人と自然がともに生きる・・・・・里山(さとやま)
NHKの「生きもの地球紀行」という番組の中で「里山」ということばが
何度も出てきたけれど、里山は今森光彦さんが創られた新しい言葉のようだ。
今森さんは気鋭の写真家である。
今森さんの言葉に「琵琶湖のほとりにひろがる 秀美な棚田
日本人が、心の中にもち続ける
アジアの原風景であり、 これから再生すべき
未来の風景ともいえる。
私たちが失ってはいけないものが、
この中にある」がある。
滋は映像詩「里山」の映画を見た。この映画は農水省と野鳥の会の推薦である。
農水省は久々に???存在価値を示してくれたと思う。
作家の柳田邦男氏は「農業は芸術だ......と、思うときがある」と書いておられる。
滋も・・・・・偉そうであるが、そう思う。農業は日本の未来を作る。
政府や農水省の役割は農業を芸術までに高めていくことである。
里山の前提は「農業」が生き生きとしていることである。
滋は(財)自然農法センターの監事をしている。その財団の理事長さんは
「自然循環型地域社会づくり」の取り組みをされておられる。自然循環型社会・・・
それは「農」をベースとした社会のことである。日本の未来像は・・・・
「農」を芸術までに高めることによって、具体的に描くことができる。
画像は映画「里山」の一場面である。まさに芸術だ。