神原ワールド稽古場日誌

神原ワールドが繰りひろげる劇の世界・公演のお知らせ・稽古場の模様を皆様にお届けします♡

終日稽古

2020-06-29 17:50:47 | 演劇

 昨日は終日稽古でした。朝9時から晩の9時半まで、集中して全員で稽古ができる稀有な一日。ご案内のDM作業なども交え、午前中は抜き稽古。昼も夕方も食事は密を避けて各自でこそっと取り、ご近所に遠慮して声を多少セーブしての稽古。コロナ禍は思わぬ副産物を振り撒いてくれています。

 午後も頭から抜いて丁寧に。夜はスタッフさんも交えて一回通し稽古。しかしながら、結末まであと一歩。まだ結末はわからないのさ、ヒュ~ドロドロドロ~ ♪

     

 今回も楽しく稽古させていただいております。

 台本の進行も関係ありますが、まだ完全には本が離せません。慣れぬ時代掛かった言葉に皆手こずっています。

 怪談話としては、10年前の「流しの下の骨を見ろ!」よりも怪談しています。面白いですよ!

橋の袂の岡場所辺りが舞台です。

 

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間違いました~!すみません!

2020-06-26 13:01:07 | 演劇

 昨夜、お客様からのご指摘で判明。ブログに載せましたチラシのデータが一部違っておりました。申し訳ございません。

 コロナ禍の影響で劇場の席数が大幅に削減され、公演時間の変更が生じました。それなのに、最初のパイロット版のチラシを掲載してしまいました。申し訳ございませんでした。過日のブログに掲載しましたチラシは全て訂正いたしました。2日目19日(日)は12時・16時でございます。

こちらが正解!

お騒がせいたしましたm(__)m

              

 

 

 

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夢幻の如く

2020-06-23 17:50:51 | 演劇

 人生五十年 下天のうちに比ぶれば 夢幻の如くなり ♪

 半世紀を軽く過ぎちゃうともう何でもありになってくる。無茶苦茶ではなく、かといって悟るでもなく。あって、ない…居て、居らず。一本の板の上を只々まっすぐに歩いているかのような、ないような。変な心持ちであったりします。説明できないし、する気もないのですが、大変なのに気にしないみたいな変な感じの人生です。

          

最近、中型バイクの免許を取り、バイクも買いました。59歳のデビューです。

 

 これで稽古に通います。自動車は持っていないので、唯一の私の足です

(^_-)-☆

 お芝居は共同幻想。一人で見るよりも多くの人と見る方が、夢は楽しいやな ♪

 

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稽古は続くよ ♪ どこまでも

2020-06-19 13:11:44 | 演劇

  陽も高くなってきた夏の夕刻、食うために勤しんだ労働から俳優たちが解放され、稽古場にやって来る。今公演のすかんぽ長屋のメンバーは楽しい連中ばかりです。毎日、疲れてはいますが、当たり前のように稽古場に来て稽古します。

 よく皆さん、「好きなことができていいね」とおっしゃる。その通りなのですが、少し引っ掛かる時があります。「だったらあなたも好きなことをやれば?」といいたくなる言葉をぐっと飲みこみます。仕事を終えて、夕方(たまに夜)から22時頃まで稽古する。普通なら、当の昔に家に帰って、風呂入って飯食って屁ぇこいてTV観ている時間です。身体を使うので当然お腹も減ります。しんどくないはずがない。それでもやめようとは思いません。

                       

 好きなだけでできるのは趣味です。いつでもやめられますから。

 我らはそれとは少しばかり違う。お客様を裏切るわけにはいかない。芝居の神さんに顔向けできないことをするわけにはいかない。何より自分を誤魔化せない、嘘はつけない(^_-)-☆

 

 稽古が終われば、腹ごしらえ。何か食わんかったら、しんどうてよう帰られへん(>_<) 

    

☆18日稽古帰りの晩飯メニュー二人分(東三国の「みくに食堂」美味しいよ!)

 

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仕手と受け手

2020-06-18 17:11:41 | 演劇

 殺陣をやっているとわかるのですが、斬る方よりも斬られる方が大変なんです。斬られ方が上手ければ多少のほころびは気になりません。仕手が得意でなくとも、斬りやすい位置やタイミングを計ることができる方がいるのです。殺陣をよく知っている人は斬られ方も心得ていると思います。しかし、それだけでは斬られ上手にはなれないように思います。

 おそらく、上手い方は全体が見えているのではないでしょうか。こうすればこの場は面白くなる。ここはこう動けば見場がよくなるし、仕手が動きやすくなると、何となくわかる人が受けて上手なのでしょう。台本を理解し、空間を感じ取れているのでしょうか。リアクションは大事です。すべてのアクションは作用と反作用によって成立しているのであります。

 

 ですから、怖がらせる仕手以上に、怖がる受け手の芝居が重要になってきます。このバランスがわかっているかどうかが、怪談話を面白くする鍵になると思います。さあていかが相成りますか。

  

 

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