキー(^^♪、…ぐらい。

 ま、わからなくても生きてゆけます (^^)/ 

 今日は何かスピリチュアルな話になっちゃいました。すみませ~ん(^-^;

 

 

 

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花束みたいな恋とやら

2021-02-24 13:03:54 | 演劇

 兵庫県西宮市にある芸術文化センターであった「波の上のキネマ」を観られなかった私。単に経済状況とタイミングのせいです。しかし、チケット代4500円とは、大衆演劇観て、映画を観て,外食がっつりしてもお釣りの来る価格なのですよ。ま、今回は時間も合わなかったのですが、思い切りはいりますわな。

  観た者が感動したといろいろ話してくれました  …観たかったでしゅ(-_-;)

 

代りというのではないのですが、日曜は稽古の前に映画「花束みたいな恋をした」を鑑賞しました。

       懐かしむように観ておりました  この二人同い年なんですね♡

 とてもしっかりとした恋愛でした。「恋愛あるある」です(身につまされる人続出だろうなぁ)。少なからず私にも心当たりがあったりなかったり…。気張らず叫ばずそれでいて全力の恋愛映画とは恐れ入りました。よかったです(^^♪ 

 この映画のような若手がいてくれると、安心して映画を観られますね。最近、変な芝居する人が減ってきて邦画も楽しくなってきました。嬉しい限りです。

 昨日天皇誕生日は、大衆演劇(浪花劇団)行って参りました。大衆演劇は台本がなく、口立て稽古だというのは皆さんご存知ところです。芸で見せて、盛り上げねばなりません。スカスカの客席を見ても少しもひるまず、客席の障害を持つお客様が芝居とは関係ない所で奇声を発しようが、お構いなしに芝居を全うしている舞台を観て、芸とはかくありたいものだなぁ、と思った次第です。

               帰りの梅地下でがっつり食べちゃいました♡肉丼

 

 

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蒼天航路

2021-02-19 16:36:04 | 演劇

 魏の曹操はよく悪役として描かれる。日本でいうと織田信長のように残忍でキレッキレのキャラクターとして認知されているからかしら。しかし、私はこの曹操を主人公とした漫画「蒼天航路」(作・李學仁 画・王欣太)から「三国志」に入ったので、彼が悪とは思えないのである。というより、この時代の一国の王は皆一様に異常だ。まともじゃない。つまりはいろんな意味でそれぞれ抜きん出ているのである。「三国志」は誰か一国の将にポイントをおいて見た方が理解が早いのではないだろうか(少々偏るかもしれないが)。私の場合は「蒼天航路」とゲームの「三國無双」だった(^^♪

         

 私はこの「蒼天航路」の曹操は好きである。

               こんな終わり方もよいなぁ。

 今日は芝居とは関係ないお話でした。

 

 

 

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炎(ほむら)

2021-02-16 15:57:10 | 演劇

 

 最近、LiSA氏の「炎」を好んでよく聴く。少し前に逝った友人を思い出すのだ。音楽をやっていた。彼はきっと気に入ると思うのだが、どうかな。 https://www.youtube.com/watch?v=4Q9DWZLaY2U  どうだい?

                   

 

 そういえば、先日観た「すばらしき世界」、知った人間はまだ誰も観ておらず、感想も言えんまま寂しい限りです。役所広司、すげぇんだけどなぁ…。梶芽衣子が出ていたのには驚いた。これがまたいい味出しているのさ。女番シリーズや女囚さそりとは全然違う意味でね。ええなぁと思いました(^^♪ 

                   

 

 

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次回公演「残念王国」始動

2021-02-15 16:02:37 | 演劇

 バレンタインデーが稽古日でした。チョコレートが沢山あって、皆さんありがとう。男どもはウハウハです。でも来月14日を忘れずに。

 さて、約3か月ぶりの稽古。この20年近くで初めてではないでしょうか、こんなに稽古しないで過ごしたのは。コロナ禍、非常事態宣言、そして座長の大引っ越し。いろいろあってこんな感じになっちゃったみたいです。でもタイトル「残念王国」ですからね、油断なりません。

 うちは何が大変って、稽古開始時に台本が完成していないことです。このセリフはどんな奴がどんな状況でどう言うのか、すべて手探りで進行します。台本は連載小説のように毎回少しづつあがってきてその都度、各々のプランは修正されます。作家は稽古を見て物語の流れを決めます。しかし、落としどころ(結末)とテーマは最初から作家の中にあるので、全体は全くブレません。苦しむのは役者たち(筆が進まなくなった時の作家も)ばかりでございます。

 私など、初手から結構男前のセリフがあったりして…。困ります(-_-;) 目の前の状況だけで判断していきます。順応性がなければ、頭がおかしくなるでしょうな、ハハハハハ((´∀`))

 というわけで、始まりました。今月はまだ非常事態宣言中なので、毎週日曜日2時間づつしかできませんが、来月はきっと平日もできると信じてがんばります! 4月公演を目指して、やるぞー!オー!!

                   最近仕事で行ったネスタリゾート神戸で買ったハムスター♡

 

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